天文教室
観望会
美保関隕石
Sun‐in星の集い
新天体発見



活動記録(2022年7月~12月)


2022年12月10日(土) 美保関いん石30周年記念イベント

美保関いん石が落下したのは30年前の今日のこと。30周年を記念して美保関いん石が展示してあるメテオプラザで記念イベントが開催されました。
お昼前からのモバイルプラネタリウムに続き、講演や星空観察会。講演ではいん石が落ちたお家の松本優さんのお話も聞くことができました。松本さんはこれからの美保関いん石について「美保関いん石を通していろいろな方と出会い、人との触れ合いを大事にしていきたい」とまとめられました。星空観察会は後半は雲がなくなり、きれいな星空にみなさんとても楽しそうでした。なお、メテオプラザで星空観察会を行うのは初めてだったそうです。
参加者はイベント全体で約350名、うち星空観察会は60名でした。松江星の会からの参加は柳楽さん、伊藤さん、野波さん、西上さん、安部、よなご星の会からは塚田さん、古都さんでした。

安部(八束)



本日は美保関隕石30周年記念イベントお疲れ様でした。
屋外観望会では、多数の親子に木星、火星を観ていただき、望遠鏡を用意した甲斐がありました。
外灯が明るく、また北が見えない環境は再考の余地があると思いますが、会場からのアクセス、足元の暗さを考えると、致し方ないのか、とも。望遠鏡の設置場所を変えれば、土星も狙えたかもしれませんね。
個人的には、工具を忘れたり、PCでの説明が出来なかったなど、反省も多い観望会でした。次の機会は、反省を生かしたいと思います。
写真もありとうございました。ではまたよろしくお願いします。

西上(奥谷)


塚田さん、安部さん講演お疲れ様でした。
会場の皆さん、とても熱心に聞いておられました。
観望会は用事があって参加できませんでした。
曇りの予報が外れ星が見えて大成功でしたね。
松江星の会とよなご星の会合同のイベントとなりました。
こんな機会が増えてくれると嬉しいです。

古都(米子市)


昨日はお疲れさまでした。
隕石が展示されている4階が会場でした。国立科学博物館で展示されているたくさんの隕石を見ていますが、一つの隕石にスポットライト。とても特別感が有りました。トークショーでは50人程の方が熱心に耳を傾け、クイズあり質問も飛び出して会場は大いに盛り上がりました。
星空観察会、雲が多く心配しましたが次第に無くなり、木星、火星を見ていただくことが出来ました。驚きの声とリアクションはいつも私の元気の源です。
隕石落下40年、50年とイベントが続きますように。

野波(東本町)



皆さんお疲れ様でした。特に、安部さん、塚田さん、あれだけの時間よどみなく皆の心に響く話をされる、そのスタミナと情熱にはいつも敬服します。
観望会の方は天気予報では絶望的でしたが、なんとか天気が持ち、木星、火星が見てもらえたのは幸いでした。雲の中見え隠れする惑星を経緯台で追いかけるのはかなり大変でしたが、特に火星はなかなか見る機会が少ないので子供たちには良い思い出になったことでしょう。

伊藤(内中原)



都合により安部さんや塚田さんの講演会及び星空観望会には参加できず、残念でしたがモバイルプラネタリウムを初めて体験出来ました。
コンパクトながら20名ぐらい入れるドームの中で専門家による星空のシミュレーションや宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の映画?を楽しむことができました。本当のプラネタリウムの解像度にはいたりませんが、迫力満点の星空や惑星の動画はすばらしかったです。また、プロのプラネタリウム解説者のポイントを踏まえた星空説明は見習うところがありました。
大きな炬燵を囲み説明者を中心に家族で空を見上げる感じで親近感を覚えました。ドームはブロアで加圧していますが、騒音も気にならず、説明者の話に傾聴できました。入場者の出入りの際には加圧した空気が逃げるためにドームがしぼむということもありました。
ブロア付きのドームにお金はかかり、運営技術も大変そうですが、過去、現在、未来の星空を多くの人に見せることができるモバイルプラネタリウムは強力な道具であると感じました。

柳樂(内中原)





2022年12月7日(水) 松江市立天文台~12月の天文教室~

昼間は小雨が降る天気。夕方からは晴れ間も出てきましたが、時折厚い冬雲が星空を覆いました。

今回は大型望遠鏡では東の空に赤く輝く「火星」、小型望遠鏡では「木星」「満月前夜の大きな月」を見ていただきました。アンケート結果を見ると雲で火星が見えなかった方もあったようですが、みなさん概ね満足していただいたようです。

