天文教室
観望会
美保関隕石
Sun‐in星の集い
新天体発見


コラム 20142013年<>2015年


2014年12月18日(木)
市内某高等学校
総合学科「アウトドア」校外学習


 昼間、寒くて雪が舞う天気、そんな中での星の授業でした。
 まずは天文台の見学、そして金津さんの新星発見のお話。
 まだまだ教え方の修行が足りないと実感した1時間でした。
 3年生17名、女子が圧倒的に多かったです。
 一人でも星に興味を持ってもらえたかなあ...。

安部(八束)


 私の話、力不足で退屈させちゃいましたね。なかなか難しいです。少しでも何か受け取ってもらえたら幸いです。
 学校の先生のご苦労がよくわかりました。

金津(石橋

2014年11月21日(金)
カノープス


 カノープスが見える季節になりました。
 今回は、途中でカメラが動いたり、設定のマズサ等多くの反省材料を残しました^_^;
 1時過ぎから3時過ぎまで見えてました。


 ←ニコンD5000、NIKKOR50_(換算75_相当)F→2.8
ISO800、20sX17、11月21日

奥野(西津田)

2014年11月15日(土)
ベタ踏み坂(江島大橋)を昇る冬の星座



 東の空にぎょしゃ座・ふたご座・こいぬ座が昇ってきました。
 最近のコンパクトデジカメには簡単に星空を撮影できる機種があります。


←2014.11.15 22:48JST-(10min)
  Canon S120 星空モード
  松江市八束町(江島)で撮影


安部(八束)

2014年9月28日(日)
「明月記と最新宇宙像」
京都大学総合博物館

「明月記」を所蔵しておられる冷泉家では「めいげっき」と呼び習わされているとのことです。9/28(日)午後の講演会は定員70名を超える来場で超満員でした。

 藤原定家「明月記」、日本アマチュア天文学の祖といえる「山本一清」、岡山で計画が進む「3.8m望遠鏡」。京都1000年にわたる宇宙への挑戦の過去・現在・未来の展示です。
 「明月記」は藤原定家(1162-1241)の日記です。過去、人類が裸眼で見た超新星の記録は7つしかありません。そのうちの3つが明月記に載っています。

 1006年5月1日 おおかみ座  -8等
 1054年7月4日 おうし座    -4等
 1181年8月6日 カシオペア座 0等

 我が銀河系ではこの1000年ほど間には出現していません。そろそろ、まばゆいばかりの超新星を見てみたいですね。

    京都大学総合博物館
      「明月記と最新宇宙像」


安部(八束)

2014年9月23日(火)
満天の星空を求めて〜花見山スキー場〜



パノラマ
 1000mを超え、しかも車で簡単に行ける場所を訪ねています。
 今回は「花見山(1188m)」、鳥取県南西部と岡山県北西部の県境にあたります。
 スキー場の上からは、東-南-西に山々の稜線が見えます。

安部(八束)

2014年8月16日
星のソムリエ(星空案内人)認定証


 4月に試験は合格していましたが、認定に数ヶ月かかるとのことで、8月9日にやっと授与されました。
 皆さまに教えていただきながら、ソムリエとして一人前になれるよう頑張りますのでご指導宜しくお願いいたします。

野波(東本町)


 改めて、おめでとうございます! 【編集人】


 認定式までに時間がありましたので京都文化博物館の宇宙兄弟展に行ってみました。
 UFOを目撃したことをきっかけにともに宇宙を目指そうと約束した兄弟のお話です。
 初の大規模展、200点の原画、沢山の資料を見た私はうかれて歴代宇宙飛行士の
仲間入りも果たして来ました。

 宇宙兄弟展 会期は7月30日〜9月23日まで

野波(東本町)


2013年8月13日(水)
ペルセウス座流星群

ロングエコー(電波観測)
8月1日〜13日8時台
国立天文台・ペルセウス座流星群キャンペーン(眼視観測)報告記念壁紙
電波エコー画像
8月13日0:30-0:40
電波エコー画像
8月13日8:30-8:40

