天文教室
観望会
美保関隕石
Sun‐in星の集い
新天体発見



活動記録(2011年7月〜12月)


2011年12月30日(金) 平成23年度夏期全国星空継続観察の結果

 暫定版が届きました。島根県では6ヶ所、鳥取県では9ヶ所で観察されていることがわかります。正式な報告書は夜空の写真分析結果を追加して後日届くことになっています。
 なお、冬季観察が1/14(土)〜27(金)で実施されます。なかなか晴れない時期ですが、晴れれば澄んだ星空が楽しめるので、ぜひ参加してみたいですね。

安部(八束)



2011年12月24日(土) 米子市児童文化センターで天体望遠鏡の大掃除+金環日食グラスづくり

 午後から米子市児童文化センターに出かけました。毎年恒例の天体望遠鏡の大掃除です。ドーム内の150mm大型望遠鏡に続いて、小型望遠鏡...。順調にきれいになっていきます。
 望遠鏡大掃除の次は来年5月21日の金環日食の際に使う「日食グラス」づくりの準備です。A4の1枚が2800円もする特殊なフィルムをカットするのですから、ついつい真剣モードになります。
大型望遠鏡は昭和57年(1982年)製です。松江市立天文台の望遠鏡の20年後輩になります。この望遠鏡も2インチ接眼鏡が使えるようになりました。 もくもくと作業は続きます。日食グラス100枚ほどの準備ができました。いろいろと勉強させていただきました。

安部(八束)



2011年12月21日(水) 街角スターウォッチング

 夕方から青空が広がりました。少し雲は流れましたが、今回もたくさんのみなさんに「木星」を見ていただきました。ずいぶん高いところに輝くようになったこともあり、気流も落ち着いて、表面の模様やガリレオ衛星もきれいに見えました。
 毎月のように駅前に望遠鏡を出していると、これまでに望遠鏡を見ていただいた方や知人にも出会う機会が多くなってきました。今回もお客さんのほうから声をかけていただきました。とてもうれしいですね。

安部(八束)




2011年12月10日(土) 忘年会+皆既月食

 毎年恒例の大山での忘年会、今年はこの冬初めての雪の中での開催になりました。ときどき小雪の舞う空模様でしたが、晴れ間から皆既月食を見ることができました。今回の皆既月食はあまり赤くなく、透明感が高くて明るい月のように感じました。


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安部(八束)



2011年12月8日(木) 星ゼミ 第1回 〜星検勉強会〜

 この日は星検公式問題集5級、4級、3級を一通り勉強しました。講義形式でなく、参加者が順番に質問を読んでみんなで答えを見つけていく方法になりました。
 次は3級、2級にチャレンジします。今度は難問が多いので少し時間がかかりそうです。参加者各自が予習して、勉強会で質問と答えを確認、そして帰ってから各自で復習ができればと思っています。

 先日の忘年会でも少し話題にしましたが、例えば天文ガイドや星ナビの読み方など、身近なところの勉強会もしてみたいと思います。天文ガイドを1ページ目からどんなことが書いてあるのか、どのように読んでいったら良いのか...星の世界が広がる、そんなきっかけになる勉強会ができたらいいなと思っています。

 なお、第1回勉強会は、白潟公民館で4名の参加でした。

12月12日 安部(八束)



2011年12月7日(水) 12月例会

2030-2200 松江市市民活動センター
飯塚・家嶋・(新会員)奥野・金津(+恵さん)・桑原・佐藤・野波・安部 9名参加

撮影:家嶋(安来)

■報告
(会全体)

11/ 9(水)街角スターウォッチング
・4名参加(桑原、佐藤、野波、安部)
11/ 9(水)11月例会
・6名参加(家嶋・金津・桑原・佐藤・野波・安部)
(金津)
・流星電波観測を続けています。全国の観測データから新たに6月かにι流星群が見つかりました。
・デジカメで撮影した変光星の光度データの精度を検証しています。スペクトル型や天体の光度に大きく影響を受けて、なかなか良い精度がでません。
(奥野)
・30年ぶりの復活です。カノープスを追っかけています。松江周辺でもいろんな場所で見えます。
(飯塚)
・ケイタイのアプリで星を見ています。いろんなアプリがありますよ。
(佐藤)
・11月は2回星を見に出かけました。11/26(土)は良かったです。
(家嶋)
・最近は家でなく、山佐ダムに出かけています。2回行きました。写真撮影が主な目的です。
(野波)
・星の勉強をしています。
(桑原)
・近場で1回星を見ました。
(安部)
・SE150Nを買いました。安いけど見え味はなかなかのもの。11/27(日)山佐ダムで家嶋さん野波さんといっしょにファーストライトしました。

■議題・話題
(当面の計画)

12/10(土)忘年会(大山日光天体観測所)

12/21(水)街角スターウォッチング
      ・1830-1930 JR松江駅前広場
12/24(土)天体望遠鏡の大掃除
      ・1300- 米子市児童文化センター
1/11(水)松江市立天文台〜1月の天文教室〜
      ・1830-1930受付 1900-2000天文教室
      1月例会
      ・1月の天文教室終了後に開催
1/28(土)星仲間の集い(〜29(日))
      ・近隣の天文施設も見学に行きます。
(議題・話題提供)
@新MLの移行(金津)
・ほぼ全員の移行ができました。
※関連して、会員の資格や活動が議論になり、引き続き議論することになりました。
A星や宇宙をもっと知りたい人のためのメモ(安部)
・星があまり見えないこの時期におすすめの勉強方法を紹介しました。
〈検定・試験〉
星検(星空宇宙天文検定)、天文宇宙検定、星空案内人(星のソムリエ)、宇宙教育リーダー
〈放送・通信〉
NHK高校講座「地学」、放送大学(教養学部)
※放送大学はスティックビルに島根学習センターがあり、すべての教材がそろっています。これは松江ならではの施設です。また、検定・試験ではありませんが、藤井旭さんの「天文検定」はズバリすすめです。

安部(八束)



2011年12月7日(水) 松江市立天文台〜12月の天文教室〜

 山陰の冬のお天気はいたずら者です。完全に雨模様と思うような夜空でも、突然にきれいな星が見えてくることがあります。今夜は、そんな夜空でした。
 今夜もそんな不安定な星空でしたが、16名の熱心な天文ファンが月と木星を楽しむことができました。雲が多くて、なかなか満足行く天文教室にはならなかったかも知れませんが、星図の見方や週末の皆既月食の勉強もできました。松江市報、市ホームページ、マーブルの音声告知放送による案内により、毎月1回の天文教室が定着しつつあるのを実感しました。

※12月7日といえば、会員の金津さんが1993年にカシオペア座新星1993を発見された日です。そして、確認ができた1993年12月11日(土)の夜は、今夜と同じようにわずかな雲の切れ間から新星を撮影できた、そんな夜空でした。

安部(八束)



