天文教室
観望会
美保関隕石
Sun‐in星の集い
新天体発見


活動記録(2009年7月〜12月)


2009年12月29日(火) 全国星空継続観察(平成21年度夏期)の結

 平成21年度夏期全国星空継続観察(スターウォッチング・ネットワーク)の実施結果報告書が送られてきました。この8月に参加しましたが、写真撮影以外の結果です。
 全国で延べ6786人、実施団体388(期間内)で、山陰では島根県で8団体135人、鳥取県で4団体79人が参加されています。
 冬期の観察は1月5日(火)〜18日(月)に計画されています。冬期は写真撮影はなく、天の川と双眼鏡でのすばる(プレアデス星団)が対象です。
 全部の結果は昨年の例では翌年度の7月に冬期分とまとめて公表されるようです。8月25日の島根町の空は透明度が抜群だったので、写真撮影の結果が楽しみです。

安部(八束)



2009年12月27日(日) 米子市児童文化センターの天体望遠鏡の大掃除に行ってきました

 この一年、観望会でお世話になった天体望遠鏡の手入れです。移動用の望遠鏡、天体ドームの大型望遠鏡をきれいにしました。
 架台のワックスがけやグリスアップ。反射望遠鏡の鏡をはじめて洗われる方はどきどきの連続でした。
 今日の参加者は米子+松江のメンバー8名(+敦美ちゃん)でした。


鏡筒(MT160)からはずした160mmの主鏡です。ほこりとカビでとても汚れていました。

はじめて主鏡をはずした3人。きれいになった主鏡の取り付けには、慎重の上にも慎重な手つきです。ただ、鏡を洗うときはお皿を洗う手つきで思いっきり台所洗剤で洗っていたのですが。

安部(八束)



2009年12月25日(金)  「星月夜」2009年12月復刊第1号完成

 松江星の会の会誌「星月夜」2009年12月復刊第1号が完成しました。
 構想1年、編集から印刷まで力を注がれた安部(八束)さん、そして原稿を書かれた皆さん、お疲れさまでした。
 表紙のデザインは戸田(東京)さんの力作です。中の原稿も体裁も復刊にふさわしい、すばらしい出来栄えです。

金津(石橋)



2009年12月12日(土) 米子星の会&松江星の会忘年会
                   +ふたご座流星群の観察


 12/12(土)18時から始まった忘年会。20時頃、外に出てみると満天の星空でした。
 今年もいつもの老?若男女の星仲間が大山日光天体観測所に集まりました。観測所へは松江から自動車道を走って1時間足らず。信号もほとんどなく、快適な大山ドライブコースです。
 夕方は雨だったのですが、次第に晴れ間が広がってきました。ほろ酔い気分で仲間と寝転がっていっしょに見たふたご座流星群。今年もまたひとつ思い出に星に出会えました。

カシオペア座付近にカ
メラを向けていたので
すが、流星はここには
飛んでくれませんでし
た。(30枚の画像をコン
ポジット処理(比較明))


2009.12.12         2019JST-(30sec*30)  Canon KissD-X
SIGMA DC 17-70mm1:2.8-4.5(2.8)
これが噂のドラム缶風呂。今年は女性が延べ5人が入るという人気ぶりです



世界天文年2009
「めざせ1000万人!
みんなで星を見よう!」
に報告しました。


安部(八束)


