天文教室
観望会
美保関隕石
Sun‐in星の集い
新天体発見


2012年7月 中国:天壇公園と北京天文館



 7月初め、3泊4日で北京の世界遺産を見てきました。

 ガイドさんの説明に期待していたので、特に知識をつめこんで行ったわけではなく、思い出しては件名にあげた天壇公園は詳しく調べて行けば良かったと悔やんでいます。公園のなかにある祈念殿の作りは中の太い柱が4本、その周りの少々細い柱が12本、外の太い柱が12本、全部で28本、つまり

 28宿の星を意識して作られているのだそうです。そして天帝(天の神)が祀られていて皇帝はここで天命を受けたそうです。少し離れた建物ではなんと北斗七星や北極星、火水木金土の神 太陽の神の位牌がおかれていました。他の世界遺産を見学して皇帝が一番という印象でしたが、ここを訪れると天への思いは特別なものがあるのだと強烈に印象づけられました。

 7月7日の七夕に行った北京天文館、入場料が10元(130円ぐらい)ワクワクしながら入ったら展示品が少なく少々がっかり。旧館と新館があり新館では最新技術による映像で、地球、太陽系、銀河系、宇宙の起源を紹介していました。プラネタリウム(45元)は時間がなく諦めました。

 旧館では小、中学生の天体写真の展示があり、この写真、本当に子どもたちの作品なのかと驚かされました。そのなかで17P彗星と書いた写真がありましたが、正しい呼び方なのでしょうか
(→[編集者注]17P/ホームズ彗星ですね)。でも本当の驚きは外にありました。巨大隕石が展示(野ざらし)してありましたが、大きさにびっくり。

 南丹鉄隕石、重さ680キロ 1516年に降ってきたそうですがガイドさんの説明では隕石はたくさん発見されているそうです。広大ですからそうでしょうと納得、だから野ざらし展示なのでしょうか。私の指紋をたくさん付けてきました。


野波(東本町)





   
inserted by FC2 system