2010年8月12日 ペルセウス座流星群を見よう in 山佐ダム広場
昼間から少しずつ晴れ間が広がりましたが、到着の21時頃からは快晴の空になりました。ただ湿気が多いのか、天の川は良く見えるのにどうもすっきりしないような星空でした。2時以降は雲が出てしまったのが少し残念でした。それでも、心配した台風の後でしたが、きれいな星空で流れ星を見れたのは満足でした。参加者はゲストを含めて17名でした。
安部(八束)
★★★
山佐でのペルセ、お疲れ様でしたぁー!23:22の-5等綺麗でしたねえ〜。勿論、他も綺麗でしたが、最高でしたぁー。今回ペルセは勿論ですが、散在(で良かったかなぁ〜)も綺麗でしたねぇ〜。条件が良いと、竜王とはまでは言いませんが、結構見えますよねぇ〜。施設が充実してる分、女性には助かります。今回もいろいろな出会いがありました。暗くて顔が分からない方が何人かいらっしゃいましたが、今度は明るい内にお会い出来ればと思います。
今度はいつ見れるかなぁ〜。安部さんと赤木(で良かったでしょうか?)さんの話を聞いていたら、今度は『双子群』が見たくなりました。企画された時はまた誘ってくださいね。
それでは皆さんまたお会いしましょうー!お疲れ様でした!!
長繁(比津)
★★★
昨夜はお疲れでした。
小生は一番良いときに仮眠をしてたみたいですね。でも数回流星痕を見ることができ感動しました。
今回は27時をメーンにと思い撮影しましたが、26:23〜28:22までの2h分の216枚の中に2:51:58に一枚写っていました。
EOSkiss
F 開放 30sec F2.8 ISO1600
|
ペルセウス座流星群
右上に写っています。
背景はカシオペア座とペルセウス座ほか |
家嶋(安来)
★★★
本職は少し仮眠を取って、朝5時半過ぎに帰りました。
シャワーを浴びて出勤しましたが、午後からはほとんど死んでました。
天気はもう一つでしたが、それなりにいい思い出になりました。
赤木さん遠いところありがとうございました。
佐藤(西川津)
★★★
山佐でみんなで歓声をあげた流星が電波観測にも受かっていました(12日 23:22、23:25)。電波は弱いですが、どちらも1分近くエコーが見えています。
山佐で見た生の流星は、ほんとうにきれいでした。酒を片手に朝まで楽しみたかった!先に帰りましたが、その後の天気はどうだったでしょう?
感度が低い我が家の電波観測では、午前0時から3時頃まではあまり流れず、3時過ぎからは、かなり飛んでいます。昨夜は、パソコンが止まらず(昨年12月からほぼ連続運転で酷使中)、徹夜で観測してくれて、今(7時頃)も、結構エコーが見えています。
<おまけ>
わし座からいて座の銀河
2010.8.12 22:55- 4枚合成 |
|
流星群を捉えようと連続撮影を試みましたが残念ながら写りませんでした。
写真はその一部をステライメージで合成(コンポジット)したものです。
(データ)
Pentax *istD f20mm F2.8(開放) ISO800
露出30s NR(ノイズリダクション)on
|
夏の大三角
2010.8.12 23:17- 4枚合成 |
|
|
金津(石橋)
山佐ダム広場でのペルセウス座流星群観測と同時刻(皆が寝転がって空を見始めてから日の出まで)の電波観測結果です。観測地は松江市内です。福井高専(福井県鯖江市)からの53.75MHzの電波が、流星が現われた時にだけ受信できます。
下表は8月12日23時から翌朝5時30分頃までで、10秒以上継続したエコーの記録です。時刻は「分」単位でまるめています。これらは、おそらく痕を伴う流星でしょう。眼視観測とどの位マッチしたでしょうか?
<10秒以上のロングエコーの記録>
日付 |
時刻
(JST) |
エコー
継続秒数 |
(例) 8/13 03:08 約15秒のエコー画像 |
8/12 |
23:22 |
50 |
〃 |
23:25 |
40 |
8/13 |
03:08 |
15 |
〃 |
03:23 |
20 |
〃 |
03:45 |
10 |
〃 |
03:51 |
40 |
〃 |
03:54 |
10 |
〃 |
04:13 |
20 |
〃 |
05:09 |
10 |
〃 |
05:13 |
10 |
〃 |
05:23 |
20 |
〃 |
05:24 |
10 |
〃 |
05:26 |
20 |
〃 |
05:44 |
10 |
〃 |
05:56 |
10 |
(注)電波観測では群の特定はできないので、これらの全てがペルセウス座流星群とは限りません。
<12日23時から13日6時までのエコー数>
日付 |
時間
hh-hh
(JST) |
HR
(Echo)
エコー数 |
HR
(Long
Echo)
左のうち
10秒以上
のロング
エコー数
|
8/12 |
23-24 |
4 |
2 |
8/13 |
00-01 |
4 |
0 |
〃 |
01-02 |
1 |
0 |
〃 |
02-03 |
7 |
0 |
〃 |
03-04 |
18 |
5 |
〃 |
04-05 |
22 |
1 |
〃 |
05-06 |
25 |
7 |
8月1日から15日までの電波観測結果です。我が家の観測機材はケーブルなどの老朽化で受信感度が低下しているようですが、それを考慮しても今年のペルセ群はやや低調だったようです。
8/1-15の概略グラフ
上の段は総エコー数、
下の段は10秒以上のエコー数 |
8/1-15の詳細グラフ
上の段は1〜10日、下の段は11〜15日 |
8/13 23:17
2分にもおよぶエコー
(すばらしい光景だったことでしょう) |
※機器不調により8月12日3:00−6:00のデータが欠落しています。
金津(石橋)
眼視観測結果のデータはこちらをクリックして下さい
残念なことに、観測できた時間が、13日0h〜2hなので、ホームページに載っている出現時刻との同定はありません。
出現数も、0h台 全19/ペルセ14; 1h台 全20/ペルセ13と、数字的にはかなり寂しい結果でした。まあ、あの状況で観測に漕ぎ着けただけでもよしとしましょう。
さて、今年、次に注目の流星群は、10月のオリオン群。満月なので条件は最悪なのですが、「70年に1度」の活動期の最後の年です。
余談ですが、先日「人気No.1流星群は?」との記事で、堂々の1位となっていましたが、記事を読んでみると、何のことはない、この1年間の検索ランキングのことで、要は去年マスコミが騒いだ結果の産物でした。
そして、今年最も多くの流星が見られるのは、12月のふたご群。山陰では天候的に厳しい時期ですが、晴れれば14/15日夜半後に1時間当たり50〜100個くらいは見えます。
それにしても、近年のペルセ群は晴れませんねえ。
ここ数年を振り返ってみると、
2005年 散々
2006年 散々
2007年 バッチリ(山陰まで雲から逃れてきた甲斐あって)
2008年 今イチ
2009年 散々(梅雨明け撤回)
2010年 散々(台風)
1勝1分4敗・・・です。
赤木(東京)
|