☆☆大山忘年会☆☆

 とうとう、師も走る師走を迎えましたっ!みなさぁ〜ん、お元気ですか?
 昨年から星見関係の活動を復活し、今年は子供を星見デビューさせ、早いものであっと言う間の1年でした。毎年恒例の大山:池口さん家での忘年会も、昨年から参加させてもらってますが、少し行かないといろんな変化があって、昨年初めての『噂のドラム缶風呂』にチャレンジさせてもらいました。もちろん、今年も忘年会に参加させてもらい、ドラム缶風呂に入りましたが、自分なりの大山の忘年会参加は=(イコール)で、恒例行事になりつつあります。昨年は夜の大山を眺めながら『まったり〜ぃ』と入らせてもらいとても『感動っ!!』しました。今年は、是非夜と朝2回入るぞぉーっと宣言し、ちゃんと宣言どおり入りました!夜は寒くて、ふやける位ゆっくりと入ったせいか、体がずーっとぽかぽかして、おいしいお酒と仲間とのいろいろな話も手伝ってぐっすり眠れました。朝は、朝日が眩しくすがすがしい中入らせてもらいましたが、突然のアクシデントが起こり『煙だらけ』の中入ったら、まるで自分がいぶされて『スモーク』状態になってしまいました〜。本当に毎年、いろいろなことが、『良い思い出』です。来年は、大山の忘年会に子供と夫も連れて参加したいな!。
 一年振りの大山忘年会の仲間も『変わらず元気』で、毎回新しいメンバーが増えていくので来年も楽しみです。何より、私にとっては女性の『ドラム缶風呂仲間』が増えていき、嬉しい限りです。池口さんっ、来年もドラム缶風呂の準備よろしくお願いしまぁーす。
 みなさん、今年も一年間大変お世話になり本当にありがとうございました。今年1年本当に楽しく星を見ることが出来ました。来年もまた、みなさんと一緒に楽しく星が見れたら良いなぁ〜と思いますので宜しくお願いしまーす。新しい『仲間』が増えることも期待して・・・。みなさん、良い歳をお迎えくださいね。

長繁(比津)



2009年12月1日(火) 12月定例会

・期日 2009年(平成21年)12月1日(火) 20時10分 〜 21時00分
・場所 喫茶MG(西茶町)
・出席 5名

■議題・話題
1.松江市立天文台「冬の天文教室」の反省
・12/1(火)18−20時 奇跡的に晴れ(木星、月とすばる)
・冬場に天体ドーム内の整理を行う

2.会誌「星月夜」の編集状況
・一般記事は印刷済み、みなさんの近況報告を編集・印刷中
・予定どおり年内発行で作業中

3.ふたご座流星群の観察 & 忘年会
・12/12(土)大山日光天体観測所にて
・14時頃に買出しを兼ねて松江市内のスーパーマーケット集合か?
・ふたご座流星群は、他の期日での集合は設定せず

4.1/15(金)夕刻の日食
・夕日スポットテラスでやってはどうか
・前回の日食グラスを再利用
 ※あらためて企画を提案

5.話題提供、その他
@再度、新入会員の紹介


2009年12月1日(火) 松江市立天文台 〜冬の天文教室〜

 参加者は30名以上、皆さんに月と木星を楽しんで頂きました。女性の方が多く、熱心に質問されたのが印象に残りました。とにかく晴れたのが良かったです。
 これからも、一人でも沢山の方に星を見る楽しみを伝えたいと思います。
 星の会からは6名(+子どもさん1名)の参加でした。

佐藤(西川津)



 16時頃までは雨が降っていたのですが、夕方から晴れ間が大きく広がりました。
 室内での勉強は、
 @星座早見盤や星図の見方を覚える、
 A冬の星空や天体現象(12/1すばる食、12/中旬ふたご座流星群、1/1月食、1/15日食など)を知る、
 屋上や天体ドームでは、
 @西に傾いた夏の星座、
 A木星とガリレオが発見した衛星、
 B月とすばる、
などを観察しました。
 特に、今回は「木星の4つの衛星の名前を覚えること」、木星の衛星や月とすばるの位置関係から「星の動きを実感すること」を意識して教室を開催しました。また、「2010.1/15の宍道湖に沈む日食」のシミュレーションでも天体の動きを理解いただいたと思っています。
 毎回のことですが熱心にメモを取られる方が多く、松江にも根強い天文ファンが多くおられることをあらためて感じました。

安部(八束)



松江市立天文台のある松江市役所屋上からの宍道湖周辺の夜景はとてもきれいです。

15cm屈折望遠鏡で
木星とガリレオ衛星を観ました。



世界天文年2009
「めざせ1000万人!
みんなで星を見よう!」
に報告しました。



2009年11月18日(水) 11月定例会

・期日 2009年(平成21年)11月18日(水) 19時30分 〜 21時30分
・場所 市民活動センター(白潟本町)
・出席 3名

■報告
10月21日(水)  定例会
    21日(水)  オリオン座流星群の観察(島根町総合公園)
    24日(土)  街角スターウォッチング(JR松江駅前広場)
            ※「ガリレオの夕べ」関連イベント
    31日(土)  国立天文台「しし座流星群2009ミニシンポジウム」に参加
11月17日(火)  しし座流星群の観察(※悪天候のため、各自による)
  /18日(水)   

