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コラム 20202019年<>2021年 


 2020年5月14日(木)
C/2020 F8 スワン彗星


原画像をトリミングして、彗星の周囲の恒星の明るさを表示しました。
彗星の全光度は5~6等級くらいです。 
 原画像です。画像の下のほうが地平線です。
この時の彗星の高度はわずか9度。
明るくなっていく東の空と競争しながらの撮影でした。
電線が写っているのは彗星が超低空だった証拠です。
2020.5.14 0400JST(10sec)
FCT-65+RD (f240mm F3.7) + 60Da(ISO1600)
※35mm判のときの焦点距離384mm相当 

 2020年3月25日、太陽観測探査機SOHOのカメラで撮影した画像から発見された彗星です。
 現在、夜明け前の低空に見ることができます。
 当初は5月中旬に2等級前後まで明るくなると予想されていたのですが、現状からすると4-5等級にとどまりそうです。

安部(八束)

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2020年5月2日(土)
夜明けの星空


 2020.5.2 0351JST-(15s)
Canon 6D(HKIR) ISO6400
EF8-15mm F4L USM(15mm F4) + LEE No.3
松江市八束町二子で撮影(海岸道路沿いです)

 
 夜明け前に目が覚めて外に出てみると、天の川がきれいに見えていました。
 2枚の画像を掲げます。同じ画像で1枚には星の名前を入れました。
中央付近に雲のように見えるのは天の川です。

安部(八束)


 2020年4月30日(木)
月の姿


 2020.4.30 2020JST
D80mm f560mm + 8-24mm ズームアイピース
Canon S120
(ピントや絞り・シャッタースピードは自動です)
 今年の大型連休は夕空に月がきれいに見えています。
 庭先で愛用の小型天体望遠鏡とコンパクト・デジタルカメラを使って撮影してみました。
 月面の様子がはっきりわかります。色合いも自然な様子に撮影できました。

安部(八束)


 2020年4月5日(日)
金星とすばる




 4月上旬は金星とすばるが接近して見えていました。
 5日は冬型の天気でしたが、夕方には晴れ間が広がり、とても澄んだ星空となりました。
 まぶしく輝く「金星」といくつもの星が群がった「すばる」が接近した様子を撮影することができました。

安部(八束)

2020年4月5日(日)
星空と桜並木



松江市八束町・大塚山で撮影

 
 月光に照らされた桜並木と星空をいっしょに撮影してみました。
 まぶしく輝いているのが「金星」、左側には「オリオン座」も見えています。

安部(八束)


 2020年3月21日(土)
夜明け前、木星と火星が大接近



松江市八束町で撮影

 左の明るい星が「木星」、すぐ下が「火星」、その左が「土星」です。
 右には「さそり座」が見えています。

安部(八束)

2020年3月24日(火)
C/2019 Y4(Atlas)


撮影日:2020.3.25 01:33:25〜
撮影地:大山町総合文化スポーツセンター
赤道儀:Vixen SXP2
鏡筒:Vixen R200SS(PHコレクタ) f760mm
カメラ:ZWO ASI294 MC Pro Gain 120, -10℃冷却
露出:22分(120秒 × 11枚)、ダーク・フラット補正、メトカーフコンポジット)
撮影ソフト:ZWO ASIAIR Pro
画像処理ソフト:ステライメージ8
 
 3/24は久しぶり(2020年初)に撮影に出かけました。
 C/2019 Y4(Atlas)です。
 視野角は1.0×1.4°

古都(米子)


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2020年3月14日(土)
夜明け前の空に
「火星」「木星」「土星」が集合!


2020年3月2日(月)5時29分
松江市八束町で撮影
画像中央付近に少しザラザラとした雲のように見えるのは天の川です。

 
 夜明け前の星空はもう真夏です。南の空には夏の代表的な星座である「さそり座」が見えています。今年はさそり座の東(左)側に「火星」「木星」「土星」が輝いています。

 今月18日(水)~21日(土)頃には細くなった「月」も並びます。ぜひ、早起きして星空を眺めてみてください。


(参考)
国立天文台ホームページ「火星が木星、土星に接近(2020年3月)」

https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
2020/03-topics01.html


安部(八束)

 2020年2月26日(水)
冬のダイヤモンドとカノープス

2020年2月23日 20時16分
松江市八束町二子で撮影
山すれすれに光る星がカノープスです。 

 キラキラと輝く星空に「冬のダイヤモンド」を見つけてみましょう。オリオン座のベテルギウスを中心に、オリオン座のリゲル、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、ふたご座のポルックスとカストル、おうし座のアルデバラン、ぎょしゃ座のカペラを結ぶと星空に大きな六角形のダイヤモンドの姿を見つけることができます。
 澄んだ星空の夜には、冬のダイヤモンドの南にりゅうこつ座の「カノープス」を見つけることができます。カノープスは全天で2番目に明るい星ですが、日本では地平線すれすれに輝くことからなかなか見ることができない星です。


〇ほしぞら情報(2020年2月)
ホームページ掲載されている「東京の星空」を使って、「冬のダイヤモンド」を見つけてみてください。
島根での星空は東京の星空とくらべて、30分ほど遅い時間になります。

https://www.nao.ac.jp/astro/ky/
2020/02.html


〇カノープスを見つけよう(2020年2月)
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
2020/02-topics02.html


安部(八束)

 2020年2月14日(金)
水星が見えた!

2020.2.14 1850JST
Canon S120 星空夜景モード
松江市八束町二子で撮影
水星の高度は4度  
 澄んだ夕暮れの西の空に水星を見つけました。

 水星は、太陽系の一番内側を周っているため、見かけの位置が太陽から大きく離れることはありません。したがって、水星が見つけやすい時期は太陽からの見かけの位置が離れる頃に限られています。


 水星は2月10日に東方最大離角(水星が太陽の東側に見かけの位置が最も離れる)となり、この前後の日が水星の見頃でした。次に夕空に見えやすい時期は6月初めです。

安部(八束)

2020年1月5日(日)
2020年天文現象カレンダー
(チロ天文台)



 
 今年もチロ天文台から届きました。

 6/21(日)に日食がありますね。台湾に行くと金環日食が見られます。出雲・米子空港から行けないでしょうか。

 秋の火星も楽しみ!夏に見る火星と違った姿が見れそうです。

 12/22(火)の土星と木星の大接近もすごいです。クリスマス直前、ベツレヘムの星みたいな感じかな?

 今年も星空をいっぱい楽しめます!

安部(八束)

2020年1月4日(土)
しぶんぎ座流星群(速報)

HRO 2020年
1/1 0h~1/4 19h
1時間毎のエコー数

HRO 2020.1.4
10:10-10:20
この頃からエコー急増

HRO 古都(米子)

HRO 金津(松江)
  2020.1.4 13:00-13:10 同じ流星のエコーを米子市(左)と松江市(右)で捉えたものと思います。

 お正月定番の流星群は、今年も天気悪く、流星の姿を直接見ることはできませんでした。
 電波観測では、1月4日早朝からエコーが増え始め、午前10時台にピークを迎えました。

金津(石橋)


※HRO観測者・杉本さん(東京)より、複数個所の電波観測から、4日10時台は突発的な増加、極大は4日17時台との報告がありました。
→HRO 2020 しぶんぎ座流星群速報



   
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