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2012年6月6日 「金星の太陽面通過」観察会



「金星の太陽面通過」も最高の天気でした

6/6(水)1000-1200 玉湯公民館にて
主催 松江市教育委員会生涯学習課
共催 松江星の会
協力 玉湯公民館
参加者 110名


 当初は計画になかった観察会でしたが、「日食」観察会での要望に応えて実現しました。
 青空のもと、小型望遠鏡2台(投影板)と日食グラスで楽しみました。黒点が7-8群見えていました。
 次回は観察会は105年後です。今回の記憶、次の世代にを引き継ぎたいものです。
 星の会からは、足立・小川・金津・佐藤・長繁(+叶美さん)・野波・安部が参加しました。
前回の日食で活躍した太陽めがねが再登場。今回の観察には暗すぎて見えないものがありました。 天体望遠鏡に太陽投影板を取り付けて観察しました。これは安全で、皆で観察するのにvery good ! でした。 参加された皆さんは観察しながらスタッフに沢山の質問!充実のひと時でした。マスコミの皆さんも取材と観察、お疲れさまでた。 本日参加の当会メンバーのサイン入り色紙(?)に投影した太陽です。
観察会終了前、専用のフィルターを取り付けた望遠鏡で太陽面を通過する金星の姿を観察しました。 会員が持ち寄った望遠鏡です。 本日参加の当会メンバーです。(仕事の都合でタイムリミットとなり、ここに写っていないメンバー2名)

(個人の感想)

 昨夜は庭に望遠鏡を出し、赤道儀の極軸を合わせて鏡筒にカメラをセット。月でピントや構図のリハーサルをしました。そのままシートをかぶせて朝を迎えました。
 7時10分頃の第一接触前から撮影スタート。第二接触前から急に雲が出てきましたが、どんどん撮影できました。(実は太陽撮影は初体験です!) この間、双眼鏡では簡単に金星が見えましたが、日食グラスでは第二接触後しばらくしてからようやく見ることができました。とても小さく感じました。
 7時40分頃、望遠鏡を片づけて観察会の準備に市役所へ向かいました。
 今朝、金星が太陽に近づく予報時間が近づくにつれて、とてもドキドキしました。感覚は日食の時に似ていました。この「ドキドキ感」は星仲間といっしょに共有したかったです。これが僕の今回の一番の反省です。
 さて、次は8/14明け方の金星食です。8/11たまめん、8/12星の集いとイベントが続きますが、ぜひたくさんの方といっしょに楽しみたいです。


安部(八束)



金星第一接触

最初の方は何とか上手く撮れたですが、ピントはいまいちです。

・ニコンフィールドスコープ+D5000(800mm相当望遠)
・ISO200,1/60秒,F5
・6月6日 7時15分
 3枚連写の1枚

第二接触は雲にたたられ、第三、第四も同じく雲の向こうでした。
最小角距離の10時29分39秒だけは撮れましたがピントがあまいです。
朝の6時から14時まで粘ってピンぼけ写真の大量生産をして、帰ってパソコンで確認してドッと疲れが出ました。デジカメだからできることですね。

奥野(西津田)



太陽望遠鏡で観察

写真は太陽望遠鏡にデジカメをくっつけてコリメートで写したものです。

(写真データ)
スコープタウン製太陽望遠鏡「みかん」口径40ミリ
焦点距離420ミリにケルナー10ミリ装着、富士フイルム製コンパクトデジカメでコリメート撮影
撮影時間 午前7時32分頃






フィルター内臓の太陽観察専用の望遠鏡です。グリーンの像が、とてもきれいでした。 本日活躍した太陽投影板は、この日のために松江市生涯学習課で用意していただきました。
当会の安部さんから、本日の天体ショーの説明がありました。「会合周期」の解説、模型を使った太陽・金星・地球の大きさ比べなどを通して、今日の現象がどんなに珍しい現象なのか、皆さん興味深く耳を傾けていらっしゃいました。

佐藤(西川津)