2011年11月9日(水) 11月例会

2000-2140 白潟公民館
家嶋・金津・桑原・佐藤・野波・安部 6名参加


■報告
10/19(水)松江市立天文台〜11月の天文教室〜
・12名参加(家嶋・池口・小川・桑原・金津ファミリー・佐藤・長繁ファミリー・野波・安部)
10/19(水)10月例会
・8名参加(家嶋・小川・金津ファミリー・桑原・佐藤・野波・安部)
10/22(土)やすぎ子ども探検隊「星空観察会」(山佐ダム)
・悪天候のため23(日)に順延。23(日)も悪天候のため中止。
11/ 2(水)松江市立天文台〜11月の天文教室〜
・7名参加(足立ファミリー・家嶋・桑原・佐藤・野波・安部)
11/ 9(水)街角スターウォッチング
・4名参加(桑原・佐藤・野波・安部)

■議題・話題
1.活動計画
@当面の計画
12/ 7(水)松江市立天文台〜12月の天文教室〜
・1830-1930受付 1900-2000天文教室
12/ 7(水)12月例会
・天文教室終了後
12/10(土)忘年会(大山日光天体観測所)
・詳細は後日連絡
A天文教室の運営について
※11/ 2(水)天文教室を反省し、今後の天文教室の運営の参考にしました。
・資料は見るポイントが確認できて良い。
・終了間際になって木星が見えてきた。最後まで話題が提供できるように準備していたら、みなさんに木星を見ていただけたかもしれない。仮に曇ったとしても、最後まで話題ができる工夫が必要。記憶に残るように天文教室にしたい。
・天文台内にホワイトボードを置いて、実際に見ているものの解説をしてはどうか。
・今日の見どころを天文台に上がる前に説明できたら良い。
B次回の街角スターウォッチング
・12/ 7(水)12月例会で決定

2.話題提供
@超新星ハンター板垣公一さん「超新星発見の秘訣」の紹介
・11/8(火)コズミックフロントに登場。
・2008年講演(西はりま天文台)で氏が語った「秘訣」を紹介。
A小学校4年生理科での「星」のお勉強
・「夏の星」「月や星の動き」「冬の星」
・今後の天文教室の運営に参考。
B木星の大赤斑を見たい
・体系Tと体系U。今シーズンの大赤斑は体系U=170度付近にいる。
CJAXA宇宙教育指導者セミナー修了証が届きました(3名)
・宇宙教育リーダーとして登録(有効期間3年間)。各種助成制度あり。
D松江市立天文台、来年は設立50周年(1962年設立)
・「公開天文台白書2006」などの資料を調べると「日本でもっとも歴史ある公開天文台」らしい。
・星の会としても記念企画をしてみたい。これからアイデア募集。
Eメーリング・リストの更新
・現在利用しているシステムが来年休止することから、新しいMLに移行の準備をします。

※野波さんには、今回も手作りのケーキをいただきました。おいしかったです。

安部(八束)



2011年11月9日(水) 街角スターウォッチング

 完全に曇るかなと思っていましたが、雲間から月と木星がきれいに見えました。月と木星がすぐ隣だったので見やすかったです。今回もたくさんの方(100名くらい)に見ていただきました。初めて天体望遠鏡で星を見たという方も多かったです。

 お客さんから「月まで歩いたら、どのくらいかかるの?」、そんな質問をいただきました。月までの距離を38万5000kmとして、ちょっと計算してみました。
●ウォーキング(6km/時)では、7年4か月かかります。ちょっと時間がかかり過ぎですね。
●新幹線(300km/時)では、53日です。これなら行ってもいいかも?

 2007年秋にはじめたこの街角スターウォッチングも5回目の秋を迎えました。これからも、たくさんの方に手軽に星を見ていただく機会を広げていきたいなと思っています。

 ※お手伝いいただける方、募集中!

 星の会からは桑原・佐藤・野波・安部の4名が参加しました。

安部(八束)

★★★


 昨日(9日)参加して頂いた皆さん、ありがとうございました。
 とても見えないだろうと思っていましたが、月や木星を隠す雲がすこしだけ薄くなって、何とか観ることができました。
 市役所の天文教室と違い、星に興味のある人ではありませんが、やはり見えると喜ぶ人は沢山います。
 このようなふれあいも大事にしたいと思います。

佐藤(西川津)

★★★


 前日よりも雲が多く、観て頂けることが出来るのかしらと心配しておりましたが、少し雲がかかった月、雲が切れて輝いている月、木星、ガリレオ衛星を観て頂くことが出来ました。
 天文教室ですと見に来ましたという方々ですからそれなりに準備も必要になりスタッフは大変ですが、街角スターウォツチングは、気軽にほろ酔いの方でも楽しめる、とても良い企画ですね。
 望遠鏡をお持ちの会員の方々、是非持ち寄って夜空を見上げるのが好きな方々と楽しい時間を過ごしましょう。ちなみに私は持っておりませんので覗かせて下さいね。

野波(東本町)



2011年11月2日(水) 松江市立天文台〜11月の天文教室〜

  11月の星空(解説)

佐藤(西川津)

★★★


 今夜は夕方より雲がどんどん広がり、だめかなーと思いながら参加。到着するとすでに10数名の方が望遠鏡の取り扱いの説明を受けていました。
 ドームも開けられ15cm屈折が月に向かってスタンバイしています。(写真)
 ドームや望遠鏡の説明と、夏の星座の復習と秋の主な星座の説明をして晴れ間を待つ。 
 最初に天文台に来られた方が帰られたあと、なんと木星が雲の間に顔を出してくれました。19:50から20分位でした。木星の衛星は3個確認できました。もう少し足止めしていれば・・反省
 今夜の参加者は37名、松江星の会7名(佐藤、安部、足立(息子さん)、野波、桑原、家嶋)

家嶋(安来)

★★★


 昼間から曇り空。星を見るには少し厳しいかなと思っていたのですが、多くの熱心な天文ファンが参加されました。市広報を見てこられた方が多かったようです。毎月定例で開催しますので、たくさんの方が星を見に来ていただきたいですね。この天文台は1962年生まれで、来年は満50歳になります。ますますみなさんに親しまれる天文台にしていきたいです。

安部(八束)

★★★


 今夜は、月のクレーターや木星、衛星が雲空の中で時折見え隠れしていましたね。
 「見える見えるっ」と望遠鏡を覗きこみ、数分後に隠れたりすることで、見えた喜びとラッキーさを感じる瞬間がありました。

 「キレイに見えなかった」と思って下さった方には、是非次回!「見えたっ!!!」と言っていただけたらいいな?と思って家路に着きました。

 毎月行われる天文教室で少しずつ星座や星を覚え、星空の地図を手にしたいです。
 一緒に見ませんか?(初心者のわたしと・・・。)