■議題・話題
1.会誌「星月夜」の編集状況
・予定どおり年内発行で作業中
・次回の定例会で印刷したものをカルタ取り、その後に製本

2.ふたご座流星群の観察 & 忘年会
・12/12(土)大山日光天体観測所にて
・池口さん、楽しみにしています

3.松江市立天文台「冬の天文教室」
・12/1(火)18−20時
・17時30分には集合して準備、今度は晴れてほしい

4.話題提供、その他
@松江の江戸時代の星に関する史料
・今後の展開が楽しみ

A天文ガイド2009年12月号読者サロン
・記念総会の記事が掲載されています

B新入会員の紹介


2009年10月31日(土) 国立天文台三鷹に行ってきました

 10月31日(土)に開催された「しし座流星群2009 ミニシンポジウム」に参加しました。今年のしし座流星群には、例年よりたくさんの流星が期待されています。その予報を発表しているパリ天文台/国立天文台客員研究員のJeremie Vaubaillon(ジェレミー・ヴォバイヨン)さんと国立天文台の佐藤幹哉さんの発表が中心でした。

 さて、その結論ですが「今年のしし座流星群は、大雑把に言えば8月のペルセの2倍くらい」は期待できそうです。極大は11月18日(水)の夜明け頃の予報。ずばり必見です。(星ナビ11月号42ページに、佐藤さんの出現予報の記事があります。)

 お二人の講演の前に国立天文台の渡辺潤一さんのお話もありました。10月に話題になったオリオン座流星群ですが、国立天文台への報告件数は8月のペルセウス座流星群より多かったそうです。多くのみなさんが流星に関心を持たれたのでしょう。この「しし座流星群」、直前ではどんな広報があるのでしょうか。ひょっとすると7月の日食と同様に、今年の一大イベントになるかもしれません。

 途中で、東京天文台の構内を少し散歩しました。風格ある建築物群や65cmの屈折式望遠鏡も見ることができました。何より印象に残ったのは、歴史ある構内の木々とその紅葉・落葉でした。

シンポジウムの様子。ヴォバイヨンの通訳は左側の渡辺さんでした。右側は佐藤さん。参加者からはたくさんの質問もあり、KZ先生の鋭い意見や質問もありました。
ヴォバイヨンとの記念写真。氏は2001年のしし座流星群を予報したD.Asher(デビッド・アッシャー)さんとも共同研究をしたそうです。
屈折式では日本最大の65cmの望遠鏡。僕の印象として、松江市立天文台の15cm望遠鏡をずっと大きくしたような感じでした。
65cm屈折式望遠鏡が入っている天体ドーム。国立天文台が三鷹の森の木々に囲まれているのが素敵でした。森の中の天文台もいいなと思った次第です。

安部(八束)




2009年10月24日(土) 街角スターウォッチング(JR松江駅前広場)

 JR松江駅の北口の松江テルサ前は、松江で最も人通りの多いところ一つです。この場所では3回目になりますが、今年は世界天文年2009の「ガリレオのゆうべ」の公認イベントとして企画しました。
 18時頃から2台の天体望遠鏡を準備し、20時過ぎまでの2時間。300-400人くらいの方に月と木星を見ていただきました。これまでは平日に行いましたが、今回は土曜日。見る方も僕たちも落ち着いた気分の中で星を楽しむことができました。特に、女性の方の関心が高かったことが印象的でした。
 土曜の夜のたくさんの人通りの中、近くからは路上ライブのギターやハープ、タンバリンの音が聞こえていました。
 松江市立天文台での「天文教室」や各地での「星を観る会(星観会)」に加え、街中で気軽に楽しめる「街角スターウォッチング」は、松江で星を楽しむ新しいスタイルを感じました。

安部(八束)



 とても充実した観測会でした。今までは、平日だった事でスーツを着た人が忙しそうに通り過ぎて行くのが多かったのに、今夜はとても華やかでゆったりとした感じで、やる方もゆっくりとお話が出来て良かったです。また、親子連れの方も多く、興味深そうに望遠鏡を横目に通り過ぎようとされるのを呼び込んで、『木星と月』を見られて、喜んで帰って行かれる姿を見て、とても嬉しい気持ちになりました。
 今度は『しし座流星群』ですね。お天気に恵まれる事を祈ってます。

