天文教室
観望会
美保関隕石
Sun‐in星の集い
新天体発見



活動記録(2023年1月~6月)


2023年6月16日(金) 超新星2023ixf in M101 観察会(八束天体観測所)

超新星、まだまた明るかったです。自分の目で実際に見えて良かったです。なお、超新星の明るさは画像から12.0等と測定しました。まだしばらくは楽しめそうです。

観測所を設置したのは1981年秋。ですから40年も経ちました。風が強いところなので、よく耐えていると思います。望遠鏡もがんばっています。観測方法はフィルム時代のやり方を移行しているので昔のままです。マンネリで続けるのが長続きの秘訣かもしれません。
今夜は遠方からありがとうございました。集まったのは、伊藤さん、佐藤さん、柳楽さん、西上さん、野波さん、古都さん、安部の7名でした。

みなさんから感想をいただきました。

・昨日はありがとうございました。曇ってだめかと思いましたが、みごとに超新星を確認できました。約一年前に撮った私の写真との違いは明白でした。
安部さんは今も観測ノートをつけておられるなど、何十年にわたる天文観測への真剣な取り組みに関心しました。あまり観測に集中するあまりムカデに咬まれないよう注意してください。

・昨晩は安部天文台をみせていただいた上に超新星を初めて眼視で見ることができました。天文ファンとしてゾクゾクした感動を覚えました。安部さんが23歳?の時に建てられた天文台、ビッグな望遠鏡、観測システム、更には安部さんの熱い天体観測に対する思いは我々天文ファンの心を揺さぶるものがありました。観測等でお手伝いできることがあれば、協力します。改めて今回の企画にお礼申し上げます。

・安部さんありがとうございました。アマチュア天文家として世界的に知られた安部さんのお話からは観測に対する真摯な姿勢が垣間見られ感動しました。(専門的な所は殆ど理解不能でしたがフィルム時代の苦労だけは納得!) また機会があれば見学させて下さい。

・八束天体観測所の見学をさせて頂きました。40年にもわたり、数多くの小惑星を発見されてきた安部さんと機材はとても興味がありました。今の時代、お金さえ出せば何でも揃いますが、始められた当初は機材を組み上げるだけでもさぞ大変だったでしょう。良くメンテナンスされており現在でも立派に活躍するのは驚きです。
M101に出現した超新星も雲の合間にしっかり見ることができました。眼視でも見せて頂きましたが、慣れていないので本当に見えたかどうか自信がありません。
大変貴重な体験をありがとうございました。

・安部さん、昨晩はありがとうございました。皆さんお疲れさまでした。個人の大きな望遠鏡で超新星を見るなんて中々無いことだと思います。すごいことでした。毎月発行される天文ガイドで毎号お名前と観測結果が記載されているのを見かけます。記載に至るまでには難しい作業をされているのに、さらりと説明をされて驚きました。貴重な体験ありがとうございました。

画像は上が南方向です。ドイツ式赤道儀では鏡筒の位置(天体の位置)によって画像の向きが変わります。みんなで見たM101はこんな向きでした。    

安部(八束)



2023年6月10日(土) 6月例会

2000-2100 モスバーガー松江乃白店
・佐藤し、柳楽、野波、西上、安部


■報告
(会全体)※詳しくはホームページに掲載しています。
5/14(日)島根大学天文台、天体望遠鏡博物館(香川)からの来訪に同行
5/15(月)島根大学天文部との星空観望交流

(柳楽)
・天体イベントがあるたびに写真を撮っています。昼間に太陽のハロを撮りました。
(野波)
・毎晩、宍道湖あたりを歩いて、星を見ています。
(安部)
・M101に現れた超新星を見ることができました。
(佐藤)
・M101、たまたま5/16に撮影していました。(超新星はもちろん写っていません。)その後、2度ほど撮影にチャレンジしました。
(西上)
・昨年に撮った十六夜の様子。しまね写真展でしまね写真賞を受賞しました。

