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活動記録(2022年1月~6月)
2022年6月22日(水) 忌部高原観望会(6月定例観望会)
到着した時は快星。急に西から雲が移動してきて、全天を覆ったかと思うと数分後にはまた快星。久しぶりに山で出会う星空を感じました。
伊藤さんの大型ドブソニアンで明るめの球状星団を見ました。暗い星空に針で突っついたような星の集まり。大口径ならでは宇宙の姿に心がワクワクしました。
22時頃になると星空も少しずつ暗くなり、東の空には夏の天の川が昇ってきています。帰り際に見たさそり座はホレボレする姿でした。短い時間でしたが、充実した夜でした。
今夜の星仲間は伊藤さん、野波さん。そして安部。伊藤さんには大変にお世話になりました。大型ドブ、また見せてください。
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山際の雲の上に小さな「W」の星の並びが見えます。とかげ座の「W」です。その昔、星の先輩が教えてくれました。それからは僕の大好きな星の並びの一つです。 |
安部(八束)
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伊藤さんのドブソニアンで球状星団 M4,13,92,5,3 を観せていただきました。久しぶりに観る球状星団、しかも大きな星団ばかりで見ごたえがありました。忌部高原は星見に良いところです。
野波(東本町)
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かなり良く晴れて、皆さんに声掛けして再チャレンジし大正解でした。
最近は電視観望で映して観る機会が多くなっていましたが、やはり暗い場所で球状星団などを大口径で直接観ると美しさが全然違います。
たた導入にはかなり苦労しました、すこし腕が落ちたのかも?
次の機会にはいて座の散光星雲、散開星団など眺めてみたいと思います。
伊藤(内中原)
2022年6月8日(水) 松江市立天文台~6月の天文教室~
今月の参加は21組48名、約8割の方がリピーターでいつものように小さな子供さんも多かったです。後日アンケートを見ましたが、かわいいひらがなで「たのしかった」「よかったです」「たのしかったです」と書いてあるのを読むと、天文教室の運営方法は大きくは正解なのだろうな思いました。
さて今回の天文教室、はじめは雲間から月が出たり入ったりでしたが、次第に星空が広がりました。参加申込みが23組58名と多かったことから、全体を2つに分けて①星空学習(会議室)→天文台、②天文台→星空学習の2つのグループが同時進行するという流れとなりました。
私は会議室で星空学習を担当しましたが、同じことを2度話すのはなかなか大変ですね。特に2回目は天文台で実際にきれいな天体を見てからの座学になりますので、みなさんが座学をどのように感じておられるか大いに気になりました。
途中で柳楽さん、古都さんにも説明に加わっていただきました。すてきな写真の紹介でしたので、どのような撮影されたのか、みなさん大いに関心があったと思います。
子どもさんが疑問に思った時のことを考え、図鑑の紹介やNHK子ども科学電話相談を案内しました。ラジオから天文教室に参加された子どもたちが質問する声が聴こえてくることを楽しみにしています。
星の会からは、伊藤さん、小泉さん、佐藤(伸二)さん、柳楽さん、野波さん、古都さん、そして安部が参加。会員の飯塚さんファミリーや5月定例観望会にゲスト参加された方の姿も見えました。
安部(八束)
2022年5月21日(土) 5月定例観望会
4月から計画した定例観望会。4月は曇りましたが、今回はきれいな星空が広がりました。
僕は全天に広がる星座と主な星の名前を紹介。
西の空にはふたご座やかに座が傾き、南の空にはおとめ座やコップ座、東の空にはさそり座の頭部が昇ってきていました。
近くの道路脇では南の低空にケンタウルス座のω星団も見ることかできました。
時間が経つにつれて暗い星もたくさん見えてきました。きれいな星空は本当に心が落ち着きます。