長繁(比津)



 昨夜の街角スターウォッチングに参加して、天文教室とは違ったゆったりとした星見が出来てとても良かったです。さすがに松江駅前だけあって多くの人が興味を持ってくれました。雲にかくれたり出たりでやきもきすることもありましたが、多くの人に見てもらえて良かったです。またこういう機会をもちたいですね。

足立(平田)


 ★ 松江市報2009年12月号の「街角でキラリ」で紹介されました。


世界天文年2009
「めざせ1000万人!
みんなで星を見よう!」
に報告しました。


2009年10月21日(水) オリオン座流星群の観測会(島根総合公園)

 定例会の後、3人で『オリオン座流星群の観測会』に向かうことになりました。場所は以前、小学生の親子を対象として観測会をした島根町の総合公園。あらためて行くとほんとに良い場所で、まわりに目に入る光害はないし、地面はアスファルトだし、何よりも『突然凄い流星が流れて「流れたぁーっっ!」と大声で叫んでもまわりに迷惑になる民家がない』のが魅力!この日、到着した時には微妙に雲が湧いては消え〜を繰り返していたのが、観測を開始し始めて少ししたら晴れていき、『流観』にもってこい!の夜空に。
 22時00分、安部さんの「それでは今から始めるよ。」の言葉で始まり、1分経過しても、5分経過しても散在すら流れない!25分が過ぎようとした時に、佐藤会長の「散在すら流れないなんて。」の愚痴に...。
 やっと応えてくれたオリオン群、『流れたっ!!』待ってましたぁー。1等を超え、痕(こん)がきれいに残る流星に思わず大声で叫んでしまいました。待ちに待った流星。その後『じゃんじゃん』流れることを期待したのに、やっぱり流れない・・・。散在すら流れなくて、静かに時間ばかりが過ぎていきました。気がつけば、また25分後『流れたっっ!』待ちに待った2個目は天頂より少し西に傾いたぺガスス座の中を横切っていきました。これも1等越え、痕がきらきら残るきれいなオリ群。この日の1時間の観測で見れたものは、オリオン群2個と散在3個でした。
 本当に静かで穏やかな夜空で、『星のまたたき』のない夜空に初めて遭遇しました。また、雲の出現・消失の原理や流星の流れる距離感等、いつもはあまり気にしないことを考えられ、そのことについて分かるまでとことん教えてもらえて、とても有意義な1時間でした。
 また、現地に着いたら『先客』がおられました。「HPを見て来てみました。」という事で佐藤会長がお誘いもされたのですが、用事があるということで先に帰られました。
 最後に・・・地道な活動から『一緒に星を見る時間が共有できる仲間』がどんどん増えていくこと、また今までのメンバーとの観測も今まで以上に続けていけると良いなぁ〜と思います。

長繁(比津)



世界天文年2009
「めざせ1000万人!
みんなで星を見よう!」
に報告しました。


2009年10月21日(水) 10月定例会

・期日 2009年(平成21年)10月21日(水) 20時30分 〜 21時15分
・場所 マクドナルド(学園南)
・出席 3名
・終了後、オリオン座流星群の観測会へ

■報告
 9月16日(水)  定例会
    20日(日)  2009年東亜天文学会総会掛川大会 参加
    26日(土)  同好会設立25周年記念総会
             第24回Sun-in 星の集い2009 参加
    24日(木)  中島小学校・星を観る会
10月10日(土)  出雲星空観望会 参加
    12日(月・祝)やすぎ子ども探検事業「天体観察会」 − 悪天候のため中止

■議題・話題
1.街角スターウォッチング(JR松江駅前広場)
・10/24(土)1830-1930
・天体望遠鏡 2台、木星と月を対象
・取材の予定あり

2.会誌の発行
・会員からの製作協力のメール多数あり
・予定どおり進行

3.その他
@倉吉の松本さんから写真を送っていただきました。
・OM100mmF2での作例。オリオン座の足元、赤と青の水素ガスがきれい。

A国立天文台「しし座流星群2009ミニシンポジウム」(10/31(土))
・安部が参加します。
・詳しくは
http://www.astroarts.co.jp/news/2009/10/19leonids_symposium/index-j.shtml