今回の事前参加申込者は21組82名、実際の参加者は14組50人でした。コロナ拡大の影響で参加者が大幅に減ったようです。

星の会からは、伊藤さん、佐藤さん、柳楽さん、西上さん、野波さん、古都さん、安部が参加しました。米子市児童文化センターから2人の見学がありました。

安部(八束)



2022年11月17日(木) 11月定例観望会

11月定例観望会は19日(土)に計画していましたが、天気がわるくなりそうということで17日(木)に行いました。
参加者は、伊藤さん、佐藤さん、柳楽さん、西上さん、野波さん、古都さん、安部の7人でした。


以下に、参加した会員のコメントを掲げます。


今夜は先に失礼しました。

西上さん
初めての忌部高原はどんな印象ですか。
会の活動報告に載せますので、ぜひコメントをお願いします。

野波さん
駐車場は大丈夫でしたか。

みなさん
寒いので気を付けて楽しんでください。

今夜の様子を2枚添付します。
集合写真は柳楽さん撮影、この時には西上さんは未着でした。
星の写真はつる座が見えています。

安部



みなさま
西上です。
本日はありがとうございました。
初めてで、みなさまにご迷惑をおかけしたかもしれません。
どうぞお許しください。

観望は、久しぶりに機材を出したため、十分な準備の時間も取れなかったこともあり、ポテンシャルを存分に発揮できませんでしたが、PC自動導入も含め、今後の観望に役立てたいと考えています。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

西上(奥谷)



昨夜はお疲れさまでした。ありがとうございました。
伊藤さん、西上さんの望遠鏡では土星、木星、火星、古都さんの電子観望ではアンドロメダ銀河・M45(すばる)を見せていただきました。
柳楽さんのカメラの画面にはアンドロメダ銀河の左に青い星が2つ、彗星?安部さんに聞いてみよう、忌部で発見?古都さんが調べると恒星と判明。
寒かったけれど温もりのある一夜でした。

野波



昨晩話題になったアンドロメダ廻りの青い星です。ソフトフィルターで星が滲んでいます。

柳楽



昨晩はお疲れ様でした。
一番最後の到着でした。
伊藤さん、野波さん、柳樂さん、佐藤さん、西上さん。
安部さんの姿はすでにありませんでした。

伊藤さんと西上さんは惑星を、柳樂さんと佐藤さんはデジカメアンドロメダ銀河など、古都は電視観望でアンドロメダ銀河とプレアデス星雲を、それぞれ楽しみました。
雲が多くなりあまり良い空ではなかったですね。
あるあるですが、機材撤収後に綺麗に晴れました。

初参加の西上さん、ありがとうございます。
山梨のような標高の高い場所はありませんが、山陰にはまだまだ暗いスポットが沢山有ります。
是非、米子近辺や大山にもお越しください。

電視観望の写真添付します。
電子観望時の画角で東西南北は合っていません。
プレアデス星団は薄雲が掛かって残念。

古都




2022年11月8日(火) 松江市立天文台~11月の天文教室(皆既月食)

あまりにもきれいな皆既月食で、想い出に残る月食となりました。途中20分ほど曇りましたが、最初も最後もきれいな月でした。
天王星食もバッチリ完璧でした。
特に天王星食の瞬間を見た小4の女の子3人組。3人が代わるがわるに望遠鏡を見て、一人目は減光する瞬間、二人目は減光した状態、そし最期の三人目は天王星が月に隠れていく瞬間を見ることができました。新聞には「青い天王星が赤い月に吸い込まれるように見え神秘的だった」とのコメント。きっと、一生の思い出になり、これからの糧になってくれるものと思っています。
今夜の事前参加申込者は42組136名、実際の参加者は参加者 40組117人。NHKの中継や山陰中央新報、読売新聞の取材、市役所のみなさんもたくさん上がって来られました。
星の会からの参加は伊藤さん、小川さん、佐藤さん、柳楽さん、西上さん、野波さん、安部、そしていつもサポートしてくれるF嬢でした。