今夜の参加者は伊藤さん・佐藤(伸二)さん・柳楽さん・野波さん・宮永さんファミリーと安部、そして初めてのゲスト3名とにぎやかな観望会になりました。
参加者には忌部高原の星空を初めて見た方もおられました。どのように感じられたでしょうね。次もみなさんといっしょにきれいな星空を楽しみたいです。
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星空といっしょに記念撮影。右上の明るい星はおとめ座スピカ、正面にはてんびん座が見えています。 |
伊藤さんの電視観望システム。カメラレンズを利用しておられます。伊藤さんお得意の工作が満載です。 |
安部(八束)
2022年5月11日(水) 松江市立天文台~5月の天文教室~
最初はベタ曇りでしたがきれいに晴れ上がりました。時間の都合上、大型望遠鏡で月だけの観察になりましたが、みなさんがとても喜んでおられました。
会議室での星空学習では、柳楽さん、古都さんの説明もありました。急なお願いでしたが、参加されたみなさんがいろいろな話を聞けて良かったと思います。
参加者は11組30名、8割の方がリピーター、小さな子供さんも多かったです。
星の会からは佐藤(伸二)さん、柳楽さん、野波さん、古都さん、そして安部の5人が参加しました。
※追記
会議室での星空学習が終って、すぐさま天文台に上がって望遠鏡の確認。そして片付けに再び会議室に降りました。
そこでは古都さんの鏡筒+カメラに子供たちが集まっていました。記録写真をチェックしていて「子どもたちの眼がキラキラしているんだよなあ」とあらためて思った次第。
以前にそんな子供たちの眼を見たのは2019年7月12日キッズ内中原☆天体観測会でのこと。伊藤さんが創られた童画に見入る子供たちの眼でした。
http://matsueastroclub.web.fc2.com/report/report201907-12/20190712_IMG_7871.jpg
だから、天文教室や星空観察会が楽しいんです。次の出会いも楽しみ!
(安部)
百聞は一見にしかず。美しい月の姿を参加者の皆さん喜んでくれて良かったです。
(柳楽)
安部(八束)
2022年4月10日(日) 大海崎で「夜明けの惑星たち」に出会う
惑星たちも輝くマジックアワーは4時半前から5時前までくらいですかね。私も見たいという方はぜひご一緒に...メールまたはお電話ください。
こんな感じで会員のみなさんにご案内。集合時間は4時30分、場所は大山が正面にな見える大海崎橋の南あたりです。
消えていく夏の天の川、薄明に浮かび上がる大山の姿、やっと昇って来た木星、すべてが新しい一日を感じさせてくれました。
夜明け前の真っ暗な時間での集合時間でしたが、柳楽さんとゲスト、野波さん、安部の4人が集まりました。
※追記
その後、5月1日に金星が木星が大接近する頃まで、何度か大海崎に出かけました。その際はいつも柳楽さんがカメラを構えておられました。
夏の天の川がきれいな日、東風が強い日、4時にはすでに空が明るくなっているようになった日、毎日違う夜明けに季節の移り変わりを実感することができました。
時を同じくして昼間は大きな太陽黒点、4月末からは夕空に水星が見えていました。
この4月5月は太陽系を満喫した春になりました。
(安部)
金星が中海に映る金星の道を初めて見ました。金星の右隣が火星、その隣は土星🪐。安部さん、野波さんご苦労様でした。
(柳楽)
案内された場所は、木星、金星、火星、土星が見やすい、大山も見える、とても見晴らしの良い安全な場所でした。
(野波)
安部(八束)
2022年4月13日(水) 松江市立天文台~4月の天文教室~
最初に今回の参加がはじめての方に手を挙げていただきました。半分以上が初めての方です。一方で今回も熱心な天文教室ファンの姿も見られます。
私は会議室で星空学習を担当。前回に続いて「夜明けの惑星たち」をお話ししましたが、このひと月で夜明けの空に金星を見られた方は一人もおられませんでした。少し残念...。
今回は強く早起きを勧めたので、次回の天文教室では手が挙がると思います。
そして、3月天文教室で質問のあった「星座の神話」についてのお話。
野尻抱影さんの名著「星と伝説」を紹介しました。奥付を見ると発行は1961年12月!