B砂原遺跡で日本最古の石器(出雲市多伎町)
・行ってきました。美保関隕石フィーバーを彷彿。


2009年10月10日(土) 出雲星空観望会に行ってきました

 昨年のSun-in星の集いをお世話になった出雲天文同好会の観望会です。当日は出雲のみならず各地からの参加があり、たくさんの望遠鏡で星を見ることができました。また、天文関係の業者さんからのカタログや景品の提供もあり、Sun-in星の集いが始まった頃の抽選会を懐かしく思い出しました。
 開催案内にもありましたように、これまでにSun-in星の集いをお世話されたノウハウを活かして運営を進められていました。あらためて、長年に渡って開催されてきたSun-in星の集いが山陰の天文サークルや天文ファンの活動に深く貢献していることを実感しました。

安部(八束)



2009年9月26日 ☆第24回Sun-in星の集い2009が開催されました

 2009年(平成21年)9月26日(土)、安来市山佐ダム湖畔で開催されました。山陰だけでなく、山口・広島・兵庫・東京からと、たくさんの方が参加されました。また、地元からも本当に多くの方の参加がありました。おそらくこの地域の子どもたち全員が参加したのではないでしょうか。星を見る場が期待されているのだなあ、とつくづく実感しました。
 南の空に半月がありましたが、夏から秋の銀河がとてもきれいに輝いていました。


→詳細はこちら

安部(八束)



2009年9月26日(土) 松江天文同好会設立25周年記念総会を開催しました



 2009年(平成21年)9月26日(土)、松江市市民活動センターで開催しました。規約の一部の変更意見があり、家族会員を設けることが追加されました。遠方からの出席、またお祝いのメッセージをいただきありがとうございました。

→総会の模様はこちら

安部(八束)



2009年9月24日(木) 中島小学校のみんなと星空を見ました

 松江市立中島小学校は児童数12名の小さな小学校です。
 今夜は4年生3名とその妹さんたち、そして先生や保護者のみなさんと星空を観察しました。夏の星座、月、木星...夕陽が残る宍道湖を望む秋鹿なぎさ公園で楽しい時間を過ごしました。
 今度は、冬の星座をみんなで見ようと約束して別れました。

安部(八束)



2009年9月20日(日) 2009年東亜天文学会総会掛川大会に行ってきました

 東亜天文学会は1920年に設立された、日本で最も歴史のあるアマチュア天文団体です。毎年、全国のいろいろな地域をまわって総会が開催されますが、今年は9月20日(日)静岡県掛川市美感ホールで開催されました。
 私はこれまでに神戸支部や大阪支部の例会に参加したことはありますが、総会には初めての参加です。(実は、昨年の金沢大会には上の娘が代理で参加し、天体発見賞の表彰を受けて来てくれました。)
 さて、今回の掛川大会は運営事務局を務められた西村氏、金子氏、そして地元のみなさんの協力でスムースに進められました。
 来年は松江市で開催されます。松江天文同好会では設立25周年記念事業の一つとして位置づけ、開催の成功に協力していくことにしています。開催当日はもちろんのこと、開催に向けた準備をみんなで楽しみましょう。



総会の様子。会場は市民活動センターの5階交流ホールを少し縦長にした感じでした。出席者は50名足らずだったと思います。


表彰式の様子です。おなじみの顔が見えます。今回、東亜天文学会特別賞がC/2009 F6李-スワン彗星を発見した李大岩氏に送られました。

地元JA掛川市の女性コーラスグループ「ハツラーズ」の合唱がありました。この合唱クラブの名前を小惑星に命名する提案がありました。

安部(八束)



2009年9月16日(水) 9月定例会

・期日 2009年(平成21年)9月16日(水) 19時30分 〜 21時00分
・場所 松江市市民活動センター401
・出席 4名

報告
 8月 19日(水) 定例会
    22日(土) 立烏帽子・竜王山合宿
   〜23日(日)
    25日(火) 星を観る会8.25(島根町)
            全国星空継続観測
    29日(土) やすぎ子ども探検事業「天体観測会」 悪天候のため延期
 9月  4日(金) 松江市立天文台〜秋の天文教室〜
    10日(木) 市民活動フェスタ2009準備
    12日(土) 市民活動フェスタ2009

