天文教室
観望会
美保関隕石
Sun‐in星の集い
新天体発見


コラム 20182017年<>2019年


2018年12月19日(水)
2019年天文現象カレンダー(チロ天文台)



 チロ天文台から届きました。
 日食に始まり、日食に終わる1年?明るい彗星に期待しています!

安部(八束)

2018年12月16日(日)
ふたご座流星群(電波観測)



HRO 1時間毎のエコー数推移
2018年12月1日0h台~16日9h台
古都観測
金津観測
2018年12月14日6:40-6:50のエコー画像
※福井県立大学アマチュア流星電波観測研究会(福井県永平寺町)からの53.755MHzのビーコン波で観測した画像
 ふたご座流星群の電波観測結果です。
 今回、流星が飛んでいる光景を眼で見ることができませんでした。
 電波では(正常に受信できた範囲内で)12月14日(金)5~6時頃が一番多く流星エコーを捉えていました。
 古都さん(米子)の観測ともほぼ一致しています。
 10月9日のりゅう座流星群電波観測と比べると流星群の現れ方の違いがわかると思います。

金津(石橋)


2018年12月10日(月)
ウィルタネン彗星(46P)が
コンパクトデジカメで写った!


2018.12.10 20:44 キャノンS120
星空夜景モード自動露出


 夕方から急に晴れ間が広がりました。冬の山陰には貴重な星空です。
 明るくなった「ウィルタネン彗星(46P)」の撮影にチャレンジしました。
 カメラはいつもカバンに入れている小さなコンデジです。
 撮影後に画像を拡大してみると、確かに写っています。ちっちゃな雲みたいです。(画像の丸く囲まれた中に見えています。)

安部(八束)


2018年12月8日(土)
星ナビ2019.1「星のゆく年くる年」に掲載!



 宍道湖湖畔に出かけた「7月28日皆既月食と火星」の写真です。
http://matsueastroclub.web.fc2.com/
library/20180728LunarEclipse/
lib_20180728LunarEclipse.html


 今年唯一「星ナビギャラリー」に応募。この時はみごと落選でした。
 11月中頃、星ナビから掲載依頼の連絡がありました。びっくり!
掲載の話はともかく、夏の落選作品を今でも覚えていただいていたからです。
 掲載は36ページ。どうぞ、書店でご覧ください。
 毎年の1月号には「星空ハンドブック」の綴じ込み付録があります。
毎日の星空の様子を知るには必要にして十分な内容。しかもとても手軽で便利です。
 私のかばんには、いつもこの付録が入っています。

安「部」

2018年10月9日(火)
りゅう座流星群(電波観測速報)



HRO 1時間毎のエコー数推移
2018年10月1日0h台~9日20h台
古都観測
金津観測
2018年10月9日8:50-9:00のエコー画像
※福井県立大学アマチュア流星電波観測研究会(福井県永平寺町)からの53.755MHzのビーコン波で観測した画像
 曇天のため星の会の観察会は中止となりました。
 電波観測(HRO)では今朝(9日)8~9時頃にピークを捉えました。流星エコーは、古都(米子)さんの電波観測とほぼ一致しています
(左下の画像)
 明るくなってからのシャワーなので、天気が良くても肉眼でたくさんの流星を見るのは無理でしたね。

※左上のグラフで、6日のお昼頃に記録されたロングエコー(緑色の棒グラフ)は、メジャーではありませんが「10月きりん座流星群(OCT)」のエコーと思われます。

金津(石橋)


2018年10月7日(日)
細い三日月のような「宵の明星(金星)」

天体望遠鏡にコンパクトデジカメを近づけて撮影してみました。
撮影時刻での金星の高度はわずかに約4度、とても低いです。
金星は大気の影響で虹色に輝いています。望遠鏡で見る金星はメラメラと揺れています。

2018.10.7 17h58m
CAPRI D=80mm fl=560mm CELESTRON8-24mmズームアイピース(8mmで使用)
AZ-GTi経緯台で自動追尾
Canon S120でAUTO撮影
スマホでも撮影してみました。倍率は40倍くらいです。
丸い視野の中に、三日月のような形をした小さな金星が見えます。
スマホで撮影する場合は、ペットボトルのキャップに穴をあけて両面テープでとめると、位置決めがしやすくなり便利です。