市役所が建った(天文台ができた)のが1962年6月ですから、ちょうど同じ時期ですね。
3世代にわたった読まれた本ということになります。まるでカムカムの世界です。
この本、小さな子供さんたちに読み聞かせの機会もあればいいなあと思いました。
「今月の一枚」として、古都さんが撮影されたM81.82と分子雲の画像を紹介。
説明は古都さんご本人にお願いしました。小さな子供さんにも宇宙って感じの世界を味わってほしかったからです。
そう、はやぶさ2展で出会ったファミリーに出会いました。
天文教室は初めてということでしたが、なんかすごく感動しておられました。
参加数は12組30名、星の会からは伊藤さん、柳楽さん、野波さん、古都さん、佐藤伸二さん(新入会)、安部が参加しました。
(撮影)柳楽
安部(八束)
2022年4月6日(水) 松江星の会2022年度総会 + 4月例会
・期日 2022年(令和4年)4月6日(水)20時~21時20分
・場所 玉湯公民館
・出席 伊藤・柳楽・野波・古都・安部
★2022年度総会
1.会長あいさつ
・昨年度の総括、天文教室は毎回盛況でアンケートでの評価も高い。
星空観察会の依頼は3つだけだったが良く運営できた。
会員はあまり集められなかった。
今後も天文教室、依頼による星空観察会、星の会独自の観察会をやっていきたい。
2.報告
(1)会員の状況
・会員30名、メーリングリスト登録者38名。
2021年度は1名の入会があった。
(2)2021年度活動報告
・活動はその都度ホームページに掲載している。今回はそれを提示。
(3)2021年度会計報告
・依頼による星空観察会が少ないため収入が減ったが、残高は確保できている。
・会費の徴収についての意見があったが、現行を変更するとはならなかった。
3.議題
(1)2022年度役員選出
・会長 伊藤隆之(再任) 副会長 野波恵子(再任)、柳楽昌宏(新任)
会計 安部裕史(再任) 事務局 安部裕史(再任)
(2)2022年度活動計画
①天文教室
・最低4人の参加が必要。協力を呼び掛ける。(年間計画は報告済み)
・天文台南側に高い新庁舎が建つ。工事スケジュールの関係で冬場の天文教室は開催できないかもしれない。
・来年度以降の天文教室について、市教委と打合せをする。
②例会(→定例観望会)
・毎月開催している例会に替え、定例観望会を行う。
時期は満月が過ぎて、夜半前が暗夜となる頃。(別途、計画あり)
③依頼による星空観察会
・新型コロナが落ち着くまで受け入れない。ホームページにその旨を記載する。
例外として、これまで毎年実績があるもの、会員から依頼のあるものについては引き受ける。
(例、たまめん、本庄小PTA、かみくの桃源郷など)
④会員レベルアップの勉強会、他の団体の交流会
・(仮)星空研究会を開催し、参加者の取り組みの発表の場をつくる。
近隣の天文愛好者団体や天文ファンにも声がけする。運営について、米子星の会とも相談する。
⑤ホームページ・トップ画面
・ブログに掲載した画像を採用してもらうようにホームページ管理者に依頼する。
★4月例会
■議題・話題
1.活動計画
4/13(水)松江市立天文台~4月の天文教室~
安部(八束)
2022年3月27日(日) 星空観察会☆忌部高原
今日は久し振りに青空が広がりました。星の会メーリングリストでお誘いを...。
...少し星浴びしたい気分。どなたか見に出かける方はおられますか。
20時に今井書店田和山店。忌部高原に行き、1時間ほどいて帰るという感じ。
他におられないようなら、観測所で彗星観測しますのでご容赦を。
そして夜は...。
...少しかすんだ空になったけど、広い星空に出会うことができました。
北斗七星から延びる春の大曲線が印象的。
南東の低い空、樹々の間におとめ座スピカが見えていて、春を実感しました。