計画

1.資料検討〜会の運営に関して各種資料を検討しました。
  @25周年総会レジュメ 
  A活動総括
  B今後の活動方針
  C会の名称
  D規約の改正
  E会の運営方針
  FHP、MLの運営方針
  G星の集いの進行 など

  同好会は今年一年を掛けて、新たなスタートを切るべく準備を進めてきました。
  9月26日を新たなスタートにするべく、もう一頑張りです。

2.25周年総会
  9月26日(土)11時から 市民活動センターで予定通り開催
  次の物を用意します。
  @資料40部 Aカメラ、三脚 B領収書、ゴム印 C星図(入会記念品)

3.Sun−in星の集い
  9月26日(土)17時30分から
   安来市広瀬町上山佐 山佐ダム山美湖畔で予定通り開催
  @横断幕(今回作りました)
  A市民活動フェスタの展示パネル(会の1年間の活動を紹介します)
  B資料(日程表、受付用紙、9月の星空)
  C新天体捜索家 板垣公一氏の講演ビデオ(予定)
  D雑貨、文房具(ロープ、セロテープ、ガムテープ、カッターナイフ、模造紙、
    マジック、安全ピン・・・等)
  E食事(お酒も?)
  翌朝は9時には解散します。

4.中島小学校生徒観望会

  9月22日(火)18時20分から 秋鹿なぎさ公園(道の駅)
  小学校4年生対象です。少人数ですが、参加できる方はお願いします。
  安部さんが中心で行います。
  予備日は9月24日(木)です。

佐藤(西川津)



2009年9月12日(土) 市民活動フェスタ2009に参加しました

 9月12日(土)松江市市民活動センターで開催された市民活動フェスタ2009に参加しました。
当日は40を超える団体の参加があり、イベントステージや展示・体験・物品販売などでにぎわいました。同好会ではこれまでの活動の紹介を中心にパネルと天体望遠鏡の展示を行いました。
 ちなみに現在の市民活動センターの登録団体は228、松江市NPO法人認証団体64と、たくさんの市民団体の活動がなされています。


今回集まったメンバーと友人です。
その他、会員の家族の来場がありました。

この一年間の活動を中心に活動紹介しました。

すぐ近くのステージではいろんな方が発表されていました。

安部(八束



2009年9月4日(金) 松江市立天文台〜秋の天文教室〜

 朝から曇り空でしたが、50名ほどの方の参加がありました。今回の内容は、@星座早見盤をつくる、A夏の星座、B秋の星座、C木星などでした。最後に天文台に上がり、望遠鏡を見ていただきました。

 流星群についての質問がありましたが、10月21日(水)夜のオリオン座流星群、11月17日(火)夜(18日朝)のしし座流星群がおすすめです。どちらも月の条件が良く、澄み切った秋空で見ることができれば最高です。

安部(八束)



2009年8月29日(土) 安来市天体観察会

 曇天のため中止となりました。


2009年8月25日(火) 星を観る会8.25(島根町)
                + 全国星空継続観察(平成21年度夏期)


 西の空には三日月がありましたが、初秋の澄んだ空気で天の川がくっきりと見える素晴らしい星空でした。ご案内したのは、市内の家族およそ10組30名のみなさんでした。望遠鏡で月と木星を観て、それからは寝そべって流星観察。みんなが15分間じっと空を眺めました。残念ながら流星を観ることは出来ませんでしたが、広い星空ときれいな天の川を実感していただきました。子供たちはきっと宇宙の中に浮いてるような錯覚に陥ったでしょう。最後に暗い空で美しく浮かび上がるM13を観て、おみやげにミニ星座早見盤をもらって大喜びでした。

 終わってからは、同好会メンバーによる「全国星空継続観察」。久しぶりに参加します。天の川の見え具合や双眼鏡での最微星の観察(ベガ付近)、そしてリバーサル・フィルムでの空の明るさ観測用撮影。とても澄み切った星空、しかも快晴。立烏帽子山での星空に続いて、本当に素晴らしい星空に出会うことができました。今日の同好会メンバーの参加は5名、とても楽しかったです。