 10/7の夕暮れ、南西の空低くに輝く金星を撮影しました。
 この夏は夕空にまぶしく輝いていた金星ですが、今月下旬には太陽に近づき、その後は明けの明星として見ることになります。

安部(八束)

2018年9月5日(水)
星空に輝く「ちびまる子ちゃんのリボン」


2018.9.5 2051JST-(120s)
Canon EOS60Da(IS01600)
EF8-15mm F4L USM(12mm F4) + LEE No.3

今夜以降はしばらく曇り空の天気予報。来週には西に月が輝きます。
これが今シーズン最後の夏の天の川になるかもしれません。

 9月5日夜、台風一過の星空に誘われ、忌部高原に出かけました。
 天の川は夜空に架かる星々でできた長い橋のようです。
 南の空には15年ぶりに地球に大接近した「火星」が赤く明るく輝いています。右(西)側には「土星」も。
 その上には、こと座ベガ―はくちょう座デネブ―わし座アルタイルでつくる「夏の大三角」。
 アルタイルを中心にして、火星と土星、そしてベガとデネブでつくる2つの三角形が大きなリボンに見えてきました。
 まるで、まるちゃんが髪に着けている赤いリボンみたいです。さくらももこさんが、この夏の夜空に描いてくれたのかもしれません。
 今夜の星空散歩は中島・野波・安部でした。

安部(八束)


2018年8月30日(木)
惑星競演



木星
2018/8/1 21:17

土星
2018/8/1 21:25

火星
2018/8/1 23:16
 1ヶ月も前に撮影した惑星です。
 火星は大接近の翌日です。砂嵐の影響で地表の模様がはっきりしません。
 小型自動導入経緯台に重量オーバのM-180Cを載せて撮影しています。


撮影地
・島根県津和野町 枕瀬山キャンプ場
撮影機材
・Telescope : Takahashi M-180C D180mm f2160mm Dall-Kirkham telescope
・Mount: SkyWatcher AZ-GTi Altazimuth mount
・Photographing Camera: ZWO ASI-290MC with 2x Barlow lens
撮影・画像処理
・SharpCap3.1で撮影、AutoStakkert!3にてスタック、RegiStax6.1にて画像処理

古都(米子)


2018年8月14日(火)
火星


 昨晩、火星を撮影してみました。

 2018‎年‎8月‎13‎日 ‎月曜日 23:24
 ISO 1600
 1/15秒
 EOS kiss x5
 ETX125 拡大撮影

伊藤(内中原)

2018年8月14日(火)
ペルセウス座流星群


2018.8.14 0400JST-(6s)
Canon EOS6D(IS06400)
+ SAMYANG 14mm F2.8 ED(F2.8)

オリオン座の近く、大山の上空を流れました。
2018.8.14 0420JST-(10m)
Canon S120 星空軌跡モード

10分間での星の動きです。残念ながら流星は写りませんでした。
まもなく夜明け、夜空は青色に雲は紫色に変化していきます。
松江市八束町で撮影

 中海の向こうには、米子の街明かりや大山の姿も見えます。
 夜明け前、星空がすべての景色を包む込みます。


安部(八束)

2018年5月16日(水)
一畑薬師の天文学者


横を向いて、ちょっと近寄り難い雰囲気 右から3人目がその尊者

 星の会の有志が星空撮影に訪れる一畑薬師。
 本堂横に釈迦の弟子達が「十六羅漢像」として並んでいます。
 その中の一人に「摩訶劫賓那(まかこうひんな)」という天文学者(?)がいます。
 説明には「よく天文学に長じ・・・(釈迦弟子中で)『知星宿第一』の弟子」とあります。
 天文学といっても、紀元前5世紀頃のことで、たぶん占星術のことと思いますが、話の種に昼間に会ってみては。御利益があるかも。

金津(石橋)


2018年4月30日(月)
ペルセウス座のわい新星V392が爆発
TCP J04432130+4721280


2018.4.30 2010JST-(13s)
Canon EOS60Da(IS01250)
+ SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM(35mm F2.8)

 早速、自宅先で固定撮影しました。測定値は、6.2等です。
 星図や比較星の光度、そして光度測定はGuide9とステライメージを使っています。
 このくらいの画角のレンズだと、カペラを中心に撮影すれば十分に撮影できます。
 みんながんばってますね。頃は満月です!僕もそろそろ人生をかけた勝負?!