やっぱり星を見ながらお話するのは楽しいです。
次は椅子を持って行ってゆったりと星を楽しみたいです。
またお会いしましょう。今度は望遠鏡で星雲星団をご案内します。
今夜の星仲間は柳楽さん+柳楽さんご案内のゲスト、野波さん、宮永さんファミリー、そして安部でした。
添付の画像は撮影者の僕の以外の5人のみなさん。シリウスがみなさんを照らしています。
そして、もう一枚は南天に見えていたおおいぬ座-こいぬ座-うみへび座(頭部)あたりです。
安部(八束)
2022年3月9日(水) 松江市立天文台~3月の天文教室~
2月は松江が新型コロナのまん延防止地域になった関係で中止でしたので、2か月振りの開催となりました。
天気予報は一日中晴れマークでしたが、かすんだ空で2等星くらいまでしか見えないどんよりとした夜空でした。
会議室での「星空学習」は私の担当。いつも参加してくれる子供たちの顔が見えます。
とても熱心に話を聞いてくれます。質問してもすぐに答えてくれるし。話し甲斐がありますね。ずっと、宇宙や天文に興味を持ち続けてほしいです。
「星空観察」は参加者を3つに分け、天体ドームの大型望遠鏡、星空解説、小型望遠鏡でローテーションしました。新型コロナ対策として、できるだけ蜜にならないようにするためです。
天体ドームの「大型望遠鏡」で月を視野いっぱいに拡大。
担当された伊藤さんの楽しそうな声がドームの外まで聞こえていました。
屋上での「星空解説」は野波さん。レーザーポインターで明るい星を一つ一つ説明。
会議室でオリオン座や冬の大三角を学習したので、参加者全員が見つけることができたでしょう。
私は「小型望遠鏡」を担当。空の様子が今ひとつなので、すばる(プレアデス星団)を見ていただきました。これまでの天文教室で天気がわるくて見ることができなかった天体です。
今回の参加者は申込14組32名。実際に参加されたのは11組23人。市内では新型コロナで休校もあり、その影響もありそうです。
星の会からは伊藤・野波・安部が参加しました。市教委からは4名が担当されました。
安部(八束)
2022年3月2日(水) 3月例会
2000-2110 玉湯公民館
・伊藤、野波、古都、安部
■報告
(会全体)
2/2(水)2月例会
2/9(水)松江市立天文台~2月の天文教室~ ※新型コロナのため中止
2/17(木)はやぶさ2展・パネル展示の準備
2/18(金)~2/22(火)はやぶさ2展
2/23(水・休)はやぶさ2展・パネル展示の片付け
(野波)
・28日の朝、すごくきれいな星空でした。
(伊藤)
・27日夜はタイムラプス撮影をしました。28日の朝は月と金星を眺めていました。いただいた赤道儀、三脚とアリミゾはビクセンのものにしてみました。
(安部)
・27日の夜は彗星観測、28日の朝は月と金星・火星がきれいでした。
(古都)
・(..真っ白なスポーツウェアで登場..)走ってきました。帰りは大山町まで走ります。(えっ..また新しい..)
■議題・話題
1.活動計画・議題
3/9(水)松江市立天文台~3月の天文教室~
4/6(水)2022年度総会・4月例会
・例会のあり方や運営方法、天文教室の運営方法
今の運営方法になったのが2020年11月。振り返りを行い、今後の運営方法を決める。
4/13(水)松江市立天文台~4月の天文教室~
2.話題提供
(伊藤)
①タイムラプス撮影
・Kiss7Xi 露出20秒 隙間30秒 50枚 で撮影。簡単にビデオにできました。
ブログ星月夜にアップしようとしましたが無理で、投稿の削除もできませんでした。
最近の投稿に以前に撮影したものあるのは削除できなかったためで、別な画像を投稿したためです。
(古都)
①電視観望を発表します
・3/9(水)天文教育普及研究会関東支部会(Zoom)で15分間発表があります。(私は話はしませんが...)