新入会員のくわばらです☆


★★★


 雲が多くて星は無理かなという思いで市役所に行きました。ところが、ひそかな期待を抱いて来られたお客様が三十人以上。広報は凄い。観たいというお客様の思いも凄い。
 安部さんの、来年、松江市役所の天文台は五十年を迎えますとの説明から始まり、皆がいっせいに驚きの声。望遠鏡の説明、星座の説明、流れが良かったですね。
 最後には、諦めていた木星が観れてほっとしました。 皆様お疲れ様でした。                     

野波(東本町)


★★★


 松江市役所天文教室に参加の皆様、お疲れさまです。
 もう少し早く天気が回復すると思っていたので、少々ヤキモキしましたが、最後に木星をお見せすることができて良かったです。
 次回はもっと晴れて、沢山の天体を見て、興味を持つ方がふえますように。

 話は変わりますが、11月4・5・7日あたりISS(国際宇宙ステーション)の見頃が続きます。夕方なので、お知り合いの方を誘ってご覧になってはいかがでしょう。
 JAXAのHPで詳細を確認できます。
  ↓
 http://kibo.tksc.jaxa.jp/

佐藤(西川津)


★★★


 昨日(11月2日)は朝から曇りで何も見えないだろうと思いながら松江に向かいましたが、予想外に来場者も多く途中から雲の切れ間から木星を見ることが出来て良かったです。今回も子供と一緒でしたのでほとんどお客さん状態でした。一昨日の夜も今夜も晴れて昨日だけ曇りで得てしてこんなもんですね。

11月3日 足立(平田)



2011年10月19日(水) 10月例会

2100-2140 マクドナルド黒田店
家嶋・小川・金津(+恵さん)・桑原・佐藤・野波・安部 7名(+1名)参加


■報告
9/ 7(水)松江市立天文台〜9月の天文教室〜
・8名参加(足立ファミリー・金津・佐藤・長繁ファミリー・野波・安部)
9/ 7(水)9月例会
・8名参加(足立ファミリー・金津・佐藤・長繁ファミリー・野波・安部)
9/23(金)立烏帽子山・竜王山合宿(秋季キャンプ) -24(土)
・11名参加(家嶋・池口・小川・佐藤・野波・足立ファミリー2名、長繁ファミリー3名、安部)
9/25(日)東出雲中三年生天体観測会
・4名参加(飯塚・家嶋・野波・安部)
9/29(木)小惑星探査機「はやぶさ」帰還カプセル展示 in 松江 -10/3(月)
・14名参加(青戸、足立、安部、飯塚、家嶋、池口、小川、金津、桑原、郷原、佐藤、塚田、長繁、野波)
10/1(土)JAXA宇宙教育指導者セミナー松江会場 -10/9(日)
・3名参加(飯塚・野波・安部)
10/8(土)りゅう座流星群観察(山佐ダム・やまびこ広場)
・8名参加(家嶋・金津・佐藤・野波・長繁ファミリー・安部)


■議題・話題
1.活動計画

@当面の計画
10/22(土)やすぎ子ども探検隊「星空観察会」(山佐ダム)
・1700集合 1750-2000観察会
11/2(水)松江市立天文台〜11月の天文教室〜
・1830-1930受付 1900-2000天文教室
11/9(水)街角スターウォッチング
・1830-1930 JR松江駅前(松江テルサ前)
11/9(水)11月例会
・2000- 松江市民活動センター

A天文教室
・2012年3月まで、毎月第1水曜日に実施。(ただし、1月は第2水曜日)
・市報は11月分から掲載。当月の話題の天体や、翌月の開催期日も掲載する。

B街角スターウォッチング
・11月から再開。
・12月以降の日程は未定。
C例会
・11月は街角スターウッオチング後に市民活動センターで開催。
・12月以降の日程は未定。

2.話題提供
@星なかまの集い
・2012.1.28(土)1700-2130 1.29(日)1000-1700 姫路
 申込開始 11/15(火)
・今年は星の会として参加
 佐藤さんが取りまとめて申込する(11/10までに佐藤さんまで)
A実践プラネタリウム(米子市児童文化センター
・星が見えない冬の時期に企画。
・大貫さんが見たような世界最高の星空を見てみたい
B鳥取天文協会TSAニュース(2011年10月号)の紹介
CJAXAノート
・野波さんからのおみやげ。JAXA機関紙、パンの宇宙食も…。いつもありがとうございます。

安部(八束)


 宇宙食の缶詰は甘さが抑え気味でしたね。ごちそう様でした。

家嶋(安来)



2011年10月19日(水) 松江市立天文台〜10月の天文教室〜

 秋晴れの澄み切った星空。松江市街地にある市立天文台でも、天頂付近では5等星もくっきり見えていました。天文台の150mm f2250mm(F15)大型望遠鏡で、昨年新調したペンタックスXW接眼レンズをいろいろ取り替えて星を楽しみました。

「こと座εダブルダブルスター」
 14mmを使って160倍でようやく分離して見えました。シーイングが良くなった一瞬、それまではだるま状だった星像がきりっと引き締まって2つに分離した時は、こちらも少し緊張しました。

「木星」
 これも14mmを使って160倍で見ましたが、まるで川底の中にある木星をのぞき込んでいる雰囲気で、大きくゆらゆらしていました。それでも、シーイングが良くなった瞬間はコントラストの良い木星表面の様子を見ることができました。今度は撮影にもチャレンジしてみようと思っています。

「アンドロメダ銀河」
 天文台の空は明るく見えづらいので、いつもなら見ずに終わらしてしまいます。今夜は透明度が良かったこともあり、とてもきれいに見えました。倍率は40mmを使って56倍。望遠鏡の接眼部を改造して40mmの接眼レンズが使えるようになったことで、見ることのできる対象が増えました。

「ペルセウス座の二重散開星団hχ」
 56倍では少し倍率が高いかも。もう少し小振りの散開星団のほうが見応えがあるかもしれませんね。

「ベガスス座の球状M15」
 散開星団を見たなら球状星団もということで、ベガススの鼻先にあるM15に望遠鏡を向けました。実は、接眼レンズの新調に合わせて、ファインダー(ガイドスコープ)も更新しました。笠井トレーディングのGF-60 60mm f240mm(F4)に26mmの接眼レンズで9.2×/7.6度が得られます。この強力なガイドスコープのおかげで、明るい夜空であってもM15のぼやけた姿を簡単にとらえることができました。
 大型望遠鏡で見た様子ですが、明るい球状星団ということで20mmを使って112倍で見てみました。最初は何か丸い雲のかたまりのような感じでしたが、だんだんに目が慣れてくると、丸い雲かたまりのように見えていたのがざらざらに見え、星の集団であることがはっきりとわかりました。この大型望遠鏡、球状星団を見るのにも適しています。

 今回は前回同様に広報がうまくいかなくて、参加者がほとんどありませんでした。でも、その分じっくりと星を楽しむことができ、星の会のメンバーもこれからの天文教室の運営の勉強にもなりました。11月からは市報での案内も再開されますので、たくさんの方に星を楽しんでいただけることを私たちも楽しみにしています。