■議題・話題
1.活動計画
○地域での星空観察会(追加依頼分)
・7/22(土)大庭公民館(風土記の丘)調整窓口 安部・野波
・島根大学1000時間体験学習に登録する。

○天文教室の準備
・7/26(水)、新しい場所で第1回目の開催。市報で告知済み。
・6月中に片付けするように教育委員会と調整する。。

○M101に現れた超新星の観察会・八束天体観測所の見学
・6/15(木) 予備日6/16(金)

2.話題提供.その他
(野波)
①赤川のホタル
・ホタルを見に行きました。すごかったです!
・八雲の秋吉で撮影しました。(佐藤)

安部(八束)



2023年5月15日(月)島根大学天文部との星空観望交流

久しぶりににぎやかに星空を眺めました。

到着してすぐの頃、寝転がってしし座あたりを見ていたら、西から人工衛星が次々と移動しては消えていきました。10分で6つくらい見えました。
オメガ星団も双眼鏡で見ることができました。かなり大きく感じました。
22時過ぎの大流星、残念ながら僕は下を見ていて見ることはできませんでした。島大天文部のみなさんから大きな歓声があがっていたので、みなさん見られたのでしょうね。

今回は星の会から、佐藤さん、柳楽さん、野波さん、古都さん、そして安部、島根大学天文部からは6名の参加でした。
次回もいっしょに気楽に出かけられればと思います。

安部(八束)



大変賑やかな観望会になりました。
電視観望の機材に興味を持ってくれた学生さんがいて話が終わらなくなりました。
気がついたら23時を回っていてびっくり。
楽しい夜をありがとうございました。

M13  M51  M81,82 
M82  M104 

古都(米子市)



参加者の皆様ご苦労様でした。いい交流ができました。島大天文部有志との忌部での観望会について島大参加者からの感想を整理しました。好評でした。

柳楽(内中原)


(島根大学のみなさんからの感想)

昨日の観望会ではありがとうございました!星団や星座のお話を聞けたり、望遠鏡の装置の解説を頂けたりとても充実した会になりました。次は天の川銀河を綺麗にみられたらなと思います。(H)

今回初めて観測会に参加しました。望遠鏡、星、カメラなど、色んなことを教えていただきながら星の観察を楽しむことができました。(Y)

市街地から離れた星のよく見えるところで、星の会の方たちから様々な知識を教えていただけたことはとても素晴らしい経験になりました!(I)

銀河など珍しいものをたくさん見ることが出来て楽しかったです。さらに楽しく星を見たいのでこれから星座を覚えたいと思いました。(F)

あんなに星がきれいに見えたのは始めてで感動しました。星については正直全く知識がないので、いろいろ教えてくださるのが、嬉しかったです。オメガ星雲に双子座、カラス座、春の大三角ですら、自分の目で確認できたのは初で、いい経験になりました!(M)

普段の活動では見れないような景色を今回は見ることが出来てとても楽しかったです。また、機材や星について教えてくださりありがとうございました。自分ではどれがどの星かまだ分からないので、教えてもらうとより一層星を見ることを楽しめました。また次の機会がありましたら、よろしくお願いいたします。(A)

 Hさん撮影



2023年5月14日(日) 島根大学天文台、天体望遠鏡博物館(香川)からの来訪

島根大学天文台への来訪、遠く香川から白川さんと多田さんです。天文部の濱田さんの案内で望遠鏡をじっくりと点検しました。
島根大学天文台への前段として来待ストーンも見学されたそうです。

白川さんからは冊子「古スコのススメ」をいただきました。
表紙はあの成東商会ダウエル。白川さんは「Dauer」の商標を取得されたとのことです。まさにダウエル愛ですね。

松江星の会からは小川さん、安部が参加しました。
みんなで「天体望遠鏡博物館」に行ってみたいです。松江から3.5時間もあれば行けそうです。

安部(八束)