 8月12日の夜、13日へ日付が替わる頃から快晴になりました。
 今年はあいにく、月がまぶしいほど明るくて流星観察には最悪のコンディションです。
 それでも、30分位の間に明るいペルセウス座流星群を2個見ることができました。
国立天文台のペルセウス座流星群キャンペーンに報告しました。)
 電波観測では、例年並みに飛んでいる感じです。
 今夜も晴れれば見ることができると思います。

金津(石橋)

2014年7月28日(月)
驚きの星空撮影法(本の紹介)


 「デジタル一眼と三脚だけでここまで写る!」に魅かれて買ってみました。
 「超固定撮影」と称して、ISO設定を12800とか25600にして数秒の画像を沢山コンポジット(合成)すれば、200mm位までの望遠なら赤道儀なしで点像の星空写真が撮れる・・・とか、三脚なしの半手持ちでも星座写真が撮れる・・・とか、撮影後の画像処理などもわかりやすく書いてあります。
 こんな高感度で撮影するなんて考えもしなかったことです。今度試してみようと思います。
 フィルム時代のクセ(感覚)が残っていて、デジカメをまだ使いこなせていないことを実感します。


 →地人書館の案内ページ

金津(石橋)

2014年5月26日(月)
土星とてんびん座


2014.5.4 0048JST-(60sec)
Canon EOS60Da(IS01250)
+ SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM(35mm F2.2)
+ PRO SOFTON-A


 夕空、南東の空に土星が昇ってきました。
 星になった天秤は正義の女神ディケDikeが人の正邪を計るために使ったものです。星座早見盤や星図でさがしてみましょう。
 近くにはさそり座のアンタレスも赤く輝いています。

安部(八束)

2014年5月24日16時
きりん座流星群速報(電波観測)



 予想された極大時刻を迎えていますが、残念ながら電波では今のところ変化はありません。

 
昼間はノイズが多いので、感度を少し下げています。それでも、今、放射点がほぼ南中して46度くらいの高さなので、流れていればキャッチできるはずなのですが。

 画像は今月1日0時台から本日15時台までの、時間あたりの流星エコー数(補正なしのHR)の推移グラフです。

 今日3-4時台にエコーが少し増えていますが、何かはわかりません。

金津(石橋)

2014年5月11日(日)
みずがめ座η流星群
(電波観測)



HRO(流星の電波観測)
2014.5.1-10

流星エコーの例
2014.5.8 7:10-7:20

 今日は母の日ですが、流星群にも母がいます。例年5月初旬にピークを迎えるみずがめ座η(エータ)流星群の母天体はハレー彗星といわれています。
 電波観測では輻射点がわからないので、群の特定はできませんが、エコーの増減で傾向を知ることができます。
 5月8日〜10日、エコーが少し増加していることがわかります。他の流星群に比べてピークがなだらかなのが、この流星群の特徴のようです。
 さて、今月24日、209P/LINEAR彗星(周期5年)を母天体とする
きりん座流星群が突発的に出現するのではないかと予想されています。
 予想が的中するかどうか、今から楽しみです。

金津(石橋)

2014年5月7日(水)
流星を撮影する

2014.5.7 03h20m
Canon EOS60Da(IS02000 30s)
+ SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM(18mm F2.0)
+ PRO SOFTON-A


 GW明けの5/7(水)早朝、みずがめ座流星群の撮影にチャレンジしました。
 3時20分から4時までの間に30秒露出で74コマ撮影しましたが、流星が写ったのはわずかに3コマでした。
 画像はそのうちの最も明るい流星です。流れてきた方向からすると、残念ながらみずがめ座流星群ではなく散在流星です。

安部(八束)

2014年4月25日(金)
夕空のISS


コンポジット画像 比較明合成画像
ISSは画像の右下から左上に向かって移動

2014.04.25 19h46m-19h47m
PENTAX K-30 f20mm F2.8(4)
ISO400 exp.:10s interval:10s X 5
固定撮影
 19:45、予報通り薄明の残る夕空にISS(国際宇宙ステーション)が現れました。北西の低い空にオレンジ色に輝きながら現れたISSは、次第に黄色く輝きを増し、ほぼ天頂のしし座を通り南東のコップ座付近の空に消えて行きました。