安部(八束)


★★★


 松江星の会から12名参加(池口、佐藤、金津親子、安部、小川、長繁親子、野波、桑原、家嶋)。天文教室は2名の女性が参加されていました。
 何時もの第一水曜日から、今月は「はやぶさ」展示会の影響で第三水曜日に変わったことが、周知されなかったみたいですね。
 でもそのおかげで2名の参加者は星の会の安部、金津両名から生解説付きで十分に星空を堪能されたことでしょう。
 私たちは、屋上に出した8センチ屈折望遠鏡2台で思い思いの星空を堪能しました。
 野波さんは相変わらず恒星の名前を勉強中。邪魔してごめんなさい。

家嶋(安来)



2011年10月8日(土)−9日(日) りゅう座流星群観察(山佐ダム・やまびこ広場)

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2011年10月1日(土) JAXA宇宙教育指導者セミナー松江会場

 10月1日(土)、島根大学教育学部で開催されたベーシックコースに参加しました。安全管理や安全教育を含め、宇宙教育指導者として求められる姿について学習しました。
 キーワードは「好奇心」「冒険心」「匠の心」、そして「いのちの大切さ」です。これからの天文教室や星空観察会の企画や運営にとても参考になりました。

午前中は全体講義。「宇宙教育」「子どもに伝える宇宙科学」を学びました。
午後は2コースにわかれて学習。私は「B.活動実践基礎コース」を選びました。画像は班ごと発表している様子です。なぜか、缶ビールがたくさん並んでいます。 星の会からは3名が参加しました。昼食は学食でした。
配布されたテキスト。最後には「宇宙」まなびの証とDVD宇宙教育教材が配布されました。「はやぶさ」カードがなかなか素敵です。

安部(八束)



2011年9月29日(木)〜10月2日(月)
小惑星探査機「はやぶさ」帰還カプセル展示 in 松江


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2011年9月25日(日) 東出雲中三年生天体観測会

 雲が広がったので、二重星を見てもらいました。中学生でしかも星に興味があるメンバーなので、単に星を望遠鏡で見てもらうだけでなく、自分自身で考えてもらうことに気を付けました。(季節・時間・星の動き・星の色-K型・B型)
 今夜の参加は、家嶋・飯塚・野波・安部の4名でした。お疲れ様でした。

安部(八束)


★★★


 子供達は、顔合わせが二度めということで緊張がほぐれたのか、明るく楽しい雰囲気で安部さんの説明に熱心に耳を傾けてくれたと思います。
 観測会では、二重星を観てもらって色を当ててもらうという楽しい企画に子供達ははまったみたいで、印象深いものになったのではないでしょうか。

野波(東本町)


★★★


17:30〜 東出雲町民会館第一会議室にて事前学習
 今回の参加者は東出雲中学校3年生(リーダー荒川さん、長島さん、森山さん、竹内さん、石倉さん、青木さんの6名)
 松江星の会から安部さん、飯塚さん、野波さん、家嶋の4名参加しました。
 
18:00〜 安部さん講師で「星の動き」から天体観測会の学習会が始まる
 1)1年=365日・・・360°→1日≒1°1日で1°動く
 2)1日≒24h・・・360°→1h≒15° 1hに15°動く
 全員解りました〜の返事。ここから学習できる環境が整えば将来は天文学者か・・・

18:15〜30 DVDで夏の星座と秋の星座を見て実際の星の動きをイメージする
 全ての星座(星)は線で結べることを学習する。

18:30〜18:50 星座の探し方を復習し、いよいよ観測会に場所移動する

19:00〜20:00 東出雲町中央公園第二駐車場にて観測会
 「星座の大きさを知る」
  指を使って星座の大きさを測る。
  グーの形で10°、親指と人差し指を広げて15°、パーで20°
  
*手の大きさで個人差があります。

 「重星観測」
  @はくちょう座アルビレオA北斗星ミザールBこと座εダブルダブルスター
   残念ながら、こと座εダブルダブルスターは雲に隠れて観測できず。

  再度、@はくちょう座アルビレオA北斗星ミザールを観測し、
  皆でスペクトルについて学習する。
 
  アルビレオはK型3.2等星オレンジ、B型5.4等星ブルー、
  ミザールはA2型2.3等星、A6型4.0等星

 「スペクトル型分類」
 O型 30,000ー60,000青
 B型 10,000ー30,000青白
 A型 7,500−10,000白
 F型 6,000−7,500薄黄色
 G型 5,000−6,000黄色
 K型 3,500−5,000オレンジ
 M型 2,000−3,500赤
 
 *温度の単位は「℃」ではなく「K」ケルビンで絶対温度を表記
 太陽は黄色っぽい恒星だから6,000℃と言うことかな。
 
今夜は薄雲が多くて星座観測が出来なかったのが残念です。
12月の発表会向け、がんばってください。

家嶋(安来)



2011年9月23日(金)−24日(土) 立烏帽子山・竜王山合宿(秋季キャンプ)

 夕暮れ頃は小雨もありましたが、夜半頃からは、雲ひとつない満天の星空が広がりました。いつものこととはいえ、今回も幸せを感じる素敵な星空でした。ぜひ、ここの星空だけはずっとこのまま残していきたいですね。
 今回の参加者は、佐藤・家嶋・池口・小川・野波・足立ファミリー2名、長繁ファミリー3名、安部の11名でした。

安部(八束)


  詳細は、ライブラリへ


2011年9月7日(水) 9月例会

2030-2130 マクドナルド黒田店
佐藤・足立・野波・金津(+恵さん)・長繁(+敦美さん)・安部 6名(+2名)参加


■報告
(会全体)

8/3(水)松江市立天文台〜8月の天文教室〜
・7名参加(佐藤・金津・足立・飯塚・長繁・野波・安部)+ ファミリー3名
8/3(水)8月例会
・6名参加(佐藤・金津・足立・飯塚・野波・安部)+ ファミリー2名
8/3(水)全国星空継続観察(ソフトビジネスパーク)
・3名参加(佐藤・野波・安部)
8/5(金)湯町保育園星空観察会
・4名参加(佐藤・飯塚・野波・安部)
8/8(月)東出雲中学校3年生天体観測会
・4名参加(佐藤・飯塚・野波・安部)
8/12(金)たまめん星空観察会
・5名参加(佐藤・足立・飯塚・野波・安部)
8/27(土)28(日)Sun-in星の集い(日原天文台)
・3名参加(佐藤・家嶋・飯塚)