https://www.tenkyo.net/
(安部)
①天体観測用冷却CMOSカメラが発表
・国内メーカーであるビットランから発売になりました。冷却CCDカメラ同様にかなり高額です。
https://www.bitran.co.jp/camera/astro/
※例会が終わってから、伊藤・野波・安部の三人で少しだけ星空を仰ぎに出かけました。
場所は総合体育館からすぐ近くの場所です。
遠くに明るい街灯ありますが、空が広くて手軽に星空を楽しめる場所です。
安部(八束)
2022年2月18日(金)~22日(火)
小惑星探査機「はやぶさ2」帰還カプセル特別展示in松江
松江星の会では、市立天文台と天文教室や松江の星空の紹介を企画しました。
→ 続きはライブラリへ
2022年2月2日(水) 2月例会
2000-2120 玉湯公民館
・伊藤、柳楽、野波、安部
■報告
(会全体)
1/6(木)1月例会
1/12(水)松江市立天文台~1月の天文教室~
1/下旬~ 冬の星空観察(環境省)※全体では実施できず、個人で実施・報告
(柳楽)
・(...いろいろと忙しく)星空の関係は特にありません。冬の星空観察、晴れたらチャレンジしてみます。
(伊藤)
・冬の星空観察、肉眼では天の川はまったく見えませんでした。GLOBE AT NIGHT は報告しました。デジカメは1/28に一瞬に晴れたので撮影し、報告しました。
(野波)
・むむむ...。車の中で星のお話のCDを聴いています。
(安部)
・夕方は北西の空にカペラ、明け方は北東の空にベガを眺めています。明けの明星がきれいです。
■議題・話題
1.活動計画
2/9(水)松江市立天文台~2月の天文教室~ ※コロナのため中止
2/18(金)~22(火)はやぶさ2展示への協力
3/2(水)3月例会
2.議題
(1)2/18(金)~22(火)はやぶさ2展示への協力
①写真・説明パネル展示
・テルサホール(はやぶさ2展示会場内)またはテルサホール入口付近
・準備 2月17日(木) 午前中 1時間程度 要調整
撤収 2月23日(水・休) 同上
・展示スペース パネルボード横180cm*縦120cmのもの2つ
・展示 「松江市立天文台~天文教室~」「松江の星空」を紹介
「松江の星空」はホームページ、ブログに掲載してあるものから会員に依頼
提出締め切り 2/5(土)中
②街角スターウォッチング
・2/19(土)20(日)19時~ 松江テルサ前
・望遠鏡は3台くらい。
・コロナ対策 消毒、検温。市教委にも相談する。
市ホームページ、会場でのメッセージボードで広報する。
(2)2022年度天文教室の計画
・会員に計画案を提示して意見をもらう。
日程、観察対象のチェック
バッチなど記念グッズの配布など
・天気のことも考えると今年いっぱいで最後になるかもしれない。
閉めのイベントとしてOBのお話を聞いてみたい。
2023年以降の新しい方法(どこでどうやる)を考える。
安部(八束)
2022年1月12日(水) 松江市立天文台~1月の天文教室~
小雨が降り出したかと思うと、雲間から急に月が見えたりして...まさに冬の山陰の天気でした。そんな天気ということもあり、今回は会議室での星空学習(座学)を行い、その後に天文台見学という流れとし、臨機応変に対応しようということになりました。
(星空学習)
初めて今回初めて参加される方に挙手していただいたのですが、四分の一くらいの方が初めてとのことです。このように、毎回、今回が初めてという方がかなりおられます。
お話は毎月の星空の説明に加え、今回は環境省がすすめている「冬の星空観察」の実施方法を紹介しました。合わせて「光害(ひかりがい)」についても説明。光害が星空の見え具合に大きな影響を与えていることを理解していただいたと思います。説明内容と配布資料は次のとおりです。
○説明(配布資料)
・2022年1月の星空(国立天文台ホームページの星図、ビクセンSo-TEN-Ken vol.81)
・冬の星空観察(環境省)(冬の星空を観察してみましょう(観察方法)、光害防止リーフリット)
