天文教室
観望会
美保関隕石
Sun‐in星の集い
新天体発見


2014年10月8日(水) やすぎ星空観察会<皆既月食>



 やすぎでは80名の参加者です。
 8時頃から快晴だったような気がします。
 アイピースにアイフォンとかいう携帯のレンズを押し当て、写真撮りが盛んに行われていました。
 「やすぎ子ども探検隊」のメンバーが主での皆既月食観察会ですので、知り合いが多いのか、月食を見ながら世間話にも花が咲いていました。

曇ってますね〜 熱心な天文少年 コンパクトデジタルカメラを接眼レンズに当て撮影

今夜の星空テキスト(佐藤さん作)

家嶋(安来)


                    


 安来では、始めは雲がかなり厚く、見に来られた人たちに待ってもらうこともあって心配しましたが、途中から晴れ、多くの人になかなか見る機会のない皆既月食を見てもらえたのは幸いでした。
 今回初めてETX-125を自作の架台に乗せて赤道儀仕様で動かし、スムーズに観望してもらえたのも収穫でした。双眼鏡で見た青緑色の天王星も神秘的とも言えるほどの美しさでした。
写真はカメラを手持ちで撮ってみたもの。
少しぶれている上に一部切れてしまいましたが、おまけ。
(マクストフカスグラン F1900 D127 F/D15 48倍 1.5秒)

伊藤(内中原)


                    


 会場準備のときは月は見えてましたが、だんだんと曇ってきました。
 19時前にISSが見えてきまして、早めに来ておられた20名くらいの人を案内できました。
 東の山を越えるころには雲がかかってきたが、20時前くらいからは晴れてきたように思います。 (時計を持っていませんでしたからはっきりしません^_^; )
 月食は8aのフィールド・スコープX25で見てもらいました。
 時々、調整しますが、視野からすぐ出てしまうので「見えない、見えない」の連発でした(ポルタUに固定してた)そばにつけてたファインダー3aX6の方がよかったようです。
 双眼鏡は好評でした。「よく見える、」、「きれいだ」、「オレンジみたい」の声が聞かれました。
 双眼鏡の方で天王星らしきブルーの星が見えてました。(確認はできませんでした。残念です。)


 望遠鏡の接眼部にカメラを持っていって撮影する人がたくさんいました。でもなかなかうまくいかなかったようです。

 家嶋さん、伊藤さん、金津さんご苦労様でした。

奥野(西津田)


                    


 東空に厚い雲がべったり貼りついて、どうなることかと心配しました。
 皆既食前、ISSは雲の中から現れ、後半の光跡がなんとか見えました。
 皆既食がはじまると次第に雲が消え、満天の星空になりました。夏の大三角付近では、天の川が見えました。
 星の会メンバー4人が持ち寄った双眼鏡と望遠鏡で、皆さんに皆既中から皆既が終わって次第に輝きを増して行く月の様子を見ていただきました。普段、なかなか見ることのない天王星(5.7等)もゆっくり観察できました。

 皆既が1時間も続くので、途中で星座説明をしました。「流星が見えた!」の声が何回か聞こえました。もしかすると極大が近い「りゅう座流星群」だったかもしれません。

 皆既が終わって徐々に明るさを取り戻す月の予想外の明るさに、皆さんびっくりでした。月面の輝いているところと影の境目が地球のボディラインだと説明すると、「そうかぁ!」と納得の様子でした。影の色は、いつも月が細い頃に見える地球照とは明らかに違って、輝きのない灰色だったのが印象的でした。

 肉眼でも、双眼鏡でも、望遠鏡でもそれぞれ、微妙に変化して行く月の姿を楽しむことができました。星の会からは、家嶋さん、伊藤さん、奥野さん、金津が参加しました。


19:20 晴れ待ち 20:04 皆既中
’←’の先が天王星
月食が終わって、満月の光で記念撮影。
(左の2枚も含めてピンボケでした。)

金津(石橋)





   
inserted by FC2 system