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コラム 20122012年< >2014年


2013年12月7日(土)
星空案内人(星のソムリエ)
資格認定京都講座


 12月7日に、キャンパスプラザ京都で行われた、星空案内人資格認定京都講座と五周年パーティーに参加して来ました。
 来賓は、星空案内人資格認定講座を提唱された、山形大学理学部教授の柴田晋平先生。
 講座内容は「星のソムリエ〜これまで、そして、これから〜」。
 とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

野波(東本町)


2013年11月14日(木)
今朝のラブジョイ彗星


 今朝3時に起きてラブジョイ彗星(C/2013 R1 Lovejoy)を撮影しました。
 彗星はしし座の頭を東に向かって移動中です。
 双眼鏡では、ぼんやりした丸い雲のように見えます。
 アイソン彗星は高度が低く、写真撮影してようやく存在がわかる程度でした。

金津(石橋)

2013年11月9日(土)
今シーズンのカノープス



3時57分、f=20ミリ(※) F1.7
露光30秒、ISO400


※35ミリフィルムカメラ換算40ミリ

 今朝2時頃に目が覚めて空を見ると意外に良く見えてる。秋鹿まで出かけてきました。
 三度目の正直でしょうか、対岸の山並みがくっきりと見えました。おもむろに双眼鏡を出すとカノープスが見えました。
 写真はパナソニックGF1で撮ったものです。リコーデジタルWで写したものは雲とフィルターがよくなくて白っぽい画面になってしまいました。GF1も持ってきたのでそれで10枚ほど撮りました。

奥野(西津田)


2013年11月8日(金)
ラブジョイ彗星

C/2013 R1


 かに座のM44プレセペ散開星団とC/2013 R1ラブジョイ彗星

 エメラルド色に輝いている星が彗星です。6等くらいの明るさです。


2013.11.8 0514JST
EOS60Da(IS01250 60s JPEG1枚) + ZUIKO 100mmF2(2.8) + PRO SOFTON-A


安部(八束)

2013年9月28日(土)
スペースアドプロジェクト始動



 天文ガイド2013年10月号のp.94-95掲載の記事より。
 まだ、下記CMをご覧になっていない方は是非ご覧ください。
http://gumiguum-spacead.jp/
 よくぞここまで「真面目」に取り組んだものだと、関係者に敬意を表します(^.^)
私はこのグミガームは食べたことありません。

金津(石橋)


 ずっと気になっていた「グミガーム」。
 いろいろなお店でチェックしていたのですが、ついに、ゲットしました。
 場所は境港の大手コンビニ店。
 企業の機知に富んだ新感覚の取り組みにエールを送ります。

安部(八束)

2013年8月16日(金)
いるか座新星2013(続報)



2013.8.16 02h38m
EOS60Da(IS02500 30s)+
SIGMA DC 17-70mm(53mm) F2.8-4.5(4.0)+
+PRO SOFTON-A

 今朝2時過ぎに撮影しました。
5.9等と測定しました。明るいです。
 8/14の夜に夏の大三角を撮影しておられれば写っているはずです。ぜひご確認を。

 師曰く「新星は忘れた頃にやって来る」

安部(八束)

2013年8月16日(金)
いるか座新星2013


2013.8.16 00h05m
PENTAX *istD
f50mm F2.4(←1.4)
ISO400 30s

少しトリミングしています。


 久々に明るい新星の発見がありました。肉眼で見えるほどの明るさです。
 超新星発見で有名な山形県の板垣公一さんによって8月14日夜に発見されました。
 場所はいるか座で、こぎつね座との境界に近いところです。発見時6等台でしたが、現在5等台で輝いています。明るい空でも、双眼鏡で見ることができます。


 いるか座には、1967年に明るい新星(現在の名称はHR Del)が出現しています。この新星は3等級まで増光しました。

金津(石橋)


2013年6月2日(日)
宍道湖湖畔の金星と水星
宍道湖湖畔公園(県立美術館隣り)からの夕空です。 中央下の赤い星が金星、その上の白い星が水星です。周りにはふたご座などの星が見えています
2013.6.2 2008JST
Canon KissD-X SMC-PENTAX 35mm F2(4.0)2.5sec*6比較明処理

 夕空に宵の明星(金星)が見えるようになりました。今年中、夕空に明るく輝きます。
 6月上旬には近くに水星も見えます。水星は太陽に近いことから、なかなか見る機会がありません。今は金星が目印になりますので、ぜひ見つけてみてください。

安部(八束))

2013年5月24日(金)
夕空の3惑星

2013年5月24日 19:45:04
 デジタルカメラ ソニー NEX5
E16mm F2.8レンズにて撮影
コンピュータ画像処理にて拡大
笠浦漁港(北浦海水浴場より
北西約3km)にて
 

 水星は眼視では確認できなかったのですが、画像処理をしている途中で写っていることがわかりました。
 はじめはどれがどの星か、判然とせず、天文年鑑等で位置関係を確認しました。