2023年5月13日(土) 5月例会

2000-2050 モスバーガー松江乃白店
・柳楽、野波、安部

■報告
(会全体)※詳しくはホームページに掲載しています。
4/25(火)~28(金)松江市立天文台~天文台最後の天文教室~
4/29(土・祝)2023年度総会
5/7(日)島根大学天文部との事前打ち合わせ
5/9(火)市立天文台の片付け、機材の搬出
5/12(金)島根大学天文台見学+機材チェック(島根大学天文部との交流)
(野波)
・相変わらずベランダから見ているだけです。
(柳楽)
・島根大学天文部の窓口としてみなさんを星見にお誘いします。来週、星が見える夜に行きたいです。忌部高原でオメガ星団が見頃です。
(安部)
・仕事が変わっていろいろと忙しいです。無事に市立天文台を閉じることができて良かったです。

■議題・話題
1.活動計画
6/10(土)6月例会+定例観望会
7/8(土)7月例会+定例観望会
7/26(水)7月の天文教室(新会場)
7/29(土)古志原小学校4年PTA星空観察会
8/13(日)8月の天文教室「ペルセウス座流星群観察会」

○新しい天文教室
・7/8(土)の例会までに市と打ち合わせをして、運営方法をつくる。
・8/13(日)ペルセウス座流星群観察会の場所は大塚山公園(八束町)を予定。
・SXP赤道儀の勉強会をする。

○地域での星空観察会
・7/29(土)古志原小学校(担当:柳楽さん)
 6/25(日)に役員会があるとのこと。それまでに一度打ち合わせをする。
・他の依頼分についてはこれから調整する。
・島根大学天文部にも協力を依頼する。天文教室にも...。
 島根大学1000時間体験学習に登録する。

○島根大学天文部との連携
・まずはいっしょにきれいな星空に案内する。
 この件についての島根大学天文部との窓口を柳楽さんとする。

○第2回星空勉強会(仮)
・7/8(土)7月例会+定例観望会の日程を充てる方向で検討する。
・島根大学天文部と合同でできるのであれば、島根大学で開催も考える。
 その際は日程も再調整する。

2.話題提供.その他
(柳楽)
①大山の柳楽さん別荘(ぜひ使ってください。)
・10人くらいが寝られる。布団は5人分くらいあり。
 庭は6人用テントが2つくらい張れる。
 水道あり、トイレあり、電気なし
(安部)
②ビクセンのカタログ
・天体望遠鏡と双眼鏡の配りました。

安部(八束)



2023年5月12日(金) 島根大学天文台見学(島根大学天文部との交流)

松江星の会としては初めての見学です。

望遠鏡は松江市立天文台と同じ五藤光学研究所の15cm屈赤、ただし1939年製とかなりかなり古いものです。
動いたところを見たことがないということで、ざっと点検してみました。いくつか修理が必要ですが十分に使えそうです。
松江星の会も協力して、秋の大学祭までの稼働を目標に整備していこうということになりました。
他の望遠鏡も見てみましたが、いずれもメンテが必要です。特に反射望遠鏡は主鏡を洗浄して光軸調整をしなければなりません。

今回はコロナ禍後では初めての交流です。
星の会からは天文教室や地域での星空観察会への協力をお願いし、いっしょにきれいな星空を楽しもうと話し合いました。

島根大学天文部の松下さん(部長)、橘さん(副部長)、濱田さんをはじめ、たくさんの方と出会うことができました。
松江星の会からは、小川さん、柳楽さん、野波さん、古都さん、安部が参加。
米子市児童文化センターから井田さん、来待ストーン/島根大学天文部OBの古川さんの参加もありました。
 (撮影)柳楽、安部

安部(八束)



2023年5月9日(火) 新しい天文教室会場に機材を運ぶ

旧松江市本庁舎、引っ越しが終わった場所は早速に解体の準備が進んでいました。
天文台も最後の片付け。ロッカーや機材を次期会場の近くまで運び、1時間あまりで作業は終了。
壁に残ったみなさんからのメッセージを撮影し、天文台に別れを告げました。

さて、7月からの天文教室は同じ敷地内にある第4別館屋上です。
これまでの天文台屋上より広く、しかもすばらしい見晴らしです。
新庁舎での天文教室は2年後の秋の予定。それまではここで工夫してやっていきます。

