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Sun‐in星の集い
新天体発見


第34回Sun-in星の集い2019

    in 松江市島根町

2019年10月26日(土)

島根総合公園運動広場・野球場




ギョウ座(の散開星団?球状星団?)     

機材紹介@

機材紹介A

機材紹介B

機材紹介C

機材紹介D

機材紹介E

機材紹介F

久しぶりに星空観望会に徹した企画になりました。
2009年に山佐ダムで開催したとき以来になります。

島根大学天文部からたくさんの方の参加がありました。
今年もたくさんの新入部員が入られたとのこと。
これからの交流も楽しみです。

愛機の紹介も良かったです。
これをきっかけに、みなさんの会話も弾みました。

参加者は38名。
曇り空で星を見ることはできませんでしたが、楽しい夜になりました。

【機材紹介F】
笠井トレーディングCAPRI-80ED+タカハシEM1S+ビクセンSGX-AL130
最近の星空観察会ではこの組み合わせが一番活躍してくれています。

鏡筒CAPRI-80EDはD=80mm f=560mm(F7)。
接眼レンズなどの小物もいっしょに収納できる専用ケースもあってお手軽です。

赤道儀EM1Sは20年以上も前に作られたものです。
モータードライブは乾電池BOXをつなげばすぐに使えます。
微動は赤経赤緯ともに手動があり、天体望遠鏡を自分の身体の一部のように動かしている感覚です。

三脚はビクセン製ですが、コスモ工房の架台アダプターを利用してタカハシの赤道儀を載せています。
このような部品があることで、いろいろなメーカーの良さを組み合わせて天体望遠鏡を組み立てることができます。
とても助かっています。

安部(八束)


          


参加していただいた島根大学天文部の皆さんから、たくさんの感想をいただきました。ありがとうございました。

→ 島根大学天文部より(PDF)


          


残念な天気でしたが、参加者は多く、若者も多く、ベテランも多く自慢の望遠鏡も展示されて、何より酒も飲まないで星や望遠鏡談義がそこかしこで繰り広げられて、まさしく星の集いでした。
アストロ餃子と銀河おにぎりがおいしかったなぁ。
今度は、快星の時に是非。


<開会>
<機材紹介>

機材紹介E

機材紹介E

機材紹介D

機材紹介C

機材紹介B

機材紹介A

機材紹介F

機材紹介@
<機材を囲んで>
<閉会>
<アストロ餃子>

長谷川(うぐいす台)


          


おいしい餃子、おむすび 野波さん、長谷川さん ありがとうございました。

佐藤(西川津)


        


あいにくの曇り空で星は見えませんでしたが、望遠鏡の説明をしていると案外乗って、しゃべりまくってしまいました。
大学の天文部にこれだけの人数が集まるとは驚きであり、また喜びです。みんな熱心で良いことです。
餃子、おにぎりおいしかったです。(ビールがあれば最高)おっといけません。調理をされた方ご苦労様でした。

伊藤(内中原)


        


あいにくの曇り空で、星を見ることはできませんでしたが、大勢の星好きが集まりました。
島大生の中には、都会から山陰に来ている学生さんもいて、熱心に松江近辺の星見スポットを聞いていました。
山陰にいる間に是非、綺麗な星空を見て貰いたいと思います。

餃子スタッフの長谷川さん野波さん、お役目ご苦労様でした。
皆さん自慢の機材紹介も勉強になりました。

【機材紹介E】
タカハシε-130D + VixenSXP赤道儀
ε-130Dは口径130mm、焦点距離430mm F3.3の写真撮影に特化した反射望遠鏡です。
赤道儀は松江市役所にあるのと同じVixenSXPです。

星のつどいでは「電視観望」の紹介と実演を予定していました。
電視観望は望遠鏡を覗くのでは無くカメラを通してモニタ画面で観望をします。
これには賛否両論ありますがメリットだけ紹介します。
高感度のカメラを使うと、肉眼では見ることのできない暗い天体や、鮮やかな色の星雲をリアルタイムで見ることができます。
接眼レンズを覗くことが苦手な小さな子供でもモニタなら楽に見られます。