(佐藤)
・日原天文台で開催されたSun-in星の集いに家嶋さん・飯塚さんの3人で参加しました。講演会、面白かったです。75cm望遠鏡も貸切状態。とてもよく見えました。
(足立)
・(星の話ではないですが、)親子でヤマメのつかみ取りを体験しました。みんなずぶ濡れになり、大騒ぎでした。
(金津)
・8月は天気も悪く、新星捜索もはかどらず、3夜しかできませんでした。
(長繁)
・7月末の竜王山行の時は、サーカスを見に行ってました。ペルセも少しだけしか見れませんでした。竜王山に行きたい。
(野波)
・ペルセは空山で見ました。空もまずまずでした。
(安部)
・8月はなかなか晴れませんでした。でも、今朝は最高の星空でした。

■議題・話題
(当面の活動計画)

9/23(金・祝)24(土)立烏帽子山・竜王山合宿
・詳細は、別途案内
9/29(木)〜10/3(月)小惑星探査機「はやぶさ」帰還カプセル展示
・0900-1900 くにびきメッセ
・運営スタッフとして協力
10/8(土)9(月)ジャコビニ流星群の観察
・山佐ダム広場 コテージを利用
※10月の天文教室、例会の日程は、これから調整

(議題・話題提供)
@平成22年度夏期全国継続星空観察の報告
・山佐ダムキャンプ場が「夜空が暗かった場所」に評価されました。
A宇宙教育指導者セミナー
・10/1(土)ベーシックコース、2(日)スキルアップコース 島根大学にて。
・現在募集中。ぜひ、受講してみてはいかが。
BARISSスクールコンタクト(ISS古川宇宙飛行士とのアマチュア無線交信)
・9/5(月)夕方に神戸市立青少年科学館と古川聡宇宙飛行士との交信の録音を聴きました。
・古川宇宙飛行士が一番したいことは「風呂に入ること」、一番おいしいと思ったものは「日本製のさばの味噌煮」だそうです。
・2mハンディー機で簡単に受信できます。145.80Hz
Cほしぞら塾(長野県安曇野市)の紹介
・星仲間の発掘として、勉強会を実施。2か月に1回、2年間。内容もなかなかのもの。
・いずれ松江でもこんな勉強会をしてみたい。
D映画「はやぶさ/HAYABUSA」、NHK「宇宙の渚」の紹介
・映画は出雲市の映画館で上映。割引券あります。

はやく「はやぶさくん」に会いたいです!
E今後の天文教室について
・意見交換をしました。「定例が良い」「あらかじめ日程が決まっていたほうがよい」「とにかく毎月やる」「順延はなし」「サヒメルや国立天文台の星空観察会を参考にしたら」などの意見がありました。

安部(八束)



2011年8月27日(土) 第26回Sun−in星の集い2011〜日原天文台〜

 松江星の会からの参加者は、家嶋さん、飯塚さん、私の3名でした。
 今年は広島県からの参加が無く、全体でも40名程度でしたが、日原天文台の斎藤さんの計らいで、口径75センチの魅力を十分に堪能しました。
 なお、米子の池口さんから、次回の第27回は、8月12日、大山で開催、ペルセウス流星群の観測会として行うとの宣言がありました。

佐藤(西川津)

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2011年8月12日(金) たまめん☆星空観察会

 城床ふるさと公園(松江市玉湯町大谷)
 100名を超える参加者
 星の会からは、佐藤・足立・飯塚・野波・安部 5名の参加


 今年で4回目の参加になります。朝から空模様が少し心配だったのですが、夕方からは澄み切った青空が広がりました。
 天体望遠鏡で「土星」「ミザール(2重星)」を見ました。今回は、望遠鏡が6台あったので、いろんな倍率で楽しんでいただきました。足立さんの望遠鏡で見た土星がとてもきれいでした。
 また、夏の星座を見つけたり、寝転がって流星を見ました。大きな月の光がありましたが、空がとてもきれいで星がたくさん見えました。月が青白く見えたのも久し振りでした。
 この星空観察会は地元高校生を中心とした「たまゆメンバーズクラブ(たまめん)」の企画によるものです。そして地域のみなさんのフォローで、地域を上げて運営されています。
 さて、望遠鏡の準備や片付けに岩田公民館長さんおすすめのライトをお借りしました。製品名はPanasonic LEDネックライト(品番BF-AF10P)です。名前のごとく、首にぶら下げて手元や足元を照らす懐中電灯です。ひさしぶりに便利な小物に出会いました。
日が暮れる前に記念写真。毎年、参加者が増えていきます。
澄み切った夕暮れの空が広がりました。
今シーズン最後の土星を見ました。

安部(八束)

★★★


 たまめんの星空観察会に参加しました。参加者の人数が多かったし、望遠鏡を覗くときの列は保護者がいるといえ小さなこどもたちがたくさんいましたので混乱しないか心配しましたが、スムーズにいったので驚きました。安部さんの星座説明もきちんと聴いていてくれていました。
 寝転がって流星を観ようのときは飛んだ〜の声に翻弄されました。逃すまいと集中していたのにも関わらず、飛んだ〜の声がけっこうあり、飛行機が見えてたりはしてましたがどうだったのやら…。
 お手伝いが出来て良かったし楽しかったです。私のパワースポットってこういう所だなって思いました。

野波(東本町)


★★★


 たまめん星空観察会に初めて参加しました。
 日中雨が降っていましたが夕方からは晴れてきれいな星空を見ることができました。今回は6台の望遠鏡が揃ったのでいろんな倍率で土星を見てもらいました。
 自分の望遠鏡は150倍にしましたが見た人の感想は大きいと言うひと、逆に小さいと言う人、シールが貼ってあるみたいと言う人など様々で面白かったです。
 会場で頂いたカレーとかき氷がとてもおいしかったです。地元の高校生の企画ということですがとても上手に進行できたとおもいます。来年も是非参加したいと思います。

足立(平田)



2011年8月8日(月) 東出雲中学校3年生天体観測会

 東出雲町町民会館
 3年生 6名  佐藤・野波・飯塚・安部 4名の参加

 総合的な学習で宇宙をテーマに選んだ東出雲中学校の三年生六名が、もっともっと興味深く楽しく取り組め、ひょっとしたら将来は宇宙に関するお仕事をしたいなと思える高い志しを持って貰えるようなお手伝いが出来ればなんて、自分の力はさておき、大げさな想いで楽しみに出掛けてみました。
 まずは、はやぶさのDVD鑑賞、これは何度見ても涙もの。
 望遠鏡で月、夏の大三角、二重星のアルビレオ、土星、二重星ミザール、北斗七星、北極星を観てもらいました。 今日の空は雲が多くてなんとか観えた星です。
 なにが心に響くのかは全く分かりませんが、すごい、綺麗だった、が多かった感想でした。右ならえの感想みたいになっていましたが、一人になったときの感想を聞きたいなと思いました。

野波(東本町)



2011年8月5日(金) 湯町保育園星空観察会(お月見会)