今日の参加者は、伊藤さん、佐藤さん、柳楽さん、野波さん、安部の5名。けっこうな力仕事でした。
       (撮影)柳楽

安部(八束)



2023年4月29日(土・祝) 松江星の会2023年度総会

・期日 2023年(令和5年)4月29日(土・祝)14時~15時15分
・場所 モスバーガー 松江乃白店
・出席 伊藤・佐藤し・柳楽・野波・古都・安部(記)


1.会長あいさつ
 まず初めに、60余年の歴史を誇った市役所の天文台も今回が最後ということで、4日連続の観望会を開催、皆さんお疲れさまでした。おかげで盛況のうちに終わりました。あらためてお礼を申しあげます。
 しかしながら、市役所での観望会はこれで終わりではありません。7月より場所を移して行います。未来に目を向けてがんばりましょう。
 今回の総会の議題といたしましては、新しい天文教室の運営方法、他団体との交流、星空観望会の依頼への対応などなど、話し合わねばならない議題がたくさんあります。どうぞ皆さん活発に意見を出していただき、今後ともより良い会運営にして行こうではありませんか。
よろしくお願いします。

2.報告
(1)会員の状況
・会員32名、メーリングリスト登録者39名。2022年度は2名の入会があった。

(2)2022年度活動報告(その都度ホームページに掲載)
 特別なこととしては、①7/16(土)星空勉強会、②10/22(土)「星空の街・あおぞらの街」全国協議会長賞を受賞、③12/10(土)美保関いん石30周年記念イベント。

(3)2021年度会計報告
・依頼による観望会での収入が少なく、新入会員用のユニフォームを購入したため、残高が減った。

3.議題
(1)2023年度役員選出
・会長 安部裕史(新任) 副会長 伊藤隆之(新任)、佐藤伸二(新任)
 会計 野波恵子(新任)
 事務局 安部裕史(再任) 事務局補佐 柳楽昌宏(新任)
  ※事務局体制を強化するため、今年度から事務局補佐を配置することとした。

(2)2023年度活動計画(別紙あり
①例会
・休止していた毎月の例会を再開する。定例観望会の前段に行う。

②定例観望会
・例会に引き続いて、定例観望会を行う。
・時期は満月が過ぎて、夜半前が暗夜となる頃の土曜日の夜。(別途、計画あり)

③天文教室(別紙あり
・12月はふたご座流星群の極大の夜に変更するかもしれない。(12/14(木))
・新しい運営方法を事務局と教育委員会と協議する。早々に機材移転の打ち合わせをする。
・SXP赤道儀をはじめ、機材の状態確認、点検をする。
・参加者への対象天体や望遠鏡の説明方法など、どの程度の内容を説明するのかをあらかじめ決めておく。
 望遠鏡ごとに見ている天体をわかるようにしておくと良い。
・電視観望を取り入れる。
・座学を復活させる。
 これまでは星が見えない場合は天文台見学があった。今後はそれがなくなるため、星が見えない場合は座学をする。星が見える場合はどうするかを決める。

④他団体との交流
・「よなご星の会」。年に2‐3回の合同観望会や勉強会、合宿などを考える。
・「島根大学天文部」。積極的に交流する。自動車の同乗など、いっしょに星を見に行けるように配慮する。早々に島根大学天文部と相談する。
・「星空勉強会(仮)」。7/8(土)定例観望会をその機会とする。名称や開催回数を早々に決める。
・「Sun-in星の集い」。山陰各地で同様の場が開催されるようことをなった現状を鑑み、所期の目的を達成したと言える。終了する方向で設置当時の関係者(よなご星の会、浜田天文同好会)とともに総括する。
 松江星の会は新たに松江・米子周辺の天文愛好家の集まる場を創っていく。

⑤依頼による星空観察会
・積極的に引き受ける。
・担当を会員のみなさんにわり振っていく。

⑥その他
・大山に小屋があります。みんなで遊びましょう。(柳楽)