(野波)
無事終了、お疲れさまでした。ドームの中は、人数制限しながらでしたので割合ゆっくりと見ていただけたのではないでしょうか。大型望遠鏡を覗き、欠け始めや天王星、皆既月食が見えた時には感動の声をたくさん聞くことができました。雲間に隠れた時は、その時を静かに待っておられました。見えると出てきたと大きな声が。たくさんの方と皆既月食を見ることが出来て感動の一夜でした。

(古都)
松江の皆さん、お疲れ様でした。
今日は参加できまず申し訳ありません。
米子市児童文化センターでのイベントも雲が多い中、何とか皆既月食と天王星食を見ることができました。
電視観望では天王星が月に食べられる瞬間を見て頂きました。

(柳楽)
昨晩はご苦労様でした。大勢の天文ファンとともに素晴らしい皆既月食と天王星食を楽しめました。写真を松江星の会ブログ星月夜にアップしましたのでのご覧ください。

https://hiroba-hoshizukuyo3.blogspot.com/?m=1

(伊藤)
途中月が雲に隠れる時間があって、やきもきしましたがおおむね良く晴れたくさんの人に月食、天王星食を楽しんでもらえました。特に子供たちにとっては忘れられない体験となったことでしょう。
来月の火星も楽しみです。

(佐藤)
天王星食という貴重な瞬間を子供たちに見せることができ、良かったです。アンケートも読みましたが、安部さんの説明(トーク)の素晴らしさや天文台を残してほしいという感想もあり活動の励みになると思いました。

(撮影)柳楽

安部(八束)



2022年10月15日(土) 10月定例観望会

集合時間の20時頃は雲の間に星が見えていたのですが、次第に雲が厚くなってしまいました。
星談義をしながら、星が見えていた証拠写真を息を止めて一枚パチリ。
残念ですが、21時前には下山となりました。
今夜は伊藤さん、佐藤さん、柳楽さんとゲスト、古都さん、安部が参加しました。

さて、忌部高原から降りる時、北東の空にカペラが見えていました。
自宅に近付いてくる頃には、月と火星がいっしょに昇ってくる景色。
自宅に着いたら雲一つない星空でした。
どうも、忌部高原だけが曇っていたようです。
確かに山の天気を感じさせる雲の動きでした。
曇りはしたけど、それはそれで良しの気分です。

安部(八束)



2022年10月5日(水) 松江市立天文台~10月の天文教室~

天文教室に合わせたように、雲が少なくなり星空が広がってきました。
流れは、①土星(大型望遠鏡)→②月(小型望遠鏡)→③木星とガリレオ衛星(小型望遠鏡)→④星と星座の説明。
時間枠による受付方法、受付場所から天文台までの案内方法の工夫により、待ち時間もなくスムーズに運営できていました。
市と星の会との連携も良かったと思います。
今回の参加申込者は37組106名、実際に参加された方は24組65名でした。

終ってから、来年度からの開催候補場所である第4別館屋上を確認へ。空が広くて暗くて、トイレも近くて、十分に開催可能です。
数年、ここで工夫してやっていくことになります。
今夜の参加者は伊藤さん、柳楽さん、野波さん、古都さん、安部でした。

安部


今回は天候が悪く、観望は絶望的と思っていましたが、天文台の所に登ったら「あれ、木星が見えている。これはもしかして」と思っているうちに、土星や月も見えてきて、たくさんの人に惑星や月を見てもらえました。成功だったと思います。
第4別館屋上は展望がよく、機材を運ぶのにも楽で、良い場所を見つけてもらい市役所の人に感謝しています。

伊藤


米子を出るときは観望会は無理かなと思っていましたが、時間が経つにつれて雲がなくなっていきました。
参加された皆さんは、月・木星・土星が全部見られて良かったです。
ウルトラマンに変身しようとしている安部さん。 

古都



なんとか土星、木星、月も見え参加者の皆様は満足された感じでした。
参加者の流れも良かったし、個人的には今まで参加した天文教室では一番の教室だったと思います。
消毒も適時やっていたし、足元の明かりも適切でした。

柳樂


(撮影)柳楽・古都・安部   


2022年10月1日(土) 本庄小学校4年PTA星空観察会

雲一つないきれいな星空が広がりました。
西に傾いた「月」、南の校舎の上には「土星」、東の低い空には「木星」も見えています。

参加者は30名程度、半数が児童たちです。
天体望遠鏡での観察は赤組・青組・黄組の3つの組に分けて運営しました。

●進行
2022.10.1(土)19:00-20:00 本庄小学校校庭
①星空の説明(伊藤)20分
②天体望遠鏡で観察 40分
・土星(伊藤)
・月(柳楽)
・木星(安部)
 「縞模様」「ガリレオ衛星」を観察
 「大きさ」「ガスでできていること」「太陽をまわる年数」を説明
 「ガリレオ・ガリレイ」と「松江城が建てられた」の時代を説明