玉湯町湯町
 子供さん80名くらい、保護者+スタッフ80名くらい、計160名

 昼間は雲が多かったですが、日が傾くにつれ、夕空にきれいに月が見えてきました。
 最初のごあいさつ。みんな、とても元気です。望遠鏡をのぞく時も、先生の指示にしたがって、順に見ていきます。保育園の子供たちはとても素直で、見た感動をそのまま表現し、大きな拍手や声が自然と聞こえてきます。
 保護者の方は最初は望遠鏡をのぞきません。まずは、子供さんの補佐に徹します。子供たち全員が見終わってから、保護者さんたちは望遠鏡で見ます。こうした運営方法をとることで、観察会全体がとてもスムーズに進んでいきます。
 保育園での星空観察会の機会はなかなかありません。貴重な経験の場をいただきました。今回の星空観察会は、子供たち、保護者のみなさん、保育園、そしてお手伝いさせていただいた私たちも満足感が残る星空観察会だったと思います。そして、主催者の保育園の運営の素晴らしさとが印象に残りました。
 今回、星の会からは野波・飯塚・佐藤・安部の4名、地元の天文ファンの伊藤さんが参加しました。

望遠鏡で見た続きに、7*50mm双眼鏡でも月を見てもらいましたが、こちらも「おっきい」「すげえ」という歓声がかなりありました。ひょっとすると望遠鏡で見たものは「月」と思っていないかもと少し不安になりました。(でも、これもまた良し?)

プロジェクターでの番組は20分くらい。じっと座っていられる時間はこのくらいまでかな?保護者さんの並びの件も含めて、保育園側から事前にいろんなアドバイスをいただきました。お客さんの動きを事前に考えておくのはとても大事。他の星空観察会の運営に参考になりました。

保育園の先生方の帰り際、「星の会に入ろうかな?」という声が聞こえていました。メンバーが増え、いろんな星空観察会がたくさんできるといいですね。

みんな集合。あいさつがとても元気です。 まだ明るいうちにお月さんを見始めました。安心して運営できます。 終わってから、玉造温泉街へ。夏休み、毎晩がお祭りです。


安部(八束)


★★★


仕事の関係で、少し遅れて行きました。
 とにかく賑やかで、園児というより保護者の方の盛り上がりに驚きました。
 最後にレーザーポインタで夏の大三角を説明したときは、大うけで拍手まで頂きました。
 さらに大半の園児が帰ってから、土星を見て貰うと、皆さんが大きな歓声を上げました。ラプトル50(5センチ屈折)で48倍ですから、本当に小さい土星でしたが、やはり「本物」を見ている意識が感動を呼ぶのでは無いかと思います。観望会をしていると良くこういう場面に出くわします。CGに慣れた人間の脳でも「本物」が分かるDNAがあるのでしょうね。
 また、沢山のカレーライス(自動導入ならぬ「自動おかわり」!!)で気分だけでなく、胃袋も満足。
 調子に乗って、これより大きな土星が見たかったら、星の会に入会を、としっかり宣伝もしておきました。

佐藤(西川津)

★★★

保育園の広い部屋に招き入れられて入って行くと、子供達と保護者の方々が座って待っていて下さって、安部さんの挨拶に、子供達が大きな声で挨拶を返してくれました。
 プロジェクターを使って夏の星座を観てもらいましたが(20分位)何とか座って観てくれてました。そしていよいよ外で観察会。二度めのお月会だそうですが、観えた〜って大きな声で喜んでくれました。レーザーポインターを使っての説明は、子供達と保護者、職員の方々を夜空にぐっと惹き付けてました。
 そしていよいよ食事会。外で食べるカレーライスは美味しかったです。佐藤さんと飯塚さんはおかわりをしていました。どんなに美味しかったかこれで伝わりますか。園長先生がお月会を開いて本当に良かったと大感激をされていました。
 このようにたくさんの方々に喜んで貰える手助けが出来るなんて幸せです。

野波(東本町)


★★★


今夜の企画は100人以上の参加者でとても大成功だったのではないのでしょうか。
 これからもどんどん活動して行きたいです。

飯塚(母衣町)



2011年8月3日(水) 全国星空継続観察

 ソフトビジネスパーク(松江市北陵町)
 佐藤・野波・安部 3名参加


 今年は例会が終わってから、ソフトビジネスパークで行いました。
 今回から「星空の写真撮影」はデジタル写真で行うことになりました。露出はこれまでどおり30s.60s.120s.を2セットの計6枚です。RAW画像が指定されていますが、1枚の画像が10Mくらいあり、メール添付での送付が大変です。
 今年で3年目ですが、他のイベントと兼ね合わせてするのはやはり大変です。星空観察の結果もさることながら、来年は対象の星空や観察方法をしっかりと学習して、単独のイベントとして多くのみなさんと実施してみたいです。

さて、何等星まで写っているでしょうか。星空観察ノートの星図と比較してみてください。ソフトビジネスパークの星空もまずまずでした。
中心がこと座です。(画像上が南、下が北です。) こと座αベガ付近を切り抜いて、星図と比較しやすいように画像を回転してみました。 星空観察ノート
2011.8.3 2246JST(120sec)
Canon KissD-X SMC-PENTAX 35mm F2(4.0) ISO400

安部(八束)



2011年8月3日(水) 8月例会

 130-2210 マクドナルド黒田店
 佐藤・野波・飯塚・金津(+恵さん)・足立(+悠宇太さん)・安部 6名(+2名)参加


■報告
(会全体)

7/6(水)松江市立天文台〜7月の天文教室〜 ※悪天候のため中止
7/6(水)7月例会(松江市役所)
 ・5名参加(佐藤・野波・家嶋・金津・安部)
7/7(木)街角スターウォッチング−七夕ライトダウン ※悪天候のため中止
7/25(月)全国星空継続観察 ※悪天候のため中止
 ・4名参加(佐藤・金津・野波・安部)
7/26(火)かみくの桃源郷キャンプ(玉湯公民館主催)
 ・4名参加(佐藤・飯塚・野波・安部)参加
7/30(土)31(日)広島県竜王山・立烏帽子山合宿
 ・9名参加(池口・塚田・佐藤・金津ファミリー・野波・安部・飯塚)

(飯塚)
・最近、友人とよく星を見に行きます。
(野波)
・彩雲堂に「星月夜」というお菓子の詰め合わせがあります。「満天」は金粉が星のようで、本当においしいですよ。
(佐藤)
倉敷科学センターで全天周映像「はやぶさ」を見てきました。素晴らしかったです。倉敷市は力が入っているように感じました。※科学センターのパンフをいただきました。
(足立)
・三瓶の青少年交流の家で泊まりました。となりのサヒメルで星をみようとスライディング・ルーフを動かしていたら、雷が鳴って観測中止。残念ながら、星を見ることはできませんでした。
(金津)
・また、流星電波観測の依頼がありました。
(安部)
・天候不順と満月病?部屋や観測所を掃除して、落ち着いたペースを取り戻すようにしています。※彗星会議の会場だった国立天文台野辺山のパンフを配りました。

■議題・話題
(当面の活動計画)