安部(八束)



2023年4月25日(火)~28(金) 松江市立天文台~天文台最後の天文教室~

新庁舎建設に合わせて天文台は取り壊されます。今回は天文台で行う最後の天文教室になりました。
初日は雨でしたが、あとの3日間は星空が広がり、たくさんの来場がありました。みなさんには記念として「ありがとう松江市立天文台」カードを配布。天体ドームの内壁には思い思いのメッセージを書いていただきました。
これからの天文教室ですが、5月6月は休止、7月から市役所第4別館の屋上で開催します。新庁舎では2期工事が完了する2年後の秋から行う予定です。

○開催概要
2023(令和5)年4月25日(火)~28(金)の4夜 ※初日は大雨
観察(見学)時間 19時30分~21時
受付時間 19時30分~20時30分 ※事前申込は不要
来場者数 約520人(初日から1人、約80人、約240人、約200人)

松江星の会から参加
伊藤さん、小川さん、小泉さん、佐藤伸さん、柳楽さん、中島さん、西上さん、野波さん、安部。
飯塚さんファミリー、宮永さんファミリーの姿もみえました。
古川さん、古沢さんにもお世話になりました。

○関連企画
来待ストーンミニ企画展「松江市立天文台History」

○報道
4/22(土)山陰中央新報「さよなら市役所屋上天文台」
4/25(火)読売新聞「宇宙ロマン60年 最終ショー」
4/28(金)山陰中央新報「市役所天文台 最後の天文教室」
4/30(日)読売新聞「松江市立天文台60年の歴史に幕」

山陰中央テレビ、山陰放送、日本海テレビ、Sデジ

 (撮影)柳楽

安部(八束)



2023年3月22日(水) 松江市立天文台~3月の天文教室~

久し振りに満天の星となりました。数日前の天気予報では雨の予報でしたので、完全にはずれました。
参加者のみなさんには事前に受付時間帯を3つの分けてご案内。ですから、待ち時間もほとんどなく、大型望遠鏡、小型望遠鏡、星空の説明と思い思いに星空を楽しんでおられました。
天文教室の楽しみの一つは参加されたみなさんと会話しながら、星空を楽しむことにあります。今回のアンケート結果でも、参加者のみなさんからもそのような感想がたくさんありました。
天文台での天文教室も4月25日(火)~28(金)が最後となります。事前申込は必要ありませんので、当日はたくさんのみなさんに星空を楽しんでいただければ思います。
今回の参加者は27組73名。星の会からは伊藤さん、小泉さん、佐藤さん、柳楽さん、西上さん、野波さん、安部が参加しました。

安部(八束)


今回の参加者に高校1年生の女性の方がいて、天文についていろいろ質問を受けて対応していたところこちらも熱が入りすぎて天文台本体での活動状況や安部さんの星空説明の写真を撮っていませんでした。
その女性は天文について少しは知識はあるものの断片的であってそれを僕がつなげててあげるととても喜んでくれました。そしてさらなるどんどん深い質問に入り込んでいって超新星爆発と白色矮星、ダークエネルギーやダークマターの話や核融合と核分裂の違い、相対性理論や量子力学の話とか延々と質問対応したもんだからこちらも熱が入りすぎてしまいました。。。
それにしても科学大好きな女性で頼もしさを感じました。彼女には地学を勉強するように勧めておきました。次回の天文教室にも参加すると言っていました。

柳楽(内中原)



今回は天候は最悪の予想でしたが、非常によく晴れ、たくさんの対象を来場の人たちに見ていただきました。とくにオリオン大星雲など月や惑星以外の観望は本当に久しぶりでした。
大型望遠鏡での火星の導入は高度が高すぎて、天頂プリズムを使いやや苦労しました。もう地球からかなり遠ざかっていて表面模様などは見えませんでしたが 赤い不思議な星の雰囲気は味わってもらえたと思います。前に見たときと大きさが違うといっている子がいました。よく見ています。あなどれません。

伊藤(内中原)