●感想
〇良かったこと
・みなさんが熱心に星の説明を聴いたり、望遠鏡を見ていた。
〇改善したほうが良いと思ったこと
(観察)
・夜露がひどく、接眼レンズがすぐに曇ってしまった。
 湿度が高く、芝生の校庭が影響した。マスクも。
 →秋の星空観察会では、夜露対策をしっかりする。
・星空の説明の際、校舎内の照明が点いたたままで会場が明るかった。
 説明の途中で消してもらった。
 →不必要な照明は消してもらう。
(運営)
・はじまりに主催者から開催目的や会場の安全対策、コロナ対策などの説明がなかった。
 →会場にいるみんなで情報を共有し、楽しく安全な観察会にしていくことを確認する。
・コロナ対策品が配置されていなかった。観察会途中、お願いしてようやく配置された。
 →観察会開始前に確認する。
・3つの組のローテーションを決めておらず、1台の望遠鏡で2組が重なる場合があった。
 →全体の運営責任者を明確にし、指示を的確に行う。
・観察会が終わり、会員が望遠鏡を片付けているといつの間にか誰もいなくなっていた。
 →忘れ物や迷子がないかを点検する。主催者が会場の最終確認をする。

星の会からは、伊藤さん、柳楽さん、安部が参加しました。
 (撮影)柳楽、安部

安部(八束)



2022年9月7日(水) 松江市立天文台~9月の天文教室~

天文教室の人気者、「土星」と「月」を観察しました。アンケートでは「大喜び」「キレイ」「感動」「すごかった」「楽しい」、そんな声がいっぱいありました。
今夜の参加者は19組60名。申し込み人数が多かったことから室内での星空学習はやめて、天文台でじっくりと星を観察していただきました。星の会からは伊藤さん、佐藤さん、野波さん、古都さん、安部が参加しました。

今回の振り返りと次回に向けた改善事項を掲げます。

1.受付・観察
〇受付 1950-2010 2015-2035 2040-2100
→時間を分散して受付。受付後は各自で屋上に上がる。迷子はなかったようです。

〇観察 1950-2100
→観察はゆったりできた印象。時間も問題ありませんでした。
→小型望遠鏡は1台だけ。1台にした理由は、月と新庁舎と重なって良い配置場所が取れなかったから。
 次回は2台程度を用意して、説明を聴いてもらいながらじっくりと見てもらえるようにする。
 小型望遠鏡の設置場所、天文台入り口や星空説明の場所と動線が重ならないように注意が必要。

〇星空の説明 5回程度実施
→ 回数が多く1回あたり時間が短い分、じっくりとお話しできませんでした。
  ポインターは明るいと月と澄んだ空でほとんど役に立ちませんでした。要注意。
  次回は3回くらいにして、もう少し濃い内容でお話したいです。
  今回はアンプ+マイクがなかったので次回は準備。

2.安全対策、コロナ対策
〇足元ライト
→まぶし過ぎてかえって段差等が見えない。取り急ぎコピー用紙でカバー。
 次回は明るさを減じたものを配置する。配置場所を事前に確認する。
 目的は安全対策、誘導。

〇三角コーン
→間隔をあけるためのものを段差位置を示すために利用。
 最近は小さな子どもさんが増えたので、段差位置には三角コーンとコーンバーがあると良い。

〇手指消毒液
→受付のみ。ものに触る直前の天文台入り口にあると良い。

〇ペンライト
→参加組ごとに1本ずつ配ると良い。安全対策+資料確認。

〇天文台内
→観察中は天文台内をかなり暗くしているので、専用照明のない内階段の利用はあぶない。
 天文台内の照明をもう少しほんのりと明るくしてみる、小さな子どもさん対策。


この他、参加会員からは次のような感想や提案がありました。
①コロナ対策として、望遠鏡を触る方もおられるので除菌シートではなく、天文台入口に手指消毒液を置いてほしい。
②望遠鏡で星を見てもらった後、ある程度人を集めてからの星空説明をする。星空説明まで待っている人が退屈しないようにモニタで星に関する動画を流すとか写真のスライドショーなど。
③大型望遠鏡では2回目が見たいという人がかなりいた。小さい子が多く足元には気を使います。何か工夫が必要。