伊藤(内中原)


 (惑星の位置)

   木星




                    水星
              金星

2013年5月11日(土)
細い月と宵の明星(金星)


19時26分 コンパクト・デジカメを手持ちにて。
金星の高度は5度、月の月齢は1.4です。
大根島二子の海岸にて、対岸は松江市本庄町です。

 秋のような澄んだ夕空に、月と金星が並びました。
 木星・カペラ・シリウスもキラキラしています。
 歩いて帰る途中、シリウスのちょうど反対側、北東の空にベガを見つけました。少し驚きました。

安部(八束)

2013年5月8日(水)
はくちょう座変光星χ


Eos Kiss F 17-50(35)
F3.2 20″ ISO800
5/7 25:00 十神ベースにて

 最近、変光星関係の本を読んでいたので、昨夜は星野写真に思いをはせ、星を観察していました。
 はくちょう座の変光星χ(カイ)。変光範囲は3.3〜14.2等級。変光周期は約400日だそうです。
 隣のη(3.9等)より少しだけ明るくなっていました。

家嶋(安来)

2013年5月3日(金)
ゴールデンウィークの星空

(5/3(金・祝)島根町総合公園)

2012.5.3 20h43m Canon EOS60Da EF8-15mm F4L(10mm) F4(開放) ISO800 15sec*8比較明処理

 朝からきれいな青空。
 北極星より下に輝くパンスターズ彗星をねらってみました。
 成果は?イカ釣り船の灯りが明るく...?

安部(八束)

2013年4月13日(土)
明け方のパンスターズ彗星


2013.4.13 4h28m
PENTAX ist*D f135mm F2.8 ISO800 30s
    2画像のコンポジット(重ね合わせ)。
トリミングしています。
画像の上が天の北です。
 明け方、薄明が始まった北東の空で、パンスターズ彗星(C/2011 L4)を探しました。
 少し霞がかかったような空に昇ってきたカシオペヤ座で、双眼鏡で彗星の姿を探しましたが、見つけることができませんでした。
 写真には、地球から遠ざかって行く彗星の姿がなんとか写っていました。まだ、尾が伸びているのがわかります。

金津(石橋)

2013年3月24日(日)
2013.3.21
菅野松男さんが超新星2013amを発見



大きな月、そして厚目のうす雲を通しての撮影です。
3/21夜の透明度でしたら、簡単に撮影できたでしょう。
2013 03 23.53325 Mag=15.9
21:46:45-(30sec*4画像)
 各画像は5secのインターバル
位置測定の結果 11 18 56.95 +13 03 49.7




 とうとう発見されたというのが正直な感想です。私も超新星捜索にチャレンジしたくて菅野さんの自宅にお邪魔したことがあります。2011年9月19日の ことでした。この訪問を機に私の観測所も自動導入が実現できました。菅野さんも私も自動導入ソフト「Yoc」を利用していますが、ソフトを制作をされた方に超新星捜索がしやすいようにいろいろと仕様の修正をお願いし、現在のバージョンになっています。(天文ガイド2013.4小惑星ガイド参照)
 菅野さんが彗星を発見されたのは1983年5月9日明け方のC/1983 J1「菅野・三枝・藤川彗星」。この時は夕空には肉眼彗星「アイラス・荒貴・オルコック」が輝やき、世間を騒がせていました。今回の2013年3月21日 の夜は日本天文学会の関係で主だった新天体発見捜索者の面々は埼玉に集結していました。
 菅野さんの不断の努力というか、菅野さんは本当に星が大好きで、星といっしょに生活しているようにも思えます。
 人間界の感情など星界に何ら関係ないのでしょう。僕も星の世界に溶け込むように星と接してみたいです。そして、星とそんな関係の中で新天体を発見してみたいです。


安部(八束)

2013年2月28日(木)
今年初めてのカノープス(南極老人星)



2013.2.28 2000-
ZUIKO 100mmF2(4.0)+EOS60Da
(IS01250 10s*24枚) 固定撮影
比較明処理 大根島にて

 少し薄雲のかかった星空でしたが、ようやくカノープスに会えました。
 肉眼ではわかりませんでしたが、双眼鏡で簡単に見えました。
 これでもう一年長生きできそうです。

 山すそを移動する姿をカメラで捕らえました。おそよ4分間での星の動きです。

安部(八束)

2013年2月25日(月)
パンスターズ彗星(C/2011 L4)の
軌道模型

 角(ツノ)のあるUFOではありません。話題のパンスターズ彗星の軌道模型です。「パンスターズ彗星を見つけよう」キャンペーンhttp://pan.astro-campaign.jp/にあるPDFファイルをダウンロード(この彗星に関する問題に正解しないといけません!)。プリントして、切り抜いて、糊付けしてペーパークラフトの完成。所要時間30分。
 彗星と地球と太陽の位置関係が立体的にわかります。
 彗星が明るくなるといいですね!

金津(石橋)




   
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