2023年3月19日(日) 夕空の黄道光を見に行く

柳楽さんが撮影した夕空の黄道光、しかも松江市郊外!で撮影したということでソワソワしながら出かけました。
場所はうしおの沢池。あたりには人工の光はまったくなく、西の空が開けた場所です。
来年秋の夕空に紫金山・ATLAS彗星が明るくなるとの予報ですが、池に彗星の姿が映ったりするかも?とかなり期待しています。

安部(八束)



メールに気付かず19時頃から忌部のいつもの場所で撮影して20時過ぎに帰ってきました。途中でうしお池の方に左折していった2台の車はひょっとして安部さんたちでしたか。やはり今日も黄道光の存在は分かりにくかったです。
そちらはどうでしたか。

佐藤(浜乃木)


2台の車は私と柳楽さんの車です。南駐車場も車の中から見てみたのですが、わかりませんでした。
黄道光、あまりわかりませんでした。でも、とてもきれいな星空でした。

安部(八束)



満天の星空に出会うことが出来ました。素晴らしい星空でした。柳楽さん、安部さんお世話になりました。

野波(東本町)



今晩は安部さん、野波さん、柳樂とゲストの4名。
うしおの沢地と南東がよく見える「金津のベンチ」に行って素晴らしい星空を楽しみました。
黄道光はうっすら見えていました。横に走るのが冬の淡い天の川、右下から左上が黄道光。

柳楽(内中原)



2023年3月11日(土) 3月定例観望会

春がすみの星空。でも、西の空には冬のダイヤモンドの星々が輝き、火星も加わってにぎやかな星空でした。

伊藤さんは新調した冷却カメラで電視観望、西上さんには純カセグレンで天体を見せていただきました。

一月ほど前の定例観望会は雪と凍結した坂道でしたので、この夜の暖かさに季節が大きく進んだのに気付きました。

今夜の参加は伊藤さん、野波さん、西上さん、安部の4名。コロナ禍も落ち着いたので街角スターウォッチングもはじめたいねと話しました。

安部(八束)



本日はお疲れ様でお世話様で、ありがとうございました。
記念写真お送りします。
荒れ荒れですがお許しください。
桜の写真もご笑覧ください^^

西上



安部さん、伊藤さん、西上さんお世話になりました。
伊藤さんには、M46.41.35.47.67.38.1を西上さんにはM46.リゲル.41.35.火星を見せていただきました。久しぶりにワクワクしました。ありがとうございました。

野波(東本町)



2023年2月15日(水) 松江市立天文台~2月の天文教室~

小雪が降る中の開催でしたが、今回もたくさんの方の参加者がありました。いつもやってくる熱心な子どもたち、初めて参加した方も多かったようです。

星の会からは、伊藤さん、佐藤さん、中島さんと友人、柳楽さん、野波さん、安部が参加しました。大型望遠鏡は伊藤さん・野波さん、小型望遠鏡は佐藤さんや中島さんを中心に説明、記録写真は柳楽さんです。

事前申し込みは26組75名でしたが、雪が降っていたこともあり実際の参加者は12組37人でした。アンケートでは子どもたちが書いてくれた丁寧な感想がいくつもあり、うれしい限りです。

安部(八束)



あいにくの天気でしたが、多くの来場者があり、熱心さが伝わりました。
やはり望遠鏡が撤去、廃棄されること残念がる声がたくさん聞かれました。
3月、4月の観望会はぜひ晴天で、この望遠鏡に最後の活躍の場を与えてやりたいものです。

伊藤(内中原)



(撮影)柳楽   


2023年2月5日(日) 「ZTF彗星(C/2022 E3)と冬の星空」観察会

満月の夜の星空観察会。話題のZTF彗星とカノープスを全員で見ることができました。
柳楽さんの双眼鏡、とても見やすかったです。彗星が緑色に見えた、と声が上がっていました。
伊藤さんのドブソニアンもいつものように見事な集光力です。暗夜が楽しみです。
古都さんの電視観望、月明かりでも暗く淡い天体でもきれいに見えていました。リクエストしたM46M47の散開星団、針で突っついたような星像がきれいでした。
西上さんにはあきらめかけていたカノープスをおしえてもらいました。これでみんなが長生きできます。
中島さん・野波さん、双眼鏡は楽しめましたか。満月の空に自分の力で彗星を見つけることができて良かったです。