8/3(水)全国星空継続観察
 ・例会終了後 ソフトビジネスパーク
8/5(金)湯町保育園星空観察会(お月見会)
 ・1815-2010 湯町保育園(玉湯町)
 ・月の観察、七夕の星を見つけよう
8/8(月)東出雲中学校3年生天体観測会
 ・1830-2030 東出雲町民会館
 ・DVD「はやぶさ」鑑賞、月の観察
8/12(金)たまめん星空観察会
 ・1800-2030 城床高原、悪天候の場合は玉湯公民館
 ・DVD「はやぶさ」鑑賞、月の観察、流星の観察
8/27(土)28(日)Sun-in星の集い
 ・27(土)1800〜28日(日) 日原天文台
9/7(水)松江市立天文台〜9月の天文教室〜
 ・時間、確認中
9/7(水)9月例会(松江市役所)
 ・天文教室が「開催」の場合 … 天文教室終了後、市立天文台にて
  天文教室が「中止」の場合 … 1930-(終了は概ね2100とします)

(議題・話題提供)
@ベルテギュースが爆発?
・コズミックフロントで紹介していました。本当?
A野辺山電波天文台のミリ波干渉計(直径10m)
・現在はもう使っていない?今後はチリのALMAが活躍の舞台。
・干渉計のほしい方は持っていってください?6台あります。ただし、輸送費はご負担ください?(アンテナ重量は1台約35トンです)

安部(八束)



2011年8月3日(水) 松江市立天文台〜8月の天文教室〜

 2000-2100 参加者 109名
 星の会からは、佐藤・野波・飯塚・金津(+恵さん)・足立(+悠宇太さん)・長繁(+敦美さん)・安部 7名(+3名)


 今回、僕は足立さんと天体ドーム内を担当しました。雲もなく、西に低く傾いた「土星」を観察することができました。ただ、終わりの頃になると土星が建物に隠れてしまって、全員のみなさんに見ていただくことができなくて残念でした。
 土星が沈んでからは、天体望遠鏡や天体ドームを説明。1962年製の天体望遠鏡の対物レンズを見ていただきましたが、これが結構な人気でした。家族連れで天体望遠鏡といっしょに記念撮影をしたいという方も多くおられました。
 西に傾いた土星を見る時、土星の位置の関係上、観測用の踏み台が入り口付近なってしまい、ドーム内で待っていただくことができませんでした。結果、屋上に長い行列を作ってしまったようです。また、受付番号札ができたので、きちんと活用し、効率的に見ていただくようにしなければとも思いました。

来年で満50歳を迎える天体望遠鏡。惑星の見え味は抜群です。 空はがいっぱい。
屋上は
がいっぱい

安部(八束)



2011年7月30日(土) 立烏帽子山・竜王山合宿
               〜伝説の星に出会いに行くV〜

 天気予報では雨が降る可能性の高い曇りでしたので、星空に出会えるなんてあまり期待していませんでした。夕食の最中も曇り空。あきらめ気分で涼しい山の夜楽しんでいると、21時頃にちらほらと星が見えてきました。しばらくして、満天の星空が広がった時はうれしかったですね。
 立烏帽子山の頂上に向かう途中の景色も素晴らしかったし、高山植物のお花畑に出会えたのも良かったです。今年は何度か行ってみたいです。

安部(八束)


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2011年7月26日(火) かみくの桃源郷星空観察会
〜玉湯公民館ジュニアリーダー育成研修(野外活動)〜

 7/26(火)、かみくの桃源郷で行われたキャンプに出かけました。到着した時は、キャンプファイヤーの真っ最中でした。小学生を中心に40名、8班の統率がとれた体制でした。
 昼間は、松江では土砂降りの天気でしたが、上久野はほとんど降らなかったそうです。夕方からは少し雲も切れましたが、雲が多くて望遠鏡を出してゆっくりと星空観察というわけにはいきませんでした。それでもみんなで寝転がって夏の大三角などの星を見つけました。(そういえば、蛍もひとつ飛んでいました。)
 静かに寝転がって星空を見ていると、いろんな音が聞こえてきます。川の水の音、木々の葉っぱがこすれる音、たくさんの虫の声、風の音も。ひょっとしたら、星たちの声も聞こえたかもしれません。いや、きっと聞こえたでしょう。


★心の安らぎと、仲間とともにすごす喜びを味わい、友情を深めよう。
★静かに自分を見つめ、自らを高めよう。
★火の起こりと、火の大切さを知ろう。

                      ※キャンプ・ファイヤーの「ねらい」より

引率指導者のみなさんより先によばれてしまいました。飯ごうで炊いたおにぎりもいただきました。ごちそうさまでした。(終わってから、コテージにて)

安部(八束)


★★★


 到着時の空は、夏の大三角がかろうじて観えるくらい、天文教室だったら間違いなく中止の曇天でした。
 安部さんの挨拶(進行)で始まり、夏の大三角の説明と4人が過去の星観で印象に残った出来事を話させて頂きました。子供たちは、ブルーシートに寝転びながら熱心に聴いてくれました。黙って星を眺める5分間では満天の星空だったらどんなに感動してもらえたかなと残念な気持ちでいっぱいになりました。自然の音も聞くことが出来て昼間の桃源郷にも来てみたいなと思いました。

野波(東本町)



2011年7月16日(土)−17日(日)
第41回彗星会議 in 長野・野辺山に参加しました


 7/16(土)-17(日)、国立天文台野辺山で開催された彗星会議に参加しました。
 今回は、ゲストとして国際天文学連合・天文電報中央局長ダニエルW.E.グリーン博士の参加がありました。こうした星の会議、会議の内容もさることながら、いっしょに星を見る仲間に出会えることが一番の楽しみです。仲間と出会って、パワーをもらって、よし、がんばらなくては...そんな気持ちになれます。
 実行委員長の村上さんには、会議の運営、講演、観測機材の紹介ととてもお世話になりました。そして、たくさんのパワーをもらいました。
 国立天文台野辺山のみなさんには、貴重な場所に案内していただきました。日本の天文学が若い世代のみなさんに支えられていることを、あらためて感じました。

45m電波望遠鏡の全景です。遠くから見るとそんなに大きくない...そんな印象なのですが、近づくにつれて、とてつもなく大きく感じました。微弱な電波をとらえる大きなパラボラ・アンテナ。もちろん、ここでは携帯電話は禁止です。

国立天文台の職員の方の案内で、45m電波望遠鏡の3階部分まで昇りました。足元は金網、へっぴり腰になってしまいました。右上に見えるギアは、45mのパラボラ・アンテナを上下に動かすエレベーション・ギアの一部です。

45m電波望遠鏡の直下、受信機群の様子です。10の受信機が並べてあり、スケジュールに合わせてミラーを動かして受信機を切り替えるそうです。この受信機、天文台職員のみなさんが設計し、製作しているとのことでした。自分が作った機器で観測できるのは素敵ですね。

