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2011年 しぶんぎ座流星群



 今年最初の注目天文現象「しぶんぎ座流星群」は、山陰では大雪に見舞われて、ほとんど観ることができませんでした。
 ところで、「しぶんぎ(四分儀)座」という星座は今はなく、その場所は「りゅう座」と「うしかい座」の境目あたりになっています。

 → <参考> Nikon星空案内2011年1月
 → <参考> 【特集】 「2009年 しぶんぎ座流星群」 アストロアーツ

眼視観測

 半ばあきらめ気味だったのですが、この気合のヌケ具合が功を奏し、明け方に多少見ることができました。

M DATE STA FIN TIME aM QUA Lm CL
1 3/4 3:45 4:30 45 20 15 5.4 1.9
1 3/4 4:50 5:45 55 54 43 6 1.3

 STA:開始  FIN:終了  TIME:観測時間(分) aM:全流星数
  QUA:しぶんぎ群流星数 Lm:最微光星  CL:雲量

赤木(東京)


電波観測

 昨年末からの寒波で、松江ではほとんど星が見えませんでした。4日未明には雲間からわずかに星が見えましたが、流星を見ることはできませんでした。
 下のグラフは電波観測結果です。1日〜3日は停電が数回あり、データが欠落しているところがあります。

 しぶんぎ座流星群は、極大の山がとんがっていて、短時間に集中して流れるのが特徴です。

2011年1月1日〜7日の電波観測結果

エコー数


ロングエコー数
(10秒以上)

下表は4日0時〜16時のHR(1時間あたりエコー数)です。
yyyymmddhh
(JST)
HR
echo
HR
long
echo
2011010400 8 0
2011010401 16 1
2011010402 27 3
2011010403 34 3
2011010404 41 5
2011010405 55 10
2011010406 46 3
2011010407 28 4
2011010408 23 6
2011010409 32 4
2011010410 33 5
2011010411 25 2
2011010412 39 7
2011010413 32 2
2011010414 27 5
2011010415 22 2
2011010416 17 0

金津(石橋)





   
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