今夜の参加者は伊藤さん・中島さん・柳楽さん・西上さん・野波さん・古都さん・安部、
そして3名のゲストとにぎやかな夜になりました。
月がない夜にまた集まりたいですね。キラキラした冬の星空が楽しみです。


昨夜はお疲れさまでした。ZTF彗星を見る為、19時半ごろ八束町の大塚山公園に10名が集まりました。明日が満月で明るい中、まずカペラを探す。安部さんや柳楽さんの分かりやすい説明で、なるほどとばかりに双眼鏡を向けるが、私を含め、何名かのどこ?の声が。何とか21時過ぎには全員見ることが出来ました。伊藤さんのドブソニアン、古都さんのパソコンの画面では色も尾も確認出来ました。21時半頃、安部さんがカノープスが見えるからと場所を移動。全員、長生きを願い解散となりました。

野波(東本町)



明るい月下でC/2022E3(ZTF)を観望しました。
この明るさでも電視観望ではうっすらと尾が見えていました。
皆さんの機材でも彗星の姿が眼視で確認できました。
伊藤さんのドブソニアンでは尾も分かります。驚き。
明るい月がありましたが綺麗な空のおかげで話題の彗星を見ることができました。

20:24〜 60秒露出を19枚、彗星核でスタックした写真です。
色々な方向に尾が出ているのがわずかに確認できます。
月のない夜に再度撮影してみます。

古都(米子)



彗星の導入は意外に苦戦し、一度は見失うなどしましたが皆さんの協力で微かに尾まで感じることができました。
古都さんの電視観望システムですばらしい映像もみせていただき、カノープスを地平線ぎりぎりに見つけるなど盛りだくさんで楽しい観望会でした。みなさんありがとうございました。

伊藤(内中原)


 (撮影)西山

(撮影)柳楽 


2023年1月18日(水) 松江市立天文台~1月の天文教室~

今回も熱心な子どもたちがやって来てくれました。雨の中の星空、そんな天気でも子どもたちには関係ありません。

私は会議室で星空学習を担当。1月の星空や今年1年の見逃せない天文現象を中心にお話しました。最後は昨年末に亡くなられた藤井旭さんの紹介も。

今回の参加者は9組19名、星の会からは伊藤さん、小泉さん、佐藤さん、柳楽さん、西上さん、野波さん、古都さん、安部でした。

天文台での天文教室も3月までのあと2回。4月には最後の天文台で4夜連続の観察会が計画されています。最後まで目一杯使い切りたいです。

安部(八束)



天候が不順で一瞬は火星などが姿を現すのですが、大型望遠鏡でとらえようとすると雲にかくれてしまいだいぶ振り回されました。ついにはスリットから雨が振り込んだりして結局観望はあきらめ、説明だけを行いました。
ひとり、鋭い質問をぶつけてくる手ごわい女の子がいて答えに困りました。
それは、月のクレーターはなぜ高地の部分には多く海の部分には少ないのか、隕石がぶつかってできた物なら均等でないとおかしい というものでした。

後で調べてわかった答えは。
月は地球と同じく46憶年前にできたが、これは近くにあった無数の微惑星が衝突合体してできたものである。しかしそのごろには月や地球になりきれなかった微惑星がまだ多く存在していた。これがその後約6億年のあいだできたばかりの月に衝突し続けて月の表面に無数のクレーターを作った。その後月に何らかの大きな衝撃が加わり、月の内部の玄武岩が表面に流出、クレーターを埋めてしまった。この部分が月の海である。
海の表面にも少数のクレータが見られるが、これはその後もわずかに隕石の衝突があったためである。


伊藤(内中原)


 撮影(柳楽)


   
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