ダニエルW.E.グリーン博士との記念撮影。いつもお世話なっています。

安部(八束)



2011年7月6日(水) 7月例会
 1930-2130 松江市役所
 佐藤・野波・家嶋・金津・安部 5名参加


■報告
(会全体)

6/1(水)松江市立天文台〜6月の天文教室〜 ※悪天候のため、中止
6/1(水)6月例会
6/3(金)4(土)星の会星空観察会(山佐ダム広場)
6/10(金)街角スターウォッチング ※悪天候のため、中止
6/16(火)古川さんが乗った国際宇宙ステーションISSの観察(市役所南・宍道湖湖畔)
6/21(火)星の会星空観察会(島根町)
6/22(水)街角スターウォッチング-夏至ライトダウン- ※悪天候のため、中止
7/6(水)松江市立天文台〜7月の天文教室〜 ※悪天候のため、中止
(家嶋)
・先日、変光星から二重星に浮気してしまいました。でも、どちらも本気です。晴れたら必ず星を見ています。
(佐藤)
・映画「はやぶさ」、準主役の松江市出身俳優にメールしたら、返事をいただきました。映画の上映がはやぶさ帰還カプセルの展示と同じ時期なので、ぜひ松江に来ていただきたいです。
(金津)
・流星電波観測を続けています。6/28、「はやぶさ」が降り立った小惑星「イトカワ」を起源とする流星群を検出!したかな?
(野波)
・美保関いん石を見てきました。いん石の落下地点にも寄ってみました。
(安部)
・観測のために晴れを期待するのではなく、晴れたら観測するというのが精神上よろしいようです。

■議題・話題
(当面の活動計画)

@7/7(木)街角スターウォッチング−七夕ライトダウン
・2000-2100 JR松江駅・松江テルサ前
A7/24(日)全国星空継続観察(実施期間7/21-8/3)※悪天候のときは7/25(月)
・2030- ソフトビジネスパーク(松江市北陵町)
B7/26火)かみくの桃源郷キャンプ(玉湯公民館主催)
・2100−2200 星座の説明、天体望遠鏡で二重星・星団の観察、流星観察
 2030までに現地に到着(1930みしまや田和山店)
C7/30(土)31(日)広島県竜王山・立烏帽子山合宿
・30(土)1300 みしまや田和山店 集合・出発
 31(日)1200 みしまや田和山店 到着・解散(予定)
 ※詳細はホームページに掲載
D8/3(水)松江市立天文台〜8月の天文教室〜
・1930〜2100(受付は1930から2000まで)
E8/3(水)8月例会(松江市役所)
・天文教室が「開催」の場合 … 天文教室終了後、市立天文台にて
 天文教室が「中止」の場合 … 1930-(終了は概ね2100とします)
F8/12(金)たまめん星空観察会(城床高原、悪天候の場合は玉湯公民館)
 ※詳細は未定
G「伝統的七夕ライトダウン(7/7-8/6)」「スター・ウィーク2011(8/1-8/7)」に協力

(議題・話題提供)
@さそり座δの増光(金津)
・11年周期の連星。最近の明るさは1.6-1.7等。現在、近星点をむかえ、明るい状況が続いている。しばらくは光度に注目。前回は2000年に増光あり。ぜひ、観測してみよう。
・変光星観測の報告方法や観測結果の公表(日本変光星研究会など)の様子を紹介。
A「神戸市立青少年科学館」「大阪市立科学館」に行ってきました(安部)
・神戸−25cm屈折式赤道儀、全天周映像「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 帰還バージョン」を見ました。
・大阪−プラネタリウム「ゴッホが描いた星空」を見ました。全天周映像「HAYABUSA」総合プロデューサーの飯山さんにお会いしました。
Bイベントの紹介(安部)
・「はやぶさ」講演会
  7/10(日)1330-1600 鳥取大学
  はやぶさ2プロジェクトマネージャー 吉川真さん他の講演
・「宇宙の成り立ち」講演会
  7/8(金)1400- グラントワ
  東京大学数物連携宇宙研究機構(IPMU)村山斉さんの講演
・島根県地学会総会・研究発表会
  7/9(土)1300- 島根大学総合理工学部

※※ 野波さん...いつも手作りのお菓子ありがとうございます。家嶋さんのブログにあなたのことが書いてありますよ。僕も見習わなくっちゃ...。


安部(八束)


2011年7月2日(土)−3日(日)
神戸市立青少年科学館・大阪市立科学館に行ってきました

 先日、大阪に行く用事があり、途中で2つの天文施設に立ち寄ってみました。

☆神戸市立青少年科学館
 屋上の天文台にあるイギリスのクック社製25cm屈折式赤道儀。この望遠鏡は1920年代に神戸海洋気象台に設置された望遠鏡です。その後、神戸市に寄贈され、しばらく倉庫に眠っていましたが、30年ほど前、科学館の設立に合わせて、再度活躍の場を与えられたものです。
 プラネタリウムでは、全天周映像「HAYABUSA - BACK TO THE EARTH -帰還バージョン」。帰還バージョンの前作も見ていますが、今回、帰還バージョンを見て、はやぶさが帰還する前に作られた前作の素晴らしさをあらためて感じました。

クック社製25cm屈折式赤道儀、あまりに大きすぎて全体が入りません。大きな機械のかたまりです。

再建の記録です。昭和59年3月、神戸市教育委員会発行。

小惑星(8120)Kobeを紹介するパネル。1997年11月に僕が発見したものです。命名を記念し、1996年6月、当時の笹山神戸市長にお会いし、お渡ししたものです。科学館の正面右、神戸隕石のコーナーの近くの柱に掲げられています。命名は神戸市在住の長谷川一郎さんにお手伝いいただきました。


☆大阪市立科学館
 全天周映像「HAYABUSA - BACK TO THE EARTH -」の総合プロデューサーである飯山さんにお会いしました。この作品は、大阪市立科学館のオリジナル作品です。ですから、全国で一番最初に上映されています。
 プラネタリウムでは「ゴッホが描いた星空」の上映。ゴッホといえば「星月夜」「夜のカフェテラス」「ローヌ川の星月夜」のように、たくさんの作品の中に星空を描いています。番組では「星月夜」「ローヌ川の星月夜」を例にとり、実際の景色にプラネタリウムで再現した星空を重ね合わせ、ゴッホが実際に見た星空を解説しています。
 「HAYABUSA - BACK TO THE EARTH -帰還バージョン」は妻といっしょに見ました。普段は星にあまり興味のない妻ですが、今回はとても感動したようです。これから夏休みということもあり、全国いろんなプラネタリウムで上映しています。みなさんも、機会がありましたら、ぜひご覧ください。

先代のプラネタリウム。1937年に当時の大阪市立電気科学館に導入されたもので、1989年まで活躍しました。現在は、プラネタリウム室の入り口通路に置いてあります。

安部(八束)



   
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