・2022年の天文現象(2022年天文現象カレンダー(チロ天文台))
・カノープスを見よう
・米子児童文化センターの紹介(催しもの案内 jumping 2022.1)
・星空の情報
・きれいな星空を楽しむには
また、星つながりの話題ということで、紅白「天体観測(BUMP OF CHICKEN)」、カムカム「アルデバラン(AI)」を紹介しました。
(天文台見学)
伊藤さんが中心に説明。望遠鏡の説明に加え、参加されたみなさんに天体ドームのスリットを動かしてもらうこともされていました。
最初は雲が多かったので、屋上に小型望遠鏡を出して松江城をウォッチ。天守のしゃちほこが逆さに見えることを体験しました。途中からは雲間から月が見え出し、大急ぎで観察の準備。大半の方が大型望遠鏡で月を観察することができました。
やっぱり体験は大事ですね。星が見えていなくてもどんな体験ができるか、意識しておくことだと思います。
今回の参加者は9組20名。星の会からは伊藤・柳楽・野波・安部が参加しました。
安部(八束)
2022年1月6日(木) 1月例会
2000-2115 玉湯公民館
・伊藤、柳楽、野波、安部
■報告
(会全体)
12/1(水)12月例会
12/8(金)松江市立天文台~12月の天文教室~
12/14(火)ふたご座流星群観察会☆島根総合公園運動広場 ※曇りのため中止
12/21(火)レナード彗星(C/2021 A1)の観察(市役所南の宍道湖湖岸)
(伊藤)
・電視観望をしようと思ったら線を引っかけてしまい...M31を見ただけでした。天文宇宙検定一級のテキストを買いました。
(柳楽)
・今年の元旦、三日と大山チャンピオンコースへ滑りに行きました。天文宇宙検定は58点でした。60点なら準一級だったので残念。今年がんばります。旅行ガイドブック「るるぶ宇宙」を買いました。
(野波)
・写真の勉強を続けています。
(安部)
・12月上旬はレナード彗星を毎朝見ることができました。
■議題・話題
1.活動計画
1/12(水)松江市立天文台~1月の天文教室~
1/下旬~ 冬の星空観察(環境省)
2/18(金)~22(火)はやぶさ2展示(松江テルサ)への協力
①冬の星空観察(環境省)
・肉眼による観察
1/24(月)~2/2(水)星が見える夜 20時頃に実施
・デジタルカメラによる調査
1/23(日)~2/5(土)
継続参加者として登録する。10年くらいは継続していく。
場所(一か所のみ)は松江市を代表する松江城あたり考える。
候補地を柳楽さんに検討してもらう。
・環境省から光害防止リーフレットをいただきました。1月天文教室で説明。
②はやぶさ2展示(松江テルサ)への協力
・街角スターウォッチングを行う。
2/19(土)20(日)19時~ 松江テルサ前
望遠鏡は3台くらい。広報する。
・パネル展示(エレベータ付近、パネル3枚)
松江市立天文台や天文教室の紹介を前提とする。
安部が案を作る。
③2022年度天文教室の計画
・市報で広報する関係で、4.5月分は早々に必要。安部が案を作成する。
2.議題.話題提供.その他
○話題提供
(安部)
1.アイヌの星について
・コズミックフロントでアイヌの星の紹介がありました。
島根県立図書館に「人間達(アイヌタリ)のみた星座と伝承(末岡外美夫著)」がありました。このほか「アイヌの星」という本があり、関連する本はこの2冊だけです。
2.放送大学「天文・宇宙」に関連する番組
・前回、柳楽さんから紹介のあった放送大学の番組を調べてみました。
1/14(金)から「初歩からの宇宙の科学」が毎日続いて放送されます。なお、この講座はYouTubeでは全部は提供されていません。
3.本「天体観測記録集(橋本秋恵著)」の紹介
4.(仮)「ほしぞらの探訪」会の開催(前回の続き)
・本は各自が購入し、会員には本代である2,200円を補助する。
・3月から活動開始。それまでは自主学習。
・2等星の名前を覚えると自動導入の基準星を選ぶ時にも便利(伊藤)
安部(八束)
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