安部(八束)



2022年8月30日(火) 9月天文教室に備えて、新庁舎の影響を確かめました

8月になって天文台の南に新庁舎が建ち上がってきました。
9月の天文教室では「土星」を観察します。
ひょっとして土星が新庁舎に隠れてしまうのではないかと思い、夜に出かけて様子を確かめました。

結果
・土星は新庁舎には隠れません。確実に観察できます。夏の大三角やうしかい座のアルクトウルスも見え、思いのほか広い空でした。
・これから予定している「10月-木星」、「11月-皆既月食」、「12月-火星」も確実に見ることができます。

星の会からは伊藤さん、野波さん、安部が参加、そして市の担当者にも同行いただきました。

8/22(月)16時頃の様子
新庁舎は南西のほうが少し高いので、その方向の視界は少し狭くなります。それ以外の方向はあまり気になりません。 
 8/30(火)20時30分頃に撮影
屋上からは土星と木星が見えていました。望遠鏡で土星が見えることを確かめました。

安部(八束)



2022年8月20日(土) 古志原小学校4年生学年行事「星空観察会」

雨は降ったけど、楽しい星空観察会になりました。
特にコロナ禍でのイベントでしたので、十分に感染防止対策を行った上での開催になりました。
コロナ禍での星空観察会のひとつのモデル(ペース)ななりました。
実施内容やコロナ対策は主催者作成のスライドにありますのでそちらをご覧ください。

運営全体について

(開催日時・場所)
2022(令和4)年8月20日(土)19時~20時30分 体育館

(参加者)
児童58名、保護者59名、計117名の参加。
星の会からは、伊藤さん、佐藤さん、柳楽さん、野波さん、安部、そしていつも手伝ってくれるf嬢が参加しました。

(良かったこと)
・主催者である学年役員のみなさん、学校の先生、みなさんがとても熱心でした。
その熱意があったからこそ、今回の星空観察会が実現できたのだと思います。
・今回は星は見えませんでしたが、次に星が見えた時に星や星座を見つけてやろうという参加者の姿勢を強く感じました。
・コロナ対策に万全を期しておられました。
参加者の動線、座り方、いろいろな対策グッズ、そして感心したのはそれらを主催者が参加者にきちんと説明し、行動してもらえる体制ができていることでした。
私がこれまでに関わった星空観察会の中でも最も対策が練られていました。
なお、主催者には星の会のコロナ対策指針を事前にお渡ししました。

(改善したほうが良いと思ったこと)
・私はお話を30分くらいしたのですが、集中して聴いてもらうにはもう少し短くて20分くらいがいいなと思いました。
ただ、途中で星座早見の使い方を入れたので、良かったかもしれません。参加されたみなさんの感想を聞きたいところです。
また、どうしても話したいことを詰め込み過ぎてしまいます。
何を伝えたいかを明確にして、メリハリのあるお話にしていかなくてはと思いました。この点は少し反省です。
・スライド投影のスクリーンが体育館の大きさに比べて小さかったです。
スクリーンから離れた参加者には内容が分かりにくかったと思います。
次回からは事前に会場の広さとスクリーンの大きさを把握して、投影する内容とか字の大きさに工夫が必要です。

(大変だったこと)
・参加予定人数が多かったので、コロナ禍の感染対策の中でどのように参加者を動くかしていくか、かなり意識しました。
また、天気の具合に応じて実施内容をどのように変更していくか気を使いました。
これも主催者の熱意、迅速な判断と機敏な動きに助けられました。

(次回に考えておくこと)
・星空観察会でのコロナ対策はそれなりに形ができていた思います。
一方、県内でもたくさんの感染者が出ている状況をみるに、星の会関係者が感染するリスクも高くなっています。
つまり、参加を予定していた会員がコロナで急に欠席になることも考えられます。
こうした条件を前提に星空観察会のの規模や実施内容を考える必要があると思いました。