 若田光一宇宙飛行士が日本人初のコマンダーとして搭乗されています。来月にはミッションを終了して帰還予定とのことです。

 左の画像は10秒間隔で各10秒露出の画像5枚を2種類の方法で合成したものです。

 ISSは一定の速さで地球を周っています。左の画像で、10秒ずつ露出したISSの光跡が下から上に向かってだんだん長くなっているのは何故でしょう?考えてみませんか。

金津(石橋)

2014年4月18日(金)
星空解説の虎の巻


 先日(4/16)発売されました。四季折々の星空案内の極意が書いてあります。
 さすがプロの解説者が書いた本。解説のポイントがよくわかります。
 星空観察会に向けて勉強しなきゃ!

 「プラネタリウム解説者に教わるよくわかる星空案内」 木村直人著 誠文堂新光社

金津(石橋)

2014年3月11日(火)
ケレス、ベスタ、火星

オリジナル画像 左の画像を少しレベル調整

 おとめ座の準惑星ケレス、小惑星ベスタ、そしてあと1ヶ月ほどで最接近となる火星です。

3月11日 2時23分
ニコンD600、85ミリ F1.8(→F2)
ISO1600 5s露光
PRO SOFTON−A(W)使用
自宅前にて

奥野(西津田)

2014年3月4日(火)
火星とスピカ


 庭から空を眺めれば火星とスピカが見えてました。
 慌ててカメラを持ち出してパチリ。

3月4日 2時17分  
ニコンD600
85ミリ、F1.8(→F2.2)、10s、ISO500
ケンコーPRO SOFTON−A(W)使用
自宅庭にて

奥野(西津田)

2013年3月3日(月)
ふたご座と木星

 夕空の天高く、木星が明るく輝いています。
 冬の星座が少し西に傾き、星空も春を迎えつつあります。

2014.3.3 2151JST-(60sec)
Canon EOS60Da(IS01250 JPEG1枚)
SMC-PENTAX 35mm F2(2.8)
+ PRO SOFTON-A

安部(八束)

2014年3月3日(月)
カノープス撮影
今シーズン最後のチャンスか



 湖北線ぞいの元喫茶店の裏でカノープスの撮影に成功しました。 
 今シーズンの撮影は、もうあきらめていただけに感激です。

伊藤(内中原)

2014年1月7日(火)
肉眼黒点



2014.1.7 13:21 f300mm
トリミングしています。
太陽の右側の小さな水色の点が、ほぼ地球の大きさです

 太陽に大きな黒点が現われて、肉眼で見ることができます。
 日食メガネで見て下さい。決して直接見てはいけません。

 宇宙天気情報センター↓で最新画像を見ることができます。
http://swc.nict.go.jp/sunspot/

金津(石橋)

2014年1月6日(月)
しぶんぎ座流星群


1月1日0h〜1月6日12h
(緑の棒グラフは10秒以上のロングエコー数です)
1月4日5h20m-30m
(ピーク時付近の
エコーです)

 今年のしぶんぎ座流星群は例年に比べて活発だったようです。
 極大の4日未明は、寝過ごしてしまい眼視では見逃してしまいました。電波観測(HRO)では沢山のエコー(流星による反射電波)を捉えていました。
 条件の良い空で見たら、きっと数え切れないほど流れたことでしょう。

金津(石橋)


2014年1月3日(金)
王妃ベレニケの美しい髪(かみのけ座)


2014.1.3
ZUIKO 100mm F2(2.8)+EOS60Da(IS01250 60s JPEG1枚)+PRO-SOFTON-A
 星々が天空に宝石を散りばめたように輝いています。
 紀元前3世紀には、エジプトの王妃ベレニケBereniceの美しい髪とむすびつけらけています。
 「かみのけ座」は春の宵に見える星座ですが、冬には夜明けの空高くに見えます。

安部(八束)




   
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