晴天の朝を迎えられて良かったです。暑かったですね。

 105年後、世界で生きている人々にとって人生最後といわれている金星の太陽面通過の日、今朝は第1接触、第2接触を絶対見逃さないという思いで気持ちが落ち着きませんでした。楽しみにしていたのに日食グラスでは見えませんでした。打ちひしがれました・・・。
 観察会は、まず日食グラスと投影版で見ていただきました。皆さんの反応というと金星が思ったより大きかった、黒点も見えて感動した。
 そして公民館の中で、安部さんが今回の天体ショーの解説をホワイトボードと小道具を使っての解説をされました。年齢の高い方が多く(失礼)角度やら数式の難しい話はご理解頂けるのかと思っていましたら、ボードも難しく書かれていましたし、でも解説は分かりやすく、なるほどのどよめきが時々聞かれました。
 そして、知識の入ったみなさん、また外へと観察に行かれました。反応が知りたかったのですが、報道関係者がたくさん来られていて映らないようにと必死でしたので、外でうろうろ出来ず残念でした。会長はテレビのインタビューに、安部さんは新聞、長繁さんも感想を聞かれていました。次の天体ショーまでは日にちが空きますが、どんな感動が待っているのでしょうか。

野波(東本町)



さよなら太陽


馬渕(名古屋)


長時間の天体ショーでした。

 事前に発表されている太陽面での金星の位置図は、太陽の北を上にしたものと天頂方向を上にしたものがありました。長時間見ていると、その違いがわからなくなってしまいました。投影板上と日食めがねで見える金星の位置をそれぞれプロット(スケッチ)しておくと良かったですね。
 参加された皆さんは、いくつか見えていた太陽黒点にも興味を持たれていました。中学生の頃少し体験した黒点観測を思い出し、夜の星だけでなく時々は太陽も観察してみようと思いました。

7:29 9:22 10:33 11:12
上がほぼ天頂方向です。
番外編。減光フィルターを付けた望遠鏡での観察。

金津(石橋)



暑かったですがぁ〜

 先日の玉湯公民館での観測会、お疲れ様でした。暑かったですがぁ〜( ̄▽ ̄)
 下の子どもと参加させてもらいましたが、何とか終わりまでいる事が出来て良かったです(⌒▽⌒)皆さんのおかげです〜。ありがとうございましたm(_ _)m
 いつもの観測会とは違って個人的にとても『感動』しました!勿論、日食も月食(今回は残念ながら見えなかったですが)もその他のものも感動しますが、太陽の大きさに改めて『圧巻』しました!本当に『デカイ!』んだなぁ〜って。
 金星があまりにも小さくてとても『可愛い!』からついつい『ほくろみたい!』って、取材を受けた時言ってしまいました〜。まさか、放送されるとは思ってもなかったので、もっと気の利いた事言えば良かったと後悔してますが…( ̄▽ ̄)申し訳なかったです〜。
 まぁー、会のメンバーとして参加してないから良いのかな!?一応『はしっこにうつってれば!』と思って録画予約をしておいたんですが、皆さんからのメールで見るのが怖くなってしまい、未だに見てません〜( ̄ー ̄) ちゃんと録れていれば良いですが、そのうち勇気を出して頑張って見てみようと思います〜。

 そろそろ梅雨入りの気配が…しばらく星の見えない毎日が続きそうですが、この間にしっかりと体力を回復させて、梅雨明けの観測会に備えたいと思います。皆さん、お疲れ様でしたm(_ _)m

長繁(比津)



大成功でしたね。

 6日の観察会は天気に恵まれて大成功でしたね。
 個人的にもようやくデジ一眼のTリングを入手して直焦点で撮影できました。
 金星の太陽面通過は前回が8年前で次回が105年後になり8年間隔と100年以上間隔が空くのと交互に繰り返されるようで我々世代は人生で2度見るチャンスがあり幸運な時代を生きたことになりますね。自分も前回は見ていないので今回最後のチャンスに見れて安心しました。
 日食グラスでの眼視でも金星がはっきり見えたのは意外でした。こういった天文イベントをきっかけにして少しでも多くの人に星に興味を持ってもらえると良いですね。

足立(平田)





   
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