私が担当した「星空のお話」について

今回は4年生が対象でしたので、理科の教科書で出てくる「夏の星」を中心にお話しました。
星空のお話とするとどうしても星や星座を説明するようなお話になってしまいがちです。
今回は教科書の表紙に登場する3人の科学者、その科学者が遺した言葉、プラネタリウムで働く人の気持ちなど、それらはすべて教科書に取り入れられている事柄ではありますが、できるだけ掘り下げてお話しました。
一番最初に保護者のみなさんに理科の教科書を読んだことがありますかと問いましたが、ほとんどの方か見ておられなかったようです。
教科書にもいろいろな資料や事柄が載っています。じっくりと読んで楽しみたいものです。
科学者の残した言葉に関連して金子みすずさんの「ふしぎ」という詩があることを紹介しました。ぜひ、読んでいただきたい詩のひとつです。

 撮影(柳楽、安部)

安部(八束)


〇PTA役員の方がとてもしっかりしており、会自体がスムーズに運営されていました。
天体望遠鏡を実際に使って児童に見せる際にも役員の方がその都度接眼部の消毒を徹底されていました。
〇私が発表した星空の話はそもそもの演題「世界の星空」ではなく全般の話でした。事前のチェックができていませんでした。内容が「てんこ盛り」で前段で安部さんが話をされた星座とうまくつなげるシンプルな内容がよかったと思いました。あまり参加者が4年生であることを考えていなく、内容的に難しいところがありました。
一方的な話だけでなく、途中でクイズを入れてみんなで考えるスタイルは良かったと思いました。

柳楽(松江)



2022年7月23日(土) 米子星の会・松江星の会 佐摩合同観望会

今回は合同観望会の開催ということで、大山のふもと佐摩まで出かけました。
参加は米子星の会、塚田さん、古都さん 松江星の会 野波さん、伊藤でした。
はじめは雲が多くあきらめかけましたが、やがて晴れてきてドブソニアンを
使いかなり多くの対象を見ることができました。

 ・M4  球状星団 さそり座 はじめ見えず天気が好転して見え始めました。
 ・M5  球状星団 へび座 大きい、導入にやや苦労しました。
 ・M57 惑星状星雲 こと座 リング明らかでした簡単に導入できました
 ・M51 銀河 おおぐま座 非常に淡く感じました、米子方面の夜光のせい?
 ・アルビレオ 二重星 はくちょう座 色が美しかったです。
 ・M27 惑星状星雲 こぎつね座 かろうじて中央のくびれが分かりました。
 ・M22 球状星団 いて座 大きいが雲がかかって、ぼんやりしか見えませんでした。
 ・M7  散開星団 さそり座 雲のためぼんやりして美しさは半減でした。
 ・最後は土星 高度が低いため、黄色身が濃かったです、環もかろうじてわかる程度でした。
        ガリレオが初めてみた土星はこんなだったのではと話しをしました。
 ・M13は天頂付近で首が折れそうなのでパスしました。


皆さんと色々たのしい話もできました。
またぜひこんな機会をもうけて、星を見たいと思います。
皆さんご苦労さま、ありがとうございました。

伊藤(内中原)



昨夜は、よなご星の会の月例観望会(佐摩に集合)の日でした。
今回は松江からも参加していただき合同の会となりました。
参加者は松江から伊藤会長、野波さん。米子は古都さんと塚田。計4人でした。

大山町農業者トレーニングセンターの広い駐車場に20時少し前に到着すると、すでに伊藤会長と野波さんが空を見上げていました。
少しすると雲間からスピカやアルクトゥルスが見え始め、南の空に大きなさそり座が見えるようになりました。
やがて古都さんも到着して、雲が多い空を見上げながら、それでもとIOPTRON社製の赤道儀のセットが始まりました。
そのすぐそばに伊藤会長の口径30cmドブソニアン反射望遠鏡が組みあがるころには、雲の切れ間に ”たくさんの星がいっぱい” 輝き出しました。
さあ、1週間前の勉強会の電子観望実地編の始まりです!
・・・・・・・・nnNN? アレれ??
ここで古都さんに「とあるハプニング」が発生!!!
ということで電子観望は延期。そんな訳で久しぶりの大口径30cmで、M4、M57、M5、M27、M51、アルビレオ等々。
最後のトリは東南東の低空に姿を見せた土星を覗いて、約1時間ワイワイガヤガヤとにぎやかな星空遊泳を堪能して、終わりました。

塚田(米子)



昨晩は、よなご星の会の定例観望会の地「佐摩の駐車場」にお集まりいただき、ありがとうございました。
松江から2人、米子から2人の4人での観望会でした。
雲は少なくなかったですが、とても透明度の高い空になりました。