ASIAIR
電視観望を可能にする機材としてASIAIRを使いました。
これは赤道儀の制御やカメラの撮影や表示を一手に引き受けてくれる小さなコンピュータです。
操作はWiFiで接続したタブレット(iPadやAndroid)ですべてできます。
タブレットから見たい天体をリストから選ぶと、望遠鏡を天体に向けてくれます。
更に凄いのはこの後です。
望遠鏡停止後にカメラで1枚撮影します。
そこに写っている恒星を星図とマッチングして正しい位置に再移動してくれます。
電視観望で次々と天体を導入するときにとても重宝します。
ベテランの皆さんと違い、知識も経験も乏しいので最先端技術に頼りきりです。

天体写真撮影も、このASIAIRでできます。
PCは要らなくなりました。
他にも機能がたくさんあります。
・オートガイド(PHD2内蔵)※ガイド用のカメラは必要。
・デジカメ対応(EOSとNikon)
・ZWO社製カメラ対応 ※ASIAIRの製造元なので。
・モノクロカメラ用のフィルタホイール対応。
・冷却カメラの温度制御。
・ZWO社製電動フォーカサ対応。
・ピント合わせの支援(フォーカシングのグラフ表示)
・撮影用カメラを使った極軸合わせ支援機能あり。

私はASIAIRをVixenSXP赤道儀に組み込んでいます。
配線も最小限で済み、セッティングも早いです。

写真はM42を撮影中のタブレット画面です。
ASIAIRの電視観望は、ネイチャーショップKYOEI東京店さんの星ブログでも紹介されています。
http://kyoei-tokyo-astrodivision.hatenablog.jp

電源器
野外で赤道儀をモータで動かしたり、PCやヒータを使ったりすると電源が必須になります。
私が使っているのは結構容量の大きなリチウムイオン電池です。
400Whの容量があります。
12Vの鉛バッテリで換算すると33.3Ahになります。(重さを想像してみてください)
出力は12V/10A、5V/3.5Aが4個、AC100が2個(合計300W)
一晩中でも余裕です。
災害時にも役立ちます。

古都(米子)


 → 後日(2019.10.31)のテスト撮影画像

          


ギョウ座もおにぎりもとてもおいしかったです。外で食べると格別です。
肝心の星はおあずけになりましたが、代わりに望遠鏡を楽しめました。
たまには、飲み会なしの星の集いもいいですね。

【機材紹介A】
今回持参したのはSkyWatcher社のドブソニアン反射望遠鏡DOB10です。
口径254mm、焦点距離1200mm、重量は鏡筒15kg、架台12kgです。
鏡筒が伸縮するので、持ち運び時は口径の割にコンパクトなのが特徴です。
星雲・星団や惑星観察の威力はもちろん、好シーイング時の月面観望は息を呑む迫力があります。
架台はシンプルな構造で、とてもスムーズに動きます。

2016年の火星接近(中接近)時のキャンペーンで本体を約7万円(税込)で購入しました。
5月に注文した後、製造国中国でのG20サミット開催の影響で納期が大幅に遅れ、届いた9月には火星観測好期を逸していました。
公害のひどい中国は、サミット開催のため製造業の操業制限をしたためと説明がありました。

私の歳では、望遠鏡出し入れは結構な力仕事です。体力尽きたらお譲りしますので、予定しておいて下さい。


製品紹介ページ
http://www.kyoei-tokyo.jp/shopdetail/106002000001/106/002/X/page1/order/

こちらは、同型の自動導入タイプ(価格は約2倍になります)
http://www.kyoei-tokyo.jp/shopdetail/000000008103/106/001/X/page1/order/

金津(石橋)




   
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