安部(八束)

2018年4月23日(月)
プラネタリウムでラジオドラマ

謎解きラジオドラマ「犯人は…?」

・開催日時 2018年5月19日(土)
        19:00-19:40
・場所 米子市児童文化センター・プラネタリウム(ナイトプラネタリウム)
・主催 米子市児童文化センター
・協力 松江星の会 ほか

安部(八束)


2018年3月18日(日)
3/10 へびつかい座に新星が出現

2018.3.18 05h01m(JST)
KissD-X Pentax-SMC 35mm+f2.8(f2) 30s
新星が現れた位置を示しました。
画像中心の赤い星はさそり座アンタレス、右上の明るい星は木星です

新星の現れた場所を拡大し、見やすいように白黒反転してみました。
丸く示した範囲は視野円約1度で、アストロアーツ・ホームページに示されている範囲とほぼ同じです。

 今年は日本人による新星発見が続きます。
 この新星も複数の日本人が同じ日の夜明け前、南東の空に発見しました。
発見時の明るさは9.5等と報告されています。

 3/18(日)夜明け、出現位置を撮影してみました。
新星はすでに暗くなったようで、画像には写っていません。
 10等の恒星は確実に写っているので、観測値としては10.0等以下とします。


(参考記事)
・アストロアーツ・ホームページ
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/
9791_nova_oph

・vsolj-news 344: New Nova in Ophiuchus
http://www.cetus-net.org/ml/vsolj-news/
201803/msg00001.html


安部(八束)

2018年3月15日(木)
夜明けの星空


2018.3.15(木)4時38分
Canon S120 星空夜景モードで自動撮影
松江市八束町波入

 少し早起きして、外に出て見ると「さそり座」が見えていました。
 今年は近くに3つの惑星も輝いています。西から「木星」「火星」「土星」です。
 火星と土星の間に見える雲のようなものは「天の川」です。

 火星はこの夏、15年ぶりに地球に大接近します。
 きっと全国で火星大接近フィーバーになるでしょう。

安部(八束)

2018年3月4日(日)
水星と金星のツーショット




→オリジナル画像


→オリジナル画像
2018年3月4日18:32:57
Pentax k-1
200mm F5.6
ISO1600 1/10秒
2018年3月4日18:44:24
Pentax k-1
110mm F5.6
ISO1600 1/6秒
(ブラケット撮影5枚
をHDR加工)

 金星と水星が並ぶのを見たいと、日没後に「宍道湖夕日スポット」に行ってきました。
 遠く西の地平線は薄い曇で覆われていて、齢を重ねすっかり分解能が低下したこの目ではどこが空やら雲やら判別できない。
 薄明の終わる頃を待って、あたりをつけてレンズを向けると、ようやく見えました。
 雲を通してなのか、金星もあまり元気がない。
 水星は金星の右手に並んで僅かに光り、恥ずかしいのか頻繁に雲に隠れていました。
 久しぶりに見たような気がします。
 そして、あっと言う間に見えなくなってしまいました。雲隠れ。

長谷川(うぐいす台)

2018年3月3日(土)
宵の空に金星と水星


2018.3.3(土)18時38分
Canon S120 AUTOで手持ち撮影
松江市八束町江島
ファミリーマート江島大橋店駐車場にて
右画像は左の画像を切り取って、
金星と水星を見やすくしたものです。
 茜色と紺色が混じり合った西空は晩秋を思わせるような夕空でした。
明け方から夕方に回った金星の姿をようやく見つけることができました。
 低空にもかかわらず眩しく輝いています。
 今日は右下すぐ近くに水星が寄り添っていました。

安部(八束)

2018年2月11日(日)
松江市立天文台
「天文教室」のルーツを見つけました!
1962(昭和37)年6月7日(木)
島根新聞
 松江市役所の屋上には天文台があります。名前は「松江市立天文台」と言います。1962(昭和37)年6月、市役所の建設に合わせて整備されました。
 現在、松江市では新庁舎整備計画が進められています。今一度、天文台が整備された当時の様子を辿りたくて、古い新聞記事を探してみました。

安部(八束)




   
inserted by FC2 system