電視観望担当の古都が肝心のカメラを忘れる大失態。
それでも伊藤さんの30cmドブソニアンのおかげで沢山の天体を楽しむことができました。
塚田さんと伊藤さんのコンビで次々とメシエ天体を導入。
さすがの二人です。

「佐摩の駐車場」は広いアスファルトの駐車場にトイレ付き。
長時間滞在にはうってつけの場所です。
米子組、次回は松江の定例観望会に合流しようと思います。

古都(米子)



塚田さん、古都さん、伊藤さん、お疲れ様でした。集合場所にたどり着いたときには雲は多いし、ときにはパラパラと小雨が降ってきて解散かと思っていましたが、暗くなるにつれ、天ノ川まで見えるような空になりました。メシエマラソンではないけれど伊藤さんがリクエストを次々導入して見せてくれました。 次の合同観望会が楽しみです。

野波(東本町)




2022年7月16日(土) (仮)第1回星空勉強会

「松江星の会」&「よなご星の会」は「いまどきの電視観望」と題して初の星空勉強会を2022年7月16日(土)に八束公民館で実施しました。

参加者は星の会や個人で活動されている方々含めて17名。発表者は「松江星の会・よなご星の会」に所属している古都浩朗さん。

最近新たなスタイルで注目を集めている「電視観望」に焦点をあてて、使っている機材や実際に「北アメリカ星雲とペリカン星雲」を撮影し処理している様子を紹介してもらいました。

「北アメリカ星雲とペリカン星雲」 (松江星の会 ブログ広場・星月夜 5/29の記事)
https://hiroba-hoshizukuyo3.blogspot.com/2022/05/blog-post_29.html

特にASIAIRでの簡単なハード接続、極軸合わせや露出・ピントの自動化、更にはライブスタックによる素早いノイズ軽減処理により、淡い星雲を速く美しく観望できるようになったと紹介がありました。これらの技術に対して参加者から多くの質問や意見があり、関心の高さが伺えました。

勉強会の後には個別に活動している各星の会や個人の方々と意見交換ができ、交流が深まりました。

今後とも勉強会を通じて各会の交流や会員のレベルアップにつなげていきたいと考えています。

(記)松江星の会 柳樂昌宏


 (撮影)柳楽

☆ ☆ 


1.名称
  (仮)第1回星空勉強会
2.目的
   天文ファンが取り組んでいる事例を通して、星空への興味を広げる。
   天文ファンが交流できる場とする。
3.開催日時
  2022年(令和4年)7月16日(土)19時30分 ~ 21時30分
4.開催地
   八束公民館(島根県松江市八束町波入)2階会議室
5.参加費
   200円
6.スケジュール   進行(安部)、記録(柳楽)
   19時15分~ 受付(野波・秋山)
   19時30分  開会あいさつ(松江星の会 伊藤会長)
   19時40分~ 事例発表(座長 塚田)
         「いまどきの電視観望」(松江星の会・よなご星の会 古都浩朗)
   20時55分  記念撮影(柳楽)
   21時05分~ 参加者紹介・意見交換(安部)
   21時30分  閉会のあいさつ(よなご星の会 塚田会長)
7 主管
   松江星の会・よなご星の会
8 参加者(五十音順)
   秋山玲名、阿部紳一郎、安部裕史、井田裕康、伊藤隆之
   小川敦司、小泉龍真、古藤浩夫、佐藤正紀、田中英潤
   塚田慎介、柳楽昌宏、野波恵子、広江 透、古都浩朗
   古川寛子、森山清史


(記)安部



2022年7月2日(土) 撮影地めぐりの星空ドライブ(忌部高原・山王寺)

天気予報では梅雨明けの星空も今夜まで。今夜は一台の車で星空撮影のロケハンとなりました。
今夜確認したのは4つの候補地。それぞれ①南②南南東③西④東南東が開けています。
忌部では松江市街の夜景が見える場所やトイレも確認。

今夜は佐藤(伸二)さん、野波さん、安部の3人でした。
帰りの車の中で佐藤さんとフィルム時代のお話。現像や引き延ばしなど手間がかかった時代の話です。
昔の苦労を思い出し、ちょっとワクワクしました。

いよいよ本当の梅雨入りかも?梅雨の晴れ間、月の出が遅くなったらまた出かけたいです。

 撮影中は動かないでとお願いするのですが、息も止めておられたようです。どうりでブレが少ないです。

安部(八束)


   
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