星を観る会の様子

世界天文年2009
「めざせ1000万人!
みんなで星を見よう!」
に報告しました。


全国星空継続観察の「写真撮影」

 f50mmレンズ、ISO400のリバーサルフィルムで天頂方向を
 固定撮影した画像が下の6枚です。中央近くの明るい星がこと座ベガ。
 写真の上がほぼ北です。8.4等の星が写っています。


F2.8 80s

F2.8 150s

F2.8 300s

F4 80s

F4 150s

F4 300s



2009年8月22日(土) 広島県竜王山・立烏帽子山合宿

 夏の終わりに伝説の星空に出会ってきました。息を呑むような満天の星空に歓声が上がりました。

→続きはライブラリへ



■日程
 8月22日(土) 13時 みしまや田和山店出発
           15時 立烏帽子山到着
 8月23日(日)  9時 竜王山経由で帰路につく

■参加者 5名



立烏帽子山にて

「めざせ1000万人!
みんなで星を見よう!」
に報告しました。


2009年8月19日(水) 8月定例会

期日 2009年(平成21年)8月19日(水) 19時30分 〜 21時50分
場所 松江市市民活動センター401
出席 4名

報告
(活動)
 ・7月22日(火)日食観察会(末次公園)…同好会ホームページを参照のこと
 ・7月25日(土)山佐ダムキャンプ場祭り…悪天候のため、7月26日(日)昼に出かけ、会場を管理している組合長さんと出会いました。
 ・8月12日(水)ペルセウス座流星群…曇天のため中止
 ・8月15日(土)玉湯公民館・星空観察(たまめん)…同好会ホームページを参照のこと

(その他)
 ・島根県立自然博物館「サヒメル」から、メガスターの特別投影のポスターとチラシの送付を受けました。詳細は同ホームページに掲載されています。

 ・日原天文台が製作した日食メガネを紹介
 ・出雲天文同好会から観望会の案内と会誌の送付を受けました。観望会の計画は同ホームページに掲載されています。さじアストロパークからも、いつものように情報をいただいています。ありがとうございました。
 ・島根県生涯学習情報システムに同好会を登録


計画
1.8〜9月の活動日程
 ・同好会ホームページの「活動計画」「予定」をご覧ください。
 ・従来の計画からの主な追加は次のとおり。
  8/25(火)1830 星を観る会 30名 島根町・島根総合公園
  9/16(水)1930 例会 総会準備のため

2.市民活動フェスタ(9月12日(土))
 ・活動紹介を中心に展示する。
 ・展示期間…1000−1630 同好会会員を常時配置
 ・搬入は前日夕方、搬出は当日行う。
 ・9月上旬にはパネルへの掲示物、チラシを作成

3.記念総会(9月26日(土))
 ・規約の改正案を検討
 ・修正後、おおむね開催2週間前には会員・関係者に通知

4.第24回Sun-in星の集い
 ・当日の進行案を検討
 ・活動紹介の際、共通のテーマを設定してはどうか

安部(八束)


2009年8月12日(水) ペルセウス座流星群を見よう

 曇天のため中止しました。


2009年8月15日(土) たまゆメンバーズくらぶ・星空観察会

 小雨が降る夜になり、公民館での開催になりました。
 
 お話やスライドを中心とした内容で、
 @夏の星座(同好会:安部)
 A星座早見盤づくり(米子星の会:池口)
 B今夜の星空(同好会:安部)
 Cブラックホールの観測(国立天文台:秦)
 D新しい星を探す(同好会:金津)
と進めました。

 Cのブラックホールのお話は、地元松江市玉湯町出身の国立天文台三鷹で研究を続けておられる秦さんにスライドを使ってお話していただきました。電波天文学や、電波望遠鏡を利用したブラックホールに関する世界最先端の興味深いお話でした。世界中の電波望遠鏡と人工衛星に積み込んだ電波望遠鏡を利用し、5年以内にはブラックホールを直接、撮影するとのことです。

 参加した小学生たちにとっては、地元の先輩のお話ということで、みんなの目がとても活き活きしていたのがとても印象的でした。みんなは「ブラックホール」という言葉を忘れることはないでしょう。

 星空観察以外にもゲームや夕食などもあり、これらのすべての企画は地元の高校生で結成された「たまめん」によるものです。そして、地元中学生や地域のみなさんの協力により運営されました。高校生の自主運営、世代を超えた取り組みには目を見張るものがあります。

安部(八束)


@

A

B

C

D



2009年7月25日(土) 星座早見盤づくり(米子市児童文化センター)に行ってきました

 親子で星座早見盤を作り、その使い方をプラネタリウムで覚えるというイベントです。7月25日19時30分から、米子市児童文化センターがありました。参加は50名程度で、ほとんどの方が親子連れのみなさんでした。夏の星座を覚えて、そのあとすぐに冬の星座を覚えることができるのがプラネタリウムの強みです。

 星座早見盤で星を覚えるとき、プラネタリウムの星空は児童文化センターのある少し明るいところで見た星空。星座早見盤に書いてある程度の星しか見えません。ひととおりの説明が終わり、大山での星空ということで「真っ暗な星空」にしたら、みなさんから大きな歓声が上がりました。

 私は飛び入りということで、「新しい星を見つける」というようなお話を10分ほどお話ししました。金メダルと銀メダルも見ていただきました。かなり星が好きなこどもたちがいるぞというのが私の印象です。   

安部(八束)



2009年7月22日(水) 松江市天文教室 〜みんなで日食を観察しよう〜

 
松江市役所前の末次公園で、400名を超える人たちと一緒に日食を観察しました。
 時々雲に隠されましたが、欠け始めから終わりまで楽しむことができました。

→続きはライブラリへ



2009.7.22 11h00m 
薄雲の中 最大食分0.817 


日食メガネで観察

同好会メンバー


金津(石橋)



2009年7月15日(水) 7月定例会

期日 2009年(平成21年)7月15日(水) 19時30分 〜 21時30分
場所 松江市市民活動センター

報告

6月12日(金) 松江市立天文台〜夏の天文教室〜
          定例会
   20日(土) JTB日食旅行の説明会 説明協力
7月 4日(土) 安来市荒島小学校 天文教室
    7日(火) JR松江駅前広場での観望会 … 悪天候のため中止
          「CO2削減/ライトダウンキャンペーン(七夕ライトダウン)」

議題・話題

1.この夏の活動について
 ・ホームページ「★活動計画」のとおり。その他や追加は、次のとおり。
 ・8/12(水)ペルセは当日の天気を見て、臨機応変に対応。
 ・8/22(土)23(日)竜王山合宿は、22(土)1300みしまや田和山店集合、23(日)1200同店解散。
  主会場はバイオトイレのある立烏帽子山駐車場を予定。
 ・8/29(土)1830から安来市天体観察会(山佐ダム広場)を追加。
 ・8月はイベントが多いので、無理のないように進める。

2.平成21年度「全国星空観察」への参加について
 ・久しぶりに参加する。
 ・期間は8/13(木)〜8/26(水)のうちの一日。
 ・場所は、山佐ダム広場を予定。全国各地と較べてどのくらいの評価になるのか興味深い。
  8/22(土)の竜王山でもやる予定。

3.同好会設立25周年事業について
 ・記念誌の企画書・投稿規定等は今月末までに作成。(この3連休で作成)
 ・記念総会は9/26(土)1100−1200市民活動センターに確定。ぜひ、ご家族での参加を。

4.第24回Sun-in 星の集い2009について
 ・第2報を8月初旬に発表。これまでの参加者等に葉書等でアナウンス予定。

その他
 家族等を対象にした比較的小規模な観望会をぜひやっていきたいとの提案がありました。

今回の出席者は5名でした。
例会が終わって家に帰ったら、雲一つない星空が広がっていました。しかも、透明度が抜群。
新星パトロールをしながら、うねるような夏の銀河を堪能できました。 

安部(八束)



2009年7月4日(土) 安来市荒島小学校5年生天文教室

 
朝から日が射す天気でしたが、大山の方向は積乱雲が立ち上がっていたのが少し気がかりでした。事実、私たちが到着する30分前、会場は雨模様だったそうです。

 あたりが暗くなるにつれ、雲がだんだんと消えていきました。月は大きいものの、星がたくさん輝いてきました。
 今夜は5年生38名とその兄弟姉妹、そして保護者の方..、総勢100名くらい。
 望遠鏡で見たのは、月と土星。土星は細い輪や本体にうつった輪の影がきれいに見えました。春や夏の星座もたくさん覚えることができました。

 久しぶりに快晴の星空で落ち着いて観望会ができました。